僕のボストン２日目は、ゆっくり朝食を食べて、そしてボストン観光に出発です。
僕が使ったのはＨＩＳの「ボストン半日観光」という日本語のツアー。
１人でも申し込めるので４時間のツアーで＄７０は高いと思ったのですが、効率良くボストンの街を見られそうです。
少なくても前日の「ダックツアー」よりは落ち着いて回れそうで、しかもケンブリッジまで足を延ばしてくれるのも嬉しいところです。
集合は僕の泊まっている「ヒルトン・ボストン・バックベイ」の向かいの「シェラトン・ボストン・ホテル」のロビーに午前９時４０分。
朝がゆっくりなのもグー。
日本からネット予約をした際に送られてきた予定表には
9:30頃 指定ホテル集合、出発 (マリオットコプレープレイスホテル又はシェラトンボストンのどちらか)
フェンウェイパーク（車窓）→MIT（車窓）→ハーバード大学（下車）→ビーコンヒル →ボストンコモン（車窓）→州会議事堂 →フリーダムトレイルの史跡 →クインシーマーケット（各自昼食）→パブリックガーデン →ジョンハンコックタワー →
13:30頃 トリニティー教会にて解散
とありました。
ガイドはとても慣れている感じの日本人女性、明瞭な説明で「さすが日本語ツアー」と、これは参加して良かったです。
同行は１０人以上の日本人、皆さん、アメリカ東海岸や全米ツアーの一環としてのボストン観光のようでした。
バスは人数に似合わない大型のバス、ツアー・パンフには「車窓」と書いてあるところも、臨機応変に客をバスから降ろし、説明をしてくれます。
（これはすべて道路事情などその日の状況によるものだそうです）
で、まずツアーのバスが向かったのは、「バックベイ」地区のすぐお隣にある「フェンウェイ・パーク」（Fenway Park）。
もちろんここはボストン・レッドソックスの本拠地、１９１２年に誕生したという全米最古の野球場です。
名物はここからは見えませんが左翼にそそり立つグリーンモンスターなる緑色に塗られた高さ１１メートル超の巨大フェンス。
古い球場だけに観客席の間隔が狭いとか視界を遮る柱があるなどといったファンに不都合な所が多く、またロッカールームや通路の狭さなど選手などからも不満の声が聞こえるこの球場ですが、ここの持つ伝統と独特の雰囲気は今でも多くのファンを引きつけてやみません。
聞くところによると、キャパシティの小ささとレッドソックス人気が相まって、今ではメジャーリーグで最もチケットの入手が難しい球場なんだそうです。
こうして観光バスも停まるボストン有数の観光名所、球団オーナーのジョン・W・ヘンリーは「パリにエッフェル塔があるように、ボストンにはフェンウェイ・パークがある」とまで公言しているとのこと。
僕はこの週末にレッドソックス戦があるはずとある人から聞いて楽しみにしていたのですが、今期のスケジュール表を見てがっくり。
それに合わせて僕の旅程を変えるほどの野球ファンでもないので・・・。
で、この日は野球の予定は無し、貸し切りで何かのチャリティ・パーティでも開かれている様子でした。
（写真はゲートＢ）
もちろんこれはレッドソックスの名スラッガー、テッド・ウィリアムスの像。
チケット・ブース。
そしてこれが有名な「チームメイト」の銅像。
テッド・ウィリアムズの最晩年に、フロリダの自宅までドライブして見舞いに行ったかつてのチームメイト、ドミニク・ディマッジオとジョニー・ぺスキー、そしてこの旅には同行できなかったボビー・ドゥアーたちチームメイト４人の友情を描いたもの。
壁に青で４２番と書かれているのはメジャーリーグでの永久欠番、確かジャッキー・ロビンソンの番号でしたね。
この後、車窓から他のゲート近くに密集しているお土産屋を見学、グリーンモンスターも背後から・・・。
もちろん野球ファンは改めて「フェンウェイ・パーク・ツアー」という球場見学ツアーに参加して、めったに行けない所に入り込むなんてのも良いかもしれません。
ま、一番良いのはレッドソックス戦のチケットを入手、試合を見に行くことですが・・・。
