GWバンコク弾丸 (11) 「ザ・スコータイ・バンコク」

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僕の今回のバンコク旅行は2泊3日、1泊目は中級ホテルの「ホテル・インディゴ・バンコク・ワイヤレスロード」に泊まりましたが、2泊目はやはり高級なところに・・・。
それも懐かしの「ザ・スコータイ・バンコク」(THE SUKHOTHAI BANGKOK)に、です。
「パークハイアット・バンコク」のオープン前ショールームの後、ホテルで荷物をピック、タクシーで向かいました。

     http://www.sukhothai.com/default-ja.html


タイ国最初の独立王朝「スコータイ」をイメージして作られたバンコク初といっても良いブティック系(?)ホテル(全210室)。
オープンは1991年で、出来た頃はそのハード・ソフトの素晴らしさに、何度も泊まりましたが、近年は館内のタイ・レストラン「セラドン」(CELADON)に来るくらいで・・・。

サトーン通りから緑の並木道を入って行くと現れる「ザ・スコータイ・バンコク」、リノベーションは何度か繰り返し、最新のリノベーションも2010年にしているはずですが、外見上は本当に昔のイメージのまま。
↑の写真右側が正面エントランスから本館、左側が別棟のプール棟で客室、プール、イタリアン・レストランがあります。
この5月このプール棟は更なるリノベーションに入り、改装後はラウンジ付きのエグゼクティブ棟に生まれ変わるんだそうです。
一層の高級路線に・・・ということのようです。

今ではもう周囲を高層ビルに囲まれてしまいましたが、広大な緑豊かな敷地の中に9階建て(といっても客室のあるのはほとんど低層棟です)の白亜のホテルがゆったりと佇んでいます。
ドアマンやベルも優秀、英語力も◎。
気分良くチェックイン出来ました。
ドアを開けて中に一歩入るや、おぉ、昔の記憶がよみがえってきました。
昔と全く同じ・・・と。

もちろん多少違っているところもあるのでしょうが、僕には「全く同じ」。
オープン当初のあのデザインが、あの雰囲気が、全く変わらずそこにありました。
これはすごいこと。

初期の「アマン・リゾーツ」などを手がけた建築家ケリー・ヒルによる実に美しい、タイ情緒に溢れ、それにコロニアルなムードもヨーロッパ風なエレガントさも加えた、このシンメトリー基本の設計は相変わらず圧巻で、来る者を魅了します。

この何とも言えないグリーンの色合い、タイのセラドン焼きからのインスピレーションでしょうか。
光と影も計算されている・・・。

エントランス入ってすぐ右にあるコンシェルジュ・デスク。
ややクールな対応が多いですが、やることは早く完璧でした、
必要なことはすべて書き出すかプリントアウトしてくれ、とてもタイのホテルとは思えない、香港のホテルのよう・・・。

レセプション・デスク。
座ってチェックインします。
ここも得てして男性の方が優しく、女性レセプショニストはクールな印象でした。

ホテル内に数多く立ち並ぶモニュメントや仏像、芸術品はまさにギャラリーのよう。
ここは通路を挟んで左右対象にあるロビーラウンジ。
週末のチョコレート・バフェはすごい人気で、そのチョコレートの品揃えは圧巻、僕もお腹さえ空いていれば・・・。

オールデイダイニング「コロネード」(COLONADE)からの景色。
朝食は絶対この景色の窓際席ですよね。
その昔ここのクロワッサンがパリ以上の出来と大評判になったことがありました。
1990年代半ばだったでしょうか、遠い昔のことです。
今でもこのホテルはレストランの質の良さで知られています。

小さなコートヤードには水が張られ、中にこんな像が・・・。
もう堪りませんね、こういうデザイン。

こういうおそらくスコータイ王朝のものもあちこちに・・・。

今回の僕の予約はホテルのウェブからで、レートプランはアドヴァンスパーチェス。
デラックススイート(deluxe suite)が素泊まりで1泊1室6800バーツ++、総額8003バーツ(日本円で約27500円)というもので、どういうわけかデラックススイートからガーデンスイート(garden suite)にアップグレードとなりました。
両者は広さこそ同じ76㎡ですが、価格が倍も違うのです。
このアップグレードは通常ないはず、ラッキー!というよりどうして?
本当に何時でもアップグレードって謎です、嬉しいけど。

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