ファーストクラスの旅

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帰りはローマからパリまではアリタリア航空のC(ビジネス)クラス、パリから成田まではJALのF(ファースト)クラスにアップグレード・・・という話は前に書きました。

ローマ線が激込みということでのヴォランティアだったので、JALからは至るところで「ご協力いただきまして、ありがとうございました」の言葉が。

そうかそうか・・・ちゃんとしたF客ではない(笑)というのは、知られているのか!こりゃ、「なんちゃって」ファーストじゃ!

まず、アリタリア。
ローマのフィウミチーノ空港のイミグレはさほど込んでおらず、セキュリティー・チェックも甘め。
日本人らしい顔も目立つが、圧倒的なのは韓国人の大団体。
すごい数。
いまウォン高だから、海外旅行はきっとブームなのでしょう。
一時の日本を思い出します。

空港で、残ったユーロの現金の消化のために、切り売りのピッツァを。
このでかさで、3ユーロ(450円)。

切り売りでも、結構美味しい。
しばらくは、日本でピザ(ここから表記を日本風に戻します)、食べられないかもしれません。
アリタリアのラウンジはガランとしてて、面白みがありません。
人もほとんど゙いませんでした。

アリタリアの機内食です。
パリまで2時間なのに、比較的ちゃんとした食事が出ます。

機材はマクダネル・ダグラスのMD10。
Cのシートは2-2の配列です。

パリでJALに乗り継ぎ。
アリタリアも、シャルル・ドゴール空港の2Fというターミナルを使っているので、JAL便とは最高の乗り継ぎが出来ます。
名古屋行き、成田行きと2便続けてJALが出るので、日本人がとても多く、エール・フランスのラウンジもこの時間、日本人だらけでした。
JAL406便のFクラスは「ニュー・スカイ・スリーパー・ソロ」という最新鋭のシートを装備しています。
出発直前のデジカメ撮影は、セキュリティーの問題と、多少なりとも電波を発するかもしれないので最小限に。
うまく雰囲気が伝わらないかもしれませんが、お許しください。

去年乗ったNH(全日空)のFキャビンより、ユッタリした配列で、革張りシートなどもコンテンポラリーなエレガントさがあって、見た目はこちらのほうが良さそうです。
機能的には両者あまりかわらず、シートはフル電動。
フル・フラット・シートの寝心地も、寝具類の感触も差はないようです。
チーフ・パーサーの女性は前に会ったことがある人で、僕が言い出す前に向こうが思い出されたのには、ビックリでした。
以下、食事です。
ローマ積み込みなら洋食のほうが・・・・とも思ったのですが、やはり日本人、ローマで1週間イタリアンばかりだと・・・つい、和食を選んでしまいました(笑)。
でも、キャビアも食べたかったので(笑)、和食+キャビアで。

メインは鰻です。
ご飯は、機内の炊飯器で炊いているそうです。

このほかにも、和菓子などが続きます。
Cクラスとは全然違う、丁重なサービスは素晴らしかったです。
せっかくのFクラスなので、そのサービスのすべてを享受しようと思うものの、シャンパンと上質な食事のあとは、すっかり睡魔に襲われてしまって・・・・・あとはただただ爆睡。
なんと7時間弱も寝てしまいました。
こうした良眠を約束してくれるのも、Fならなのでしょう。
成田到着1時間半前くらいから、2回目の食事がサーブされます。
いろいろ選べるので、和定食から嫌いなものを抜いてもらって、豚生姜焼き丼(笑)をつけてもらいました。

こういうワガママが出来るのも、何度も書きますが、Fならでしょう。
機内で納豆、も結構うれしいものです。

定刻出発・定刻到着。
12時間弱のフライトが実に短く、快適に過ごせました。
上級クラス(F or C)の快適さはこの後も続きます。
まず、荷物は一番最初に出てきます。
イミグレもノー・チェックでした(これは関係ないか?)。
荷物の自宅への宅配も無料です。
到着カウンター前にはタクシーの運転手さんが新聞とミネラル・ウォーターを持って待っていてくれていて、自宅まで無料で送ってくれます。
(お帰りタクシー・サービス)
もう、いたれりつくせり。
JAL様、本当にありがとうございました。

もうファースト以外乗れない?・・・そんなわけ、ないよね!

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