５６時間の香港・マカオ　（２）　グランドハイアット香港

倹約倹約のshackinbabyですから（笑）、香港のようなホテル料金の高い街での宿泊は当然特典券あるいは無料券の使えるところを探します（笑）。
で、今回はハイアットのプロモーション「ファースター・フリー・ナイツ」（２滞在すると１泊無料）でいただいた無料宿泊権利を使っての「グランド・ハイアット香港」への無料宿泊です。
これは翌朝撮ったロビーの写真、まさに「グランド」って感じですね。
同じアジアで言えば台湾のグランド・ハイアットに、更に言えばソウルのグランド・ハイアットにも共通するデザイン・センスです。
最近ではこういう「グランド」感のあるホテルのロビーはすっかり作られなくなってしまいましたね。
もう時代遅れ？
最近ではコンテンポラリーなシャープさのあるロビーばかりです。
でも、僕は嫌いじゃないですよ、こういうのって。
いかにもハレの日の舞台って感じがするじゃないですか。
さて、到着は深夜の１時過ぎ。
もちろん予約には「after midnight arrival」とか「late check-in」の一言も入れてあります。
ハイアットでは上級会員ではない僕、当然無料で提供される部屋はハーバー・ビューではありません。
明日はもうマカオに行ってしまうのだから隣のビル・ビューでも良いか・・・とも考えたのですが、明日の香港の天気予報は「sunny」と。
それならハーバー・ビューの部屋のほうが寝起きのカーテンを開けたときの開放感が違うはず・・・思い切ってavailabilityを聞いてみます。
するとレセプションの女性、ＰＣをカシャカシャして、４００香港ドルでハーバービュー・ルームにアップグレード可能とのこと。
やった～！聞いてみるもんだ。
１０％の税金がついて計４４０ドル、日本円にして４８００円くらい。
え～～い、贅沢しちゃえ・・・と、アップグレードを申し込みます。
彼女曰く
「２つのオプションがありまして、１つはキングベッド１台の部屋で、香港コンヴェンション・センター方向の部屋。
もう１つはベッド２台の部屋でＩＦＣビルが見える方向です」
と。
でも、僕は知ってるもんねぇ（笑）、香港コンヴェンション・センターは今工事中なはず。
彼女
「良くご存知ですね。
私もベッドは２台ですが、ＩＦＣビルのほうのお部屋をお勧めします」
と。
以上のようなやり取りで、無料のビル・ビューの部屋が、多少の追加料金で高層階のハーバー・ビューの部屋となりました。
今日は部屋が空いていたのかな？
それでもレセプショニストに恵まれた？
参考までに、このホテルのフロア・プランはこんな感じです。

で、アサインされた部屋。
カーテン（電動ではありません）をあけてもほぼ真っ暗。
ビルの明かりがチラホラ程度。
でも、明日の朝が楽しみですぅ。
（実はそれはとんでもないことになるのですが、それはまた後日・・・）

部屋は数年前にリニューアルされていて、出来た当初の黒・金・マーブルを多用した、つまりロビーと同じようなデザイン・センスの客室から、今風に変わっています。
ハイアットらしさが随所に出た部屋ですが、元々やや狭めの部屋を質感のあまり高くない白木で厚化粧した感じは否めなくて、あまり好きなハイアットではありません。
もちろんこの辺にぬかりはありません。
デザインもまさにハイアット・タッチです。
コップ類などの質はホテルとしては最高のものが使われていました。
巨大なポットも隠されています。
ドアのすぐ脇のスペースにドライヤーとミラー。
苦労して作ったと思う狭いクローゼットは、ハンガーが通常と逆で、僕には使いにくかったです。
部屋は４０ヘーベーに足らないくらいの広さでした。