NRT-ORD-BOS-LGA-JFK-NRT (19) ボストン美術館

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「ヒルトン・ボストン・バックベイ」の隣にある「サマーシャック」というシーフード・レストランで美味しいオイスターと巨大ロブスターの豪華ランチをした後は、眼の保養、有名な「ボストン美術館」へと急ぎます。

アメリカの美術館の中でもトップクラスの質と量を誇るこの美術館、正式には「Museum of Fine Arts」と言います。
ボストンの地下鉄「T」(ティー)のグリーンライン「プルーデンシャル駅」から3つ目の駅で降りると、この美術館はすぐそこ。
「T」では「チャーリーカード」(Charlie Card)というプリペイドカードが普及していますが、僕はこの後それほど「T」に乗るとは思えなかったので(たぶん徒歩でか、タクシー利用)、$2の「チャーリーチケット」で1回だけ乗るを選択しました。
「ボストン美術館」の入場料は$18とかなりな高額、もちろんクレジットカードが使えます。
(↑の写真は2か所ある入口のうちの「ハンティントン入口」)
中は夏の週末というハイ・シーズンにもかかわらずそんなに混んでなく、ゆっくり美術品の数々が鑑賞出来ました。
ちなみにカメラはOK、ビデオは不可がポリシーのようです。
美術館は2階建て、でも僕はまず「フェンウェイ入口」を出て館外へ。
スペイン・マドリードの「アトーチャ駅」と同じような巨大顔ブロンズを横目に・・・
ここだけは午後4時に閉まってしまうという日本庭園の「天心園」を見に行きます。
ここはこの美術館の日本美術部門の顧問として活躍した「岡倉天心」を記念して作られた庭園。

広くはないですが、日本人には実に心休まるスペースになっています。
眼を閉じて座禅を組むアメリカ人が一人ではなかったのは驚きです。
再び館内に戻り、日本より充実しているかもしれないという日本を含む東洋美術を中心に見て回ります。
ここはカフェ。
ギフト・ショップと並んで、この美術館の中でも人気のスポットだそうです。
日本美術のコレクションは1階と2階に・・・。
この部分の階段などまるで日本です。
僕はここで歌麿などの浮世絵や、特に尾形光琳の屏風絵などを期待して行ったのですが、それらの展示はほとんどなし。

所々にいる警備のスタッフ(とてもフレンドリーな人たちばかり、高齢者のボランティア?)に聞くと、今は特別催し物のため日本関連の展示が極端に少なくなっている時期だと・・・え~、残念!
これはもう日本じゃないし・・・。
クラシカルなセッティングの中に、ヨーロッパの銀器コレクションが映えます。
あ、これ教科書で見た・・・「ミレー」の「種蒔く人」だぁ。
ゴッホを始め・・・

印象派の名画も目白押し。
個人的に面白かったのは、18世紀のアメリカ美術のコーナー。
こういう当時の部屋のインテリア展示は、僕、結構興味があります。
残念ながら日本美術の逸品はそう多くは見られませんでしたが、この「ボストン美術館」、ボストンへのニューカマーにはMUSTなスポットだと思いました。
この後もお楽しみが続きます。
人気の「ダックツアー」(Duck Tour)というものにこの後、午後4時半から予約が入れてあるのです。

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