たいした用事もなかったのですが、この秋に開かれる久しぶりの同窓会の打ち合わせと称して、大阪に日帰りで行ってきました。
まぁ、「遊びで」と言い切っても良いくらいの旅行です。
だから、旅費は自腹。
それならと、今うわさのJALの国内線ファーストクラスのある機材を選んで乗ってきましたので、その報告です。
普通の人なら東京から大阪までは新幹線しか考えられないでしょうが、僕ら飛行機ファンは場所、時期、時間、値段などによって飛行機利用もアリなのです。
新幹線との競合があるからでしょうか、伊丹行きの飛行機の値段は他の路線に比べて相当に安いのです。
それに8000円足すだけならば・・・・贅沢しちゃいました!(笑)
チェックインはこのカウンターでですが、僕はJALのステイタスでどのクラスのJAL便に乗ってもここが使えるので、特別の感慨は有りませんし、最近はたいていウェブ・チェックインですから、ここに寄る必要すらないことが多いのです。
特別のセキュリーティー・チェックのラインは込んでないので有り難いですし、「ダイアモンド・プレミア・ラウンジ」というラウンジ(待合室)もいつも使わせてもらってはいますが、初めて使われると結構感激物でしょう。
これが僕のいつもの朝定食(笑)です。
パンは日によってすぐなくなってしまう日もあるようです。
搭乗は、小さい子供さん連れのあと、ファーストクラス利用者やダイヤモンド・JGCプレミアなどのJALのステイタスを持つ人の順です。
ファーストクラス席は飛行機の最前方に14席。
2-2-2のコンフィギュレイションで、左右は2列、中央が3列あります。
シートは白い革貼り、一目で高品質な物とわかります。
テンピュール製のクッションも、クラスJのよりi質が良さそうな毛布もあります。
スリッパもこげ茶色のしっかりしたものが。
座り心地も良いです。
シートの幅も少し広くなりましたし、前後のピッチ(今回はバルクヘッド席だったので、正確には分かりませんでしたが)も余裕を持った作り。
それに豪華だけどスッキリしたデザイン、特にパーテーションが付いたため、特に僕の座ったウィンドウ・シートなどは半個室感覚です。
良い感じですよ。
こりゃあ、JALさん、本気で作りましたね(笑)、このファーストクラス。
これなら沖縄なんかの長距離路線も最高のコンディションで行けるだろうなぁって感じです。
この14席(完全満席でした)を、チーフパーサーを含め3~4人のFAが付きっ切りでサービスに当たります。
したがってサービスは「濃い」です。
「the most attentive servise in the air」と言っても良いでしょう。
昔の国際線のビジネス・クラス(今のじゃないですよ)を思わせるそれです。
席に着くなり、丁寧な挨拶、コートや上着の預かり、新聞、ドリンクや食事の希望などなど・・・・実質50分程度の飛行時間中、シームレスにその丁重なサービスは続きます。
窓からは富士山が。
ファーストクラスが始まって一ヶ月以上、FAも慣れてきているのでしょう、本当に次から次へと用事をこなしていきます。
これが朝の定食(僕にとっては2度目の朝食ですが)。
ホットブリオッシュのシュリンプナンチュアソース、ハムとポテトのサラダ、ヨーグルト、季節のサラダで、全287キロカロリーだそうです。
おにぎりの用意もあるということで、追加で昆布のおにぎりもいただきました。
質的に上質なものばかりで、「質より量」の人には向きませんが、このクラスを選択する人にはそういう人は少ないでしょうから、これはこれでとても良い朝食だと思いました。
コーヒーの味もまずまずでしたよ。
メニューは10日に1回変わるようです。
食事が終わって「お菓子でもいかがですか?」と焼き菓子(「ガレットバニラ」)を薦められるころには、もう後10分で着陸との放送が。
これで8000円はある意味安い?
最後まで「丁重に扱われいている」感を客に与え続けてくれたFAさん、有難うございました。
もし今日が仕事なら、絶対良い気分で仕事に入れる、そんな感じのフライトでしたよ。