2泊4日のニューヨーク (23) 「BENJAMIN STEAKHOUSE」のステーキ

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今回のニューヨーク旅行のテーマはB級グルメ?
でも1回くらいは「ちゃんとした」アメリカ料理も食べておきたいですよね。
そこでステーキです。
ま、アメリカと言えばステーキ・・・って連想は、もうかなり古いですが・・・(笑)

僕が2泊目に泊まったホテルはロワー・マンハッタンの「ミレニアム・ヒルトン」。
そこからブルックリンはすぐそこ。
前回のブルックリン探訪では、DUMBO地区の「グリマルディズ」(Grimaldi’s)でピザを食べました。
今回はニューヨークでステーキと言えばまずここの、ブルックリンの「ピーター・ルーガー」(Peter Luger Steak House)にトライしようとしたのですが、予約の段階でアウト。
その日(金曜日夜)は予約で完全に一杯だ、と言うのです。
じゃ、どうしよう・・・何食べよう・・・と「ミレニアム・ヒルトン」のコンシェルジェ(親切な人でした)と相談です。
いくつもの候補の後、僕が「確かピーター・ルーガーのシェフが独立して・・・」と言いかけると、
彼も
「あ、「ベンジャミン・ステーキハウス」(Benjamin Steakhouse)ですね。あそこはそれほど有名じゃありませんけど、味はピーター・ルーガーと同じ。それでいて値段はかなりリーズナブルなんですよ。お客様からも良いフィードバックをもらっています。」
と。
それじゃ、そこにしましょう。
あそこなら、僕がショウルームしてみたいと思っている「DYLAN HOTEL」と同じ建物の中にあるし・・・。
決めた!
すぐ予約してもらいました。
ここは夕方の始まりが早く、早い時間ならまだ予約が取れるというのです。
どんなステーキなんだろう・・・、期待に胸は膨らみ、口には涎(笑)です。

場所は昨日書いた「DYLAN HOTEL」と同じ場所。
専門のエントランスもありますし、ホテルの奥からも入れます。
店内は2階建て、薄暗く、かなりオーソドックスなスタイルの古い感じのステーキハウスの雰囲気です。
客層は全体にスマート・カジュアル系、写真中央の家族連れの子供さんなど相当しつけられてる感じ、「良い家庭」って雰囲気がこっちまで伝わってきそうです。
あとは、ちょっとハレの日のやや着飾り系のカップルとか・・・。
ウェイターたちも親切。
飲み物の注文の後、まずはアペタイザーとしてオニオン・グラタン・スープを。

これ、アメリカのステーキ・ハウスのメニューにはたいてい置いてありますよね。
ま、不味くはないのですが、日本の最高級洋食屋のコクはありません。
塩分は強めです。
で、今度はメインのステーキ。
もちろんアメリカ農務省お墨付き最高級グレード「USDA PRIME」の、ホルモン剤や抗生物質を一切使用していない100%ナチュラル肥料で育てたビーフを使用している記載があります。
さぁ、どこの肉にしよう・・・日本じゃこういう時たいていフィレを選んじゃいますが、ここはアメリカ、ちょっと油身は多いですがリブアイにしてみました。

大きさはたぶん14オンス。
1ポンドが16オンスですから400グラムはあることになります。
日本ではステーキは100グラムとか150グラムでオーダーすることが多いですから、段違いの大きさ・重さです。
とてもサイド・オーダーなど頼めません。
ウェイターは「本当にサイドは要らないのですか?」と聞いてくれますが、頼まなくて良かったぁ(笑)。
「皿は熱いですから気をつけてください」とウェイターが運んできたこの皿、ドカ~~~ンとした大迫力のステーキです。
厚さも2センチ弱はあります。
ミディアム・レアで頼んだステーキは一見ウェルダン過ぎ?
シンプルに塩のみで味付けられた(胡椒の味は全くしません)リブアイの外側は強火でうま味を閉じ込めてあるのでしょう。
中は好み通りのきれいなピンク色のミディアム・レアの焼き加減。
絶対塩だけで焼かれているはずなのに、何という香り、何というジューシーさ、肉も肉汁も最高の美味しさです。
これがステーキなのでしょう(笑)。
きっと、そうです(笑)。
日本で食べるステーキとは別の料理のようです。
肉食人種だけが出せる味かもしれません(笑)。
もう僕のお腹ははちきれそう・・・デザートどころかコーヒーすら入りませんでした。
これでスープが$9.95ドル、リブアイが$40.95です。
これは相当安い値段だと思いますよ、この量、この味ですから。
「ピーター・ルーガー」もきっと素晴らしいのでしょうが、ブルックリンまで行かなくても、グランド・セントラル周辺というマンハッタンど真ん中の、「ピーター・ルーガー」の元シェフによる「ベンジャミン・ステーキハウス」、絶対のお勧めです。

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