GW香港・三亜旅行 (5) キャセイパシフィック航空ファーストクラスの機内食

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羽田空港発のCX543便、水平飛行に入りベルト着用サインが消えると、食事前のドリンクの注文を聞かれます。

これはノン・アルコールの「オリエンタル・ブリーズ」というCXのシグネチャー・カクテル。
プラム、クランベリー、ローズウォーター、それに蜂蜜入りのドリンクで、「キャセイ・デライト」よりは美味しいと思いました。
浮かんでいるのは小さな薔薇の花です。
機内食は懐石スタイルの和食か西洋風かからの選択。
僕は後者にしてみました。
ここはテーブル・セッティングが独特で、体をこちらに向けて、カトラリーを一本づつテーブルに並べていきます。
すごくスタイリッシュなサーブの仕方です。
パンは初めから盛り合わせ。
一つはガーリック・トースト。
前菜は焼き帆立、海老、イカ、スモークサーモン。
どれも食感が良く、とても機内食とは思えないほど・・・。
次いでミネストローネ。

これは普通。
メインは、和牛の赤ワイン煮、ポークスペアリブの黒酢煮、ペンネパスタとエビのソテーの3種からのチョイス。
僕は前者に・・・。

和牛も柔らかく煮込まれていて標準以上の出来でしたが、付け合せのポテトや野菜のほうにより美味しさを感じてしまう僕は天邪鬼かもしれません。
チーズとフルーツ。

チーズを見せてもらって切ってもらう形ではなく、最初から盛り合わせ。
デザートは平凡。
チョコレートアイスクリームにバニラソースがかかっている・・・それにしてもこんなにアイスクリーム食うか?(笑)、量、多過ぎ。
CXのデザートって昔からアイスクリーム系ってイメージはありますけど、これは本当に平凡過ぎるなぁ。
僕が生まれて初めて乗ったファーストクラスは大昔のCXですが、その時のデザートもアイククリームケーキを切り分ける形だったような記憶。
最後にコーヒーと一緒にプラリネが出ますが、プラリネもあまり上質なものではありませんでした。

食事の後は席をフラットにしてお休みタイム。
ベッドパッドを敷くとか、掛布団を持ってくるなどのターンダウン・サービスは無し。
自分で好きなようにやります。
FAも食事を出し終えると「仕事終わり~」モードが濃くなってきます。
最後にトイレの写真。

窓が2つもついたトイレが全9席に対して2箇所も付いています。
この日の香港までの実質飛行時間は約4時間、1時間ちょっともまどろむともうキャプテンの「降下体制に入る」のアナウンスです。
香港はあっという間。
もう少しこのフルフラットのシートにいたかった(笑)。
結論的にCXのファースト、FAは日系ほどのべたべた感はないものの、親切丁寧、出来る人ばかりでした。
サービスも長距離線ではないのでアメニティキットなど端折れるものは端折り、食事後はキャビンの見回りも少なく、過度な「見張られ」感がなく、これはこれでちょうど良いのかもしれません。
食事は以前なら「CXは美味しい」が定説だったと思うのですが、今回はちょっと・・・。
日系その他のレベルが上がっているのか、CXが質と手間を落としているのか・・・です。

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