タクシーでまたマカオ半島まで戻ってきました。
そしてここも世界遺産の一つ「媽閣廟」でおろしてもらいます。
1時間にも及ぶ運転手さんとのマカオ縦断往復ドライブは、値段にして160パタカ(2000円弱くらい)でした。
運転手はエッグタルトの後、ずっと機嫌が良く、僕が降りるとまたも「サンキューベリマッチ、バイバイ」と言ってくれました。
エッグタルト効果(笑)?
マカオでは、ここのように場所表記は漢字とポルトガル語両方でなされています。
で、この媽閣廟は、中国南部や台湾などで広く信仰されている航海の女神「阿媽(アマ)」を祀ったマカオ最古の中国寺院なんです。
正門、中国式鳥居と、4つのお堂から成り、一つのお寺に異なる神々を祀っていることから、多様な信仰に支えられた中国文化の代表例とされています。
正門をくぐると、丘を登る階段に沿って、正殿、正覚禅林殿、弘仁殿、観音閣の4つのお堂が建っており、正殿、正覚禅林殿、弘仁殿には阿媽と道教の神が、一番上の観音閣は仏教の観音が祀られています。
正殿が建てられたのが1605年といわれ、現在の4つのお社の構成は1800年代に出来上がったものです。
「媽閣廟」は中国語で発音すると「マァコッミュウ」となることから、マカオの地名の起源とも言われています。
お寺の中はどこも赤色と金色で埋め尽くされています。
お線香も、日本人には見慣れぬ巨大なもの。
売店(?)では赤や金の色紙で出来たいろいろな形のものを売っています。
花だったり、家だったり・・・。
それを買って・・・
ここで燃やすようです。
あ、この巨大蚊取り線香のような(笑)線香も、日本にはありませんね。
海外ではベトナムでもシンガポールでも、もちろん香港でも中国各地でも良く見ますね。
石段を上がった上のほうからはこんな景色が・・・もちろん海峡の向こうは中国です。
さ、媽閣廟の見学は早めに切り上げて、ここから歩いて約10分の所にある僕の憧れのホテル「ポウサダ・デ・サンチャゴ」に向かいます。
僕が奥さんとマカオに来ていたら、たぶんここに泊まっていたでしょう。
値段も高くないんですよ、ここ。
明日にでもたっぷりお送りしますね。