ここはニューヨークのグランド・セントラル。
あるホテルを探しにここにやってきました。
この近くには有名な「グランド・ハイアット・ニューヨーク」がありますし、日系の「THE KITANO」なんてこじんまりした高級ホテルもあります。
僕は宿泊代金の高いニューヨークでは、どうしてもエクストラ・ベネフィットのある自分がメンバーになっているホテルからホテル選びをしてしまっていますが、僕のどこかでは「値段がそこそこで良質なホテル」というのをいつも探し続けています。
ニューヨークにもいくつかその候補はあって、そのうちの一つが「DYLAN HOTEL」というパーク・アヴェニューとマディソン・アヴェニューの間の41丁目、つまりグランド・セントラル駅から歩いて数分のところにあるホテルなのです。
石作りの外観、もしかすると古いビルのリストアかもしれません。
う~~ん、でも良い感じです。
こじんまりしたロビーも上品かつエレガント。
それでいて随所にコンテンポラリーなデザインも入れていて・・・期待できるホテルです。
ちなみにここ、スペイン系資本のホテルです。
レセプションにいた若い男性(超ファッショナブルでモデル並の容貌ですが、しぐさが明らかにゲイ、メジャーなチェインのホテルでは雇わないかも・・・)が、ショウ・ルームをしてくれました。
ただこの時間、部屋はほとんど満室に近く、見せられるのはメイク・アップ中の部屋だけとのこと。
実際にメイドが清掃中の部屋をいくつか見させてもらいましたが、こじんまりしているものの天井は高く、どこもなかなかエレガントさとコンテンポラリーさの同居した素敵な部屋達でした。
写真を撮って良いか聞くと、「清掃中だからNO」と。
で、彼から僕のアドレスに送ってもらったホテルのプロモ用の写真がこれら。
まずこれは僕も見せてもらった部屋です。
ジュニア・スイートというカテゴリーで、実勢レートで300ドル++くらい。
意外に安い値段、近くのグランド・ハイアットのあの狭く古い部屋(笑)だって、そのくらいします。
これはスイートのようですね。
さすがスペイン系のホテルらしいインテリアじゃないですか?
こういうデザイン系のホテルは、何かトラブルが起こった時の対処などどうしても不安定な要素もありますが、次回もしニューヨークにまた来れることがあれば、このくらいのホテルは充分考慮に入れて良いような気がしました。
ただ騒音の少なそうなハイ・フロア予約は必須でしょう。
あと「trip advisor」などのクチコミによると、水周りなどスタイリッシュすぎて故障が多いとか、スタッフの質のばらつきなどにも要注意とありました。
で、このホテルを探してここまで来たのは、ただ単にこのホテルのショウ・ルームをするだけではないのです。
ここのフロント奥にあるレストラン(正式なエントランスは別にあるのですが・・・)、ここで今回のニューヨーク・ステイでは唯一のB級で「ない」食事(笑)をするため、と言うのが「より」大きい理由なのです。
そのレストランとは?
日本では知名度は低いですが、ブルックリンの某有名ステーキ・レストランのシェフが独立して作った「ベンジャミンズ・ステーキハウス」のことです。
この店、僕の絶対のお勧めレストランなんです。
詳しくは明日。