56時間の香港・マカオ (1) 羽田から香港へ

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今回の香港・マカオ旅行には、JALの正規割引チケット(JAL悟空)を使いました。
チケット代は39400円、燃油サーチャージはまだ高く15000円ちょっとで、計54900円。
4月以降なら燃油サーチャージは大幅に下がるでしょうが、JALの香港線は実勢割引価格がずいぶん上がります。
一番安く香港に行くにはいつが良いのか、僕のような貧乏トラベラーには頭の痛いところです。
ステイタスによるボーナス・マイルが付かないことを考えると、いくら燃油サーチャージが安くても、キャセイパシフィック(CX)というチョイスには現実味がありません。
もちろん数日前に報告したようなマイレージの付かない特典チケットのようなものは、CXの方が香港は便利だし、お得です。
ちなみにこの香港往復フライトで得られるマイル数は、香港までの区間マイルは片道1823マイル、格安航空券なのでその70%が獲得マイルになりますから、計算すると1276マイル。
この他にもステイタスによるボーナス・マイルやツアー・プレミアムのボーナス・マイルなども付くので総計片道で4352マイルがいただけます。
往復では何と8704マイル、フライオン・ポイントも香港線を含む中国線は1.5倍換算ですから往復で3828フライオン・ポイントもいただけます。
4万円弱のチケットなのに・・・。

もちろん最近の香港は羽田から。
出発時間もこのJAL8739便は午後8時半と仕事が終わってから行けるので、僕にとってはメチャクチャ便利、個人的にとてもありがたい便なのです。
もともと小さい羽田の国際線ターミナル、この時間はもう香港行きのチェックインをする人たちだけで、人影も少ない状態です。
ラウンジの券もいただけるのでイミグレの後、ラウンジに寄ると、そこはうってかわって満員状態。
でも、大韓航空とJALのコードシェア便のソウル・金浦行きのファイナル・コールがかかるとラウンジは一挙に空席だらけ。
残った人たちのほとんどはスーツ姿の出張風サラり-マン。
羽田・香港線はこんなにもビジネス路線だったのでしょうか?
観光客の多い路線に特有の高揚感の感じられないフライトでした。
(前回の同機利用時は、香港からの観光客で満員、ものすごい賑やかさでしたが・・・)

機材は777-200ER、機内はかなり空席が目立ち、残念ながらこれではアップグレードはなし。
それでも45番という非常口前の席をGET出来たので、足元はこんなに広く、目線的にはこんな感じです。

ここは前はとにかく広いのですが、シートTVが椅子に内蔵されているので、若干席は狭いです。
だから、お隣が空席じゃない時の45番は僕は嫌いです。
この日は隣は空席、もう一つ向こうは出されたコーラなども何度も何度も角度を変えて写真撮影している、僕と同じ匂いの(笑)男性でした。
映画は「ホームレス中学生」(笑)。
馬鹿にして見ていたのですが、壷を得た映画作りで、時々目頭に熱いものが・・・実験的な映画よりずっと良かったです。
機内食は、JALのHPによると、シーフード・レモンパプリカソース(ロール&バター付)又は鶏の直火焼き丼、シーフードのマリネ、魚のダンプリング 柚子風味野菜添え、フレッシュサラダ・イタリアンドレッシング、アップルミルクゼリー、コーヒー、紅茶、緑茶となっていましたが、実際にはこれ。

予告とは違いました。
最近のJALのエコノミーではメニューは配られないので(それでも2種類から選べます)、正確な料理名は覚えていません。
カレー風味だったような・・・(おぼろげ)。
香港までは4時間弱、映画を見て一眠りするともうすぐです。
で、この香港行きの夜便を個人旅行で使う時の一番の問題点は、香港に着いてからの空港→ホテルへの移動と両替の問題です。
深夜バスも走っていますがなにしろ本数が少なく時間が読めない、タクシーはいくら香港ドルが安くなってもまだ相当高い、出来れば(下の写真の)エアポート・エクスプレスを使いたいところです。

エアポート・エクスプレスの最終は確か0時48分。
過去2回の僕のこのJAL8739便の記憶では、前回は最終の3本前(12分毎の出発です)に余裕で間に合いましたが、今回は1本前にやや「飛び乗り」状態でした。
香港の空港はとても広いですが、この時間の到着便はもうかなり少なく、イミグレもすぐに通れます。
手荷物だけでしたら、その日の到着時間にもよりますが、充分エアポート・エクスプレスの終電には間に合うような気がします。
両替も香港は両替に手数料がかかりますから、ATMの利用がスピーディーで良いでしょう。
ただこれも慣れていないと、時間がかかるかもしれません・・・手持ちの香港ドルが小額でも手元にあればそれが一番です。
空港駅では改札が無いので、急いでいる時はチケットを買わないで飛び乗ってください。
降車駅での清算がカードでも可能です。
九龍までは片道90ドル、香港島までは100ドルです。
3日間のMTR乗り放題が付いたパッケージのトラベル・パスなどは時間がかかっても窓口だけの販売です。
(ややこしいですが香港はMTR, バンコクやシンガポールはMRTです)
この日の僕の場合、0時5分ランディング、0時25分イミグレ、0時36分エアポート・エクスプレス、1時ジャストに香港島駅到着後すぐにタクシー、1時15分ホテル到着、1時20分入浴開始(笑)・・・と、超スピーディーな運びでした。
慣れてくると深夜の香港到着は、かえって便利かもしれません。
で、ホテルは「グランドハイアット香港」。
去年からのハイアットのプロモーション「ファースタ
ー・フリー・ナイツ」でもらった無料宿泊権利での無料宿泊です。
香港のようなホテルの値段の高い街は、無料券行使がベストです。
なお、いま香港で使ったクレジット・カードのサマリーをオンラインで見てみましたが、この時期は1香港ドルが日本円にして11.8円位で計算されていました。
香港ドル(=マカオ・パタカ)も随分安くなりましたね。

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