GW香港・三亜旅行 (16) ドラゴン航空で香港から三亜へ

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僕の乗る「ドラゴン航空」KA650便は、521番ゲートから沖止めの飛行機にバスで移動です。
クラスは2クラス、僕はビジネス・クラスの利用、ちゃんと優先搭乗もありました。
「ドラゴン航空」は「キャセイパシフィック航空」系、「キャセイ」の飛んでいない中国本土の都市を中心に、日本を含むアジアなど30都市以上に飛んでいます。
機材はA320。
「三亜」(サンヤ)行きのこの飛行機の乗客のほとんどが言葉からしてロシア人、噂通り「三亜」は本当にロシア人に人気の旅行地のようです。
(事実、「三亜」市内の商店の多くが中国語とロシア語の併表記でした)
ドラゴン航空=港龍航空。
まあ、この漢字の感じ(笑)からすると正式には「香港ドラゴン航空」と言った方が良さそうかも・・・。
定刻の出発。

ビジネスクラスは前2列のみ、2-2の計8席。
実際の搭乗者は僕ともう一人のみ。
エコノミーは満員だそうですが・・・。

機内でのサービス振りや各種アナウンスなどは「キャセイパシフィック航空」を少しスマートじゃなくした感じ、でも英語でのアナウンスなどはしっかりしたもので、聞き取りやすかったです。
ウェルカム・ドリンクとお絞り、希望の新聞・・・。
ただオーディオ設備はありません。

「三亜」までの飛行時間は約1時間20分、時差は無し。
ビジネスクラスには機内食も出て、それもホットミールです。
(エコノミーはドリンク・オンリー?)

メインはスクランブル・エッグにソーセージという西洋式か、僕のように豚肉と野菜入りの伊府麺に点心という中華風か・・・。
それにフルーツや温めたペストリーという布陣。
僕はもうお腹いっぱいで、ちょっと手を付けたくらい。
麺の隣に置いてある「キャセイパシフィック航空」特製の辛い醤(辣椒醤、チリソース)は何かと重宝するので、それを言うと、気前の良いFA、ごっそり持ってきてくれました。
日本に帰ってから煮物、焼き物、味をピリッとさせたい時に付けまくっています。
御馳走様です<「ドラゴン航空」のFAさま。
そうこうしているうちに、飛行機はあっという間に降下体制。
中国最大の島「海南島」の上を通り、「三亜」の「三亜鳳凰国際空港」を目指します。
窓からはこの島の延々と続く白い砂浜の海岸線が見えています。
本当にきれいそうです。
「中国のハワイ」!
「海南島」の位置を確認しておきましょうか。
こんなところです。

もうほとんどベトナムの位置ですよね、ここ。
亜熱帯なはずです、こんな島ならば・・・。
午前11時、無事着陸。

周りには最近の中国らしい高層ビルもいくつか見え、でも空港自体はとてものんびりした発着もまばらな田舎の空港って感じです。
着いたのはもちろんその国際線ターミナル。

ロシア語一色といったバスでイミグレーション前まで移動。
2007年に出来たばかりのこの国際線ターミナル、木で組んである印象的なデザイン。
イミグレーションはいかめしくなく、時間もかからず、好印象なもの。
到着便がこの時間この便だけだったせいか、荷物もあまり待つことなくカルーセルに出てきました。
ただ外に出るや、むっとするような暑さ。
ハワイのそれとは違う湿気の多い暑さ、たぶん34度くらいはあったでしょう。
それにかなり露骨に客引きする白タクなどの胡散臭い連中。
あまり良い雰囲気ではありません。
この空港では旅慣れた方以外、特に女性の個人旅行者は、空港からの送迎はあらかじめ頼んでおいた方が良いかもしれません。
で、僕の場合・・・ここで小さな事件が起きました。
っても「小さなこと」なのですが、中国らしいような、また「らしくない」ような・・・。
詳細は次回に。

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