釧路へ
釧路って関東に住む人間からみると、結構遠い街だし、北海道周遊旅行でもしないと、以外に行かない街じゃないかと思います。
短い滞在で、自由になる時間がとても少なかった旅行でしたが、その報告です。
夕方の波止場。
きれいな夕焼けの日だと一面の紅に染まるそうですが、生憎と水平線近くは曇り空。
それでも、暮れ行く波止場の物悲しさは十分伝わってきました。
釧路にはJALもANAも飛んでいます。
中部国際空港からも飛んでますが、ほとんどは羽田とか北海道の諸都市から。
羽田からは三陸沖を通って、80分くらい、以外に近いです。
空港から街まではバスで40~50分。
丘やわずかに見えた山はもう彩づき始めていて、空気はリンと澄んでいます。
昼間で16度くらい、夕方、日が暮れ始めるとぐんぐん気温は下がり、最低気温は3度くらいになるそうです。
バスの中なら見ると、高い建物がないだけで、釧路だからどう・・・ということはありません。
極端な繁華街もなさそうだし、とにかく人通りは昼間でも、信じられないほど少ないです。
釧路で食べていました
釧路駅前にある「和商市場」にも顔を出しました。
函館等と同じく観光メインの市場のようでしたが、もちろん規模は大きくありません。
時間帯にもよるのでしょうが、ほとんど人がいませんでした。
最近の北海道らしく、アジア人観光客用の表記が目立ちました。
季節柄、カニの売込みが各店すごかったですが、買うまでには惹かれませんでした。
この市場名物が有名な「勝手丼」です。
どこでも売ってるご飯(150円くらい)に、店を回って好きな具財を上に乗せてもらい、最後に醤油をかけてパティオで食う・・・というシステムです。
1000円ちょっとで、好きなものを好きなだけ盛るこの「勝手丼」、ご飯を持ってうろうろするというのが気恥ずかしいので(笑)、それに似たメニューのある市場内のすし屋で昼を食べました。
これで2000円です。
たこの卵がおいしかったですね、。
丼の右側のほうの深緑色の粒々は、ワカメが原料の加工品だそうです。
まあ、こんなもんでしょう、高級店ではないので。
釧路でもっと食ってました
夕食をとった店、「八千代本店」。
相当高級な店です。
適当にお相手してくれる板さんも見るからにベテラン。
バックグラウンド・ミュージックはジャズです。
握りは小さめ、一つ一つのすしの形がいいです。
地元の食材を中心にお任せで。
たんたか(鰈のことです)とか真蛸が特においしく感じられました。
さらにこの店の名物、毛がにの甲羅焼きです。
接客も丁寧で、お勧めの店です。
「雲丹の柳川」なんてのも興味津々でしたが、満腹でとても入りませんでした。
釧路の夕暮れ
幣舞橋は釧路の繁華街、末広町から対岸の南大通までをつなぐ橋。
北海道の3大名橋のひとつだそうです。
真っ赤な夕焼けに橋のシルエット・・・これを撮りたくて写真家が集まる場所だ、とも聞きました。
以下のは、そういう芸術写真じゃなくて、単なる記録です。
午後4時ごろ。
4時半くらい。
5時にはこんなになっちゃいました。
風が吹くと、かなり寒いです。
10度は軽くきっているでしょう。
いろいろな釧路
まだ咲いてるコスモス。
これ・・・・・コスモスですよね(笑)。
停泊中の漁船。
ライトがたくさんついているので、イカ釣り漁船?
ほとんど客のいない「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」という観光施設。
時間帯や曜日にもよるのでしょうが、それにしても寂しい。
コンクリート打ちっぱなしのかっこいい建物が、ちょっと台無し。
でも、ここから空港行きのバスが出るので、便利ではあります。
釧路の全日空ホテルの隣です。
その全日空ホテルの前からの一枚。