僕が乗ったJAL10便はシカゴ・オヘア空港に、ほぼ定時の現地時間朝9時(日本との時差は14時間)に、無事到着です。
11時間半という長きにわたってお世話していただいたクルーともお別れ、「またシカゴ線かロンドン線でお会いしましょう」と声かけあって・・・。
シカゴは快晴、気温は摂氏23度・・・これは気持ち良い滞在になりそうな予感です。
いつもの慣れた「ターミナル5」をイミグレーションへ・・・。
途中に置いてあるこんなベンチからして、僕のシカゴ気分を実に高めてくれます。
イミグレはこの時間「ターミナル5」に着く便がほとんどないので空いていてすぐに通過、荷物は最初の方に出てくるとは思うものの、出てくるまでの時間の何と長く感じること。
(実際には20分弱くらい?)
外に出ると本当にさわやか~~!
蒸し暑い日本から来たので、この湿気のない涼しさも含んだ澄んだ空気は一体何じゃい!という感じです。
夏のシカゴは好きだなぁ、僕。
空港からダウンタウンまではいろいろな行き方がありますが、時間のない大人の旅行者は迷わずタクシー利用でしょう。
円高だし迷うことはありません。
荷物だってあるし、最初から疲れることはありません。
しかもタクシー・スタンドには客は誰もいず、すぐに乗車可能。
配車用のトランシーバーを持った空港職員のような人が、何かにアシストしてくれます。
僕が乗ったタクシーの運転手はパキスタン人、とてもフレンドリーな人で、ホテルまでしゃべりっぱなし。
僕は英語のトレーニングにもなるし、今晩行きたいローカルな場所についての情報も・・・。
道は空いていて僕が泊まる「コンラッド・シカゴ」(Conrad Chicago)まで、何と20分かかりません。
値段はUS$33(プラスUS$3、空港使用料?)、チップ込みでUS$40(日本円で約3100円)渡しました。
シカゴの「コンラッド」は「マグニフィセントマイル」地区でも南の方、シカゴ川までわずか2ブロック、「ウォータータワー」までも6ブロックと観光には絶好の位置にあります。
建物的にはデパートの「ノードストローム」とも繋がっていて、万が一の冬の吹雪の日なども快適に過ごせるホテルです。
周りもこの辺はホテルだらけで、「インターコンチネンタル」、「マリオット」、「ヒルトンガーデンイン」、「ローズウッド」、「ホームウッドスイーツ」・・・まだまだたくさんあります。
「コンラッド」は車寄せから、まずは上の写真のエレベーターで「ホテル・ロビー」という階まで上がります。
小さなショップもあるこのフロアは建物の5階。
エレガントで上品な感じのロビーが広がっています。
時間は朝の10時、果たしてこの時間でチェックイン可能でしょうか?
今回のシカゴでのホテル選びのポイントは、このアーリー・チェックインが出来そうかどうかでした。
となると、僕が最上級会員であるヒルトン系列が最有力、それも上位のホテル・ブランドの方がゲストのリクエストをかなえるべく努力してくれるのでは・・・いろいろ考えて、この「コンラッドシカゴ」という結論になったのです。
もちろん最上級会員であってもこうしたアーリー・チェックインは確約ではなく、その時の状況次第なのですが、運良くこの日はこの時間にチェックインOK。
本当にラッキー!でした。
部屋へのアテンドはなく、自分でこの「ザ・テラスバー」の前を通り、奥の「ザ・テラスレストラン」の手前を左に折れ、客室行きのエレベーターに乗ります。
アメリカのホテルにしてはエレベーター・ホールもエレガントな作り。
客室は6階から17階までの311室、当然13階はありません。
レセプションのオニーさんは「良い部屋ですよ」と言っていたけど、ドアを開けると・・・
アップグレード、来た~~~!(笑)
本当に良い部屋だったぁ~~~!
スイートじゃん、これの部屋。
僕のオリジナルの予約は朝食付きのUS$232++(総額はUS$267.7)、日本円に換算すると20500円たらず・・・ヒルトンのメンバーシップと円高のおかげとはいえ、こんな部屋に2万円ちょっととは!
本当に幸先の良い今回の旅行。
(でもこの後で嫌な事が続発する旅行とは、この時点では知る由もないshackinbabyでした)