ニューヨーク「お上りさん」旅行 イースト・ヴィレッジの中古レコード屋めぐり

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<1月2日>午後7時ごろ
ニューヨ-ク滞在も残りわずかになってしまいました。
僕の趣味の1つ、レコード・ハンティングにも時間をさきたいということで、中古レコード屋が多く集まるイースト・ヴィレッジ界隈をうろつきます。
カッツ・デリカテッセンで腹ごしらえの後、カッツに一番近いこの店から「レコ掘り」を始めます。
★THE SOUND LIBRARY

支店もあるというブラック・クラブ系中古盤屋の最大手。
店主も穏やかな人で、入っていくなり笑顔で「HI!」と声を掛けてくれるなど、とてもフレンドリー。
それなりにコレクタブルなものが多いし、きちんとジャンル別に陳列してあるなど、やはりコレクター向けショップ。
だから値段もそれなりに・・・・ということで、「掘り出し物」の当たる可能性は低そうでした。
★A-1 RECORDS
昔は危険と言われたAVENUE AとかBのほうに入っていきますが、以外にも危ない感じは全くありませんでした。
確かに人通りは少なめになりますが、碁盤の目のようになっているニューヨークの地理、住所をを参考に店を探し当てるのは比較的簡単で、さっさと行動していれば、ほとんど問題はなさそうです。

ここもカテゴリー別にレコードが分けてありますが、先ほどの店より「一般的な中古屋」的匂いのする店です。
新宿にあってもパリにあってもおかしくないムードが充満しています。

外はニューヨークに来て一番の寒さ、零下10度以下と言う極寒の世界から暖かい店内に入ると、この中古盤屋特有の雰囲気とともに、天国にいるかのようでした(笑)。
値段は前の店に比べると安めの値付けでしたが、僕の想像よりはかなり高値のものばかりでした。
★BIG CITY
ここは少しハイブロウな店です。

オタク(マニア)っぽい客も多く、カルト的な人気のある店のようで、日本の10インチの珍しいアルバムなども壁にディスプレイされている凝りようです。
定期的に来る日本人ディーラーとのトレードだと言っていました

日本などのソウル・ファンの好みも熟知しているようで、レア盤も多く有りました。
だからその分値段も・・・。
オシャレなブティック風のつくりの店でした。
★ACCADEMY RECORDS
ここは以前オークションでレコードを買ったことがあって、その存在は知っていました。

レコードはここもジャンル別に分かれて分類されていますが、店の広さに比して、在庫は少なめ。
リイシューとの区別が一部出来ていない値付けもありました。

店員もフレンドリー。
「A-1レコード」で会ったお客にまたここで会い、お互いにニヤッとしたり・・・。

これらの店で何枚かかったレコードは別送品としてもうすぐ届く予定です。
さあ、「感」で選んだレコードの中に「当り」がありますか・・・・。
それにしても、プロの中古盤買い付け業者の方のご苦労が分かった数時間でした。
こんなところで買って日本で売っていたのでは帳尻が合いません。
もっと安いところはレコードはすべてジャンル的に未整理なところが多いでしょうし、地下室とか屋根裏とか保管場所も劣悪でしょうし・・・・あぁ、僕は「買うだけ」で本当に良かったです。

午後10時過ぎ
ホテルに戦利品片手に到着。
ホテル内の暖かさにただただ安堵。
明日の朝(出発日)の「センチュリー21」での買物に備えて、早めに就寝です。

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