長かったこの夏休み旅行報告も、今日で「やっと」終わりです。
だらだらした長文にもめげず、ここまでお付き合いいただきまして、有難うございます。
さて最終日です。
フライトはJALの1便、午後1時20分発です。
日本までは(アジアからの帰りと違って)、往路より長い約11時間弱。
JALの1便という、JALの「歴史」を感じさせる便での帰国です。
連日の暴食(笑)で胃が疲れ気味なので、今朝は昨日スーパーで買っておいたジュースなどを一口程度で、とりあえず充分そう。
ブランドは、ウェスコトコーストでジュースといえばこれ!のオドワラ(Odwalla)。
地元のスーパーだけではなくカフェなどにもよく置いてあるジュースで、どのスーパーにもたいてい20-30種類ものジュースがずらっと並んでいます。
全部、天然の材料を使ったヘルシードリンクというのが売り物で、防腐剤などは一切入っていないそうです。
オドワラは1980年にサンタクルーズのミュージシャン3人が活動の為の資金作りに自家製のジュースを売り出したのが始まりで、今ではナスダック上場の優良会社。
そういう「音楽とグルメ」が直結している会社(笑)なので、僕も多いに共感、出来る限りこのブランドを買うようにしています。
最近はボトル・ウォーターやスナック・バーまで販売していますね。
日本でもどこかで買えるのかな??
いつもはマンゴタンゴというのを買うのですが、今日はブルーベリーを。
奥さんは「濃すぎる」と言ってましたが、僕にはちょうど良い感じ。
で、実はここから先の数十枚の写真がどうしても見つからないんです(泣)。
今懸命に探しているのですが、奥さんのほうのカメラにも残っていないし、メモリースティック(SONY製なので・・・)を確かにここで交換したのを覚えているのですが・・・・それが見つからないのです。
どうしたんでしょう、数十枚とはいえ僕らにとっては貴重な写真だったんですが・・・(泣)。
すみません、というわけなのでこの後の行動は、かいつまんで文章だけにさせていただきます。
このブルーベリー・ジュースの写真の後は、ホテルから歩いて2分のところにある有名ベイカリー「BOUDIN」(ブーディン)で買ったチョコレート・レーズン・サワードー・バゲットの写真のはずでした。
仕方ないのでお店のHPから、その雰囲気を。
サンフランシスコでパンといえばここ、というくらい有名なベイカリーです。
カフェも併設されていて、普通のカフェ・メニューだけではなく、サンフランシスコらしい「soup in a bread bowl」(くりぬいたサワードーの中にチャウダーなどを入れたもの)やサワードーのピザなどもあります。
前の晩買ったパンですが、それでも美味しくいただけました。
サワードーはちょっと癖になる味です。
この後、これまた歩いて5分くらいのところにある「JCBプラザ」がオープンするのを待って、JCBカードで100ドル以上メイシーズで買物をするといただけるというメイシーズ特製のショッピング・バッグをGET(笑)・・・こういうところはしっかりしているでしょ?我が家(笑)。
デパートで3ドルで売っていたエゴバッグじゃなくて、割としっかりしたショッピング・バッグをいただけたので、うちの奥さんはホクホクの体でした(笑)。
このあとまだ見ていなかったチャイナタウン(夜じゃないので、キラキラしていなかった、残念!)と、エンバカデーロに出てワン・フェリー・ビルディングにある欧風のショッピング・アーケード「MARKET PLACE」に寄ってみました。
フィッシャーマンズ・ワーフとはまた違ったワーフの雰囲気があって、ベイブリッジもすぐ前に・・・ああぁ、写真が見つからないのが本当に残念です。
日本人観光客にもほとんど会わないし、個性的な店も多く、もっといたい感じでしたが、カリフォルニア名物のガーリック関連のソースやパウダーなどを買い込んだだけで、ホテルに戻りました。
すると部屋の電話機のメッセージ・ランプが点滅しています。
何?
もう急いでチェックアウトしなくちゃいけないのに・・・・。
メッセージを聞いてみるとJALからのインフォメーションで
「昨日アリュ-シャン列島で火山の爆発があり、貴方の乗るJAL001便はかなりディレイします。今のところの搭乗予定時刻は午後2時40分頃です」
と英語での留守録。
それもかなりな早口での・・。
僕はこれを大体理解できましたが、アリューシャンの発音やvolcanoなんて単語に、中途半端に英語が分かると、結構パニくるかもしれませんね。
でもこういう時に、こうした電話は役に立ちますね。
旅行先のホテル名をエアラインに知らせておく意味は、こういう時のためということですかね。
ということで、どうもあまり急がなくてもいいようになりました。
日本に着く時間が多少遅れても今回の僕らは全然OKなので、精神的に楽です。
これが逆だったり、乗り継ぎとか仕事とか、後の予定が詰まっているときはパニックでしょうね。
チェックアウトです。
ホテルのフロントに聞くと、僕らは無料宿泊、その他に1銭も有料のものを使わなかったし、奥さんの指圧もその場でチップ込みで支払ってしまったそうなので、支払額はゼロ。
部屋にキーを残して、勝手に帰ってよいとのこと。
パンパンになったトランクを持って、ベルへ。
タクシーで空港までは約25分、この日の運転手さんは今話題のベラルーシュの人でした。
JALのチェックインはまだ空いていて、簡単に終了。
イミグレもアメリカは出国時はなく、ただセキュリティーが日本より念入りで、厳しいだけでした。
イミグレの後は、まだまだ出発まで時間があるので、免税店を見たり、フードコートを冷やかしたり・・・。
そのフードコートで引っかかったのが、うちの奥さんです。
ここからの写真はちゃんとあります。一体この間の画像はどこに行ってしまったんでしょう。
「ちょっとお腹、減らない?」
ま、朝パンを一口食べただけですけど、僕はまだ・・・それに飛行機に乗ればまた食事が出るし・・・。
その辺を一回りしても、彼女まだ
「わたし食べる」
と。
おしゃれな作りの中華料理店です。
注文はワンタン麺。
ワンタンはプリプリの海老が多めに入っていて、美味しかったそうです。
値段はこれで10ドル弱、空港の店はどこも高めですね。
出発まではJALの「さくらラウンジ」で待ちます。
オニギリやミニの大福など日本の味も置いてありました。
フライトは予定以上には遅れず、午後2時35分の出発。
席はバルクヘッドの2人掛けなので、比較的楽ができるシートです。
搭乗率は約2/3強といったところでしょうか。
食事はアミューズに続いて、和食を選んだので
恒例の「八つの肴 旬味彩菜」というやつが出てきます。
揚げ出し豆腐
鯛のお刺し身
帆立と野菜の胡麻和え
蛸、胡瓜、若布の酢の物
スモークサーモンと烏賊のにぎり寿司
海老の柚子味噌焼き
茄子の揚げ浸し
昆布巻きとひじきの旨煮
和食なら日本発のほうが美味しいのは分かっていますが、つい久しぶりなので・・・和食のほうを・・・。
メイン(台のもの)は、牛すき焼き
か、鰻の博多焼き
を選ぶことが出来ます。
ともに無難な味付けですが、アメリカ発らしく量が多めで、大雑把な盛り付けです。
御飯は機内で炊きたてのこしひかりだそうです。
デザートは、マンダリン・オレンジのパンナコッタ。
何しろ日本まで、約11時間弱の旅です。
こうして食べて、ただひたすらタップリ寝て、映画も見て、そしてまた日本到着前に食事です。
決まった食事もありますが、僕らは「お好きなときにどうぞ」というメニューの中から、チキンカツカレーと冷やしうどんの小どんぶり、それにフルーツを頼んで食事としました。
僕らの3泊4日のサンフランシスコへの夏休み旅行はこれで終了です。
いつも通り、よく食べて、よく遊んできました。
僕も奥さんも、本当に満足しました。
良い旅行でした。
次の夫婦揃っての旅行は、来年のゴールデン・ウィークのハワイ旅行(今年の予約初日に、マイレージでの無料旅行、しっかり押さえてあります)までお預けです。
皆様、長い間お読みいただいて有難うございました。