ANAが日本のナショナルフラッグ・キャリアーに?

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航空ファンなら「座席キロ」(ASK、available seat kilometer)という言葉をお聞きになったことがあるでしょう。
運航した飛行機の座席数と飛行距離(キロメートル)をかけたもので、一般に事業規模の大きさを表す数値です。
この4月の国際線ではJALが前月比3%減の約38億座席キロだったのに対し、ANAが同10.6%増の約41億座席キロとなり、ついに首位が入れ替わったとのことです。
JALはかつて、確か2005年だったか2006年頃に約90億座席キロ辺りまで行ったはずですが、2010年の会社更生法適応後は大きくその数字を減らし、この4月からのANAの羽田空港国際線傾斜配分もあり、今回の結果となったようです。
一般にはこれをもって「ナショナルフラッグ・キャリアーが変わった」ということになるんでしょう。
JALユーザーの僕には本当に寂しいことですが、JALも限られた路線の中、4月は前年同月と比較してASK、RPK(有償旅客キロ)、L/F(ロードファクター)ともに上昇、特にL/Fは70.9%という素晴らしい数字を出しているので、堅実な経営で嬉しい限りです。
もっと一杯JALに乗ってあげなくちゃ(笑)。

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