バンコクの話ばかりで飽きたというコメントもありましたので、少しづつドバイの旅行記も混ぜていきます。バンコクの方は(22)まで続きます。
今年のGWは僕は忙しく、前半にはバンコクへ、そして数日の仕事を挟んで、後半にはUAEのドバイとトランジットで北京に行ってきました。
バンコクの方は先日22回に渡る報告(「GWバンコク弾丸」シリーズ)を終えたところ、今度はいよいよ僕にとって久しぶりの訪問となったドバイのレポートになります。
ドバイの滞在は実に丸1日のみ、以前にも書いたようにせっかく取れたJALのマイルによるエミレーツ航空ドバイ直行便ファーストクラス(10万マイル)の帰路を僕の仕事のために日にち変更せざるを得なくなり、滞在2日弱で予定していたものが1日となり、日本行きの直行便に特典券席の空きがないため、北京行きで帰る羽目に・・・。
本当にたった1日、24時間の滞在でしたが、意外にもそれなりに充実したものとなり、北京も以前から泊まりたかったホテルに泊まれて、満足は満足でした。
ただし北京首都空港からの出発便が黄砂と強風のため3時間遅れたのは計算外でしたが。
そうそう、北京・羽田はエミレーツ航空ではカバーできないので、別切りでJALのこれまた特典で片道航空券を発券しました。
エコノミーで10000マイル、ビジネスで24000マイル必要でしたが、僕はビジネスを選択。
今回のようなディレイ時には、ビジネスクラスにしておいて良かった、いらいらはしたものの機内で優雅に(?)過ごせました。
ということで10万マイルでエミレーツ航空のA380ファーストクラス体験ドバイ旅行は、正確には124000マイルで・・・となります。
それでも有償で乗れば130万円以上はしますから、マイル辺りの単価は最強に使えたものと思っています。
では、いつものJAL便利用の僕の旅立ちとは違う出発の様子から・・・。
僕の東京・ドバイは成田空港出発のエミレーツ航空EK319便(JAL5095便)で。
その出発は午後9時20分の予定です。
エミレーツ航空は成田空港ではJALと同じ第2ターミナルを使用。
有償でファースクラスに乗るのなら、自宅から成田空港、ドバイ空港から宿泊ホテルまでの無料送迎が付いていますが、僕のようなJALのマイルによる特典ファーストでは、そのサービスは適応外だそうです。
チェックインカウンターはBとC。
ファーストクラスのチェックインはスムーズ&待ち無し。
ビジネスクラスでチェックインしている人はほとんどが男性、それもスーツ姿の人が多かったです。
中には僕も名前を知っている某副大臣もいて、そのお付きの人、見送りの人、エミレーツ側の偉そうな人と大ダークスーツ集団も・・・。
その方はファーストクラスにアップグレードされたようで、機内では僕のすぐ近くにの席に座られていました。。
いつも使う南の方ではなく北のファストトラック(プライオリティレーン)、もちろんエミレーツ航空利用者もここを使えます。
GW中ともあって成田空港はいつもより混雑。
でもチェックインからこのセキュリティを抜けて出国まで10分とかかりませんでした。
出国してすぐのこの透明なエレベーターで、僕も利用したことのあるキャセイパシフィック航空の「キャセイパシフィックラウンジ」などと同じ4階に上がると、エミレーツ航空の「エミレーツラウンジ」があります。
成田空港第2ターミナルにあるエアライン・ラウンジは全部で6社、JAL、アメリカン航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、チャイナエアラインと、ここエミレーツ航空です。
では第1ターミナルの方は?
あちらはANA、大韓航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の4社だったはずです。
ドアが開くなり、もうここはエミレーツの世界。
何とも印象的なユニフォーム、この特徴的な制服の色は砂漠のサンドカラーをイメージしていると聞いたことがあります。
赤い帽子と白のスカーフもユニーク。
世界中どこで出会ってもエミレーツ!と分かる、今やシンガポール航空のサロンケバヤと並ぶ、世界一有名なエアライン系ユニフォームでしょう。
中に入ると、おぉ、1日1便しかないフライトのために、それも利用資格のある上級メンバーの為だけに、この規模のラウンジを運営するとは、さすがエミレーツ航空。
(入室基準はファーストとビジネスクラス利用者、FFP「エミレーツ・スカイワーズ」のゴールドとプラチナ・メンバーが利用可能です)
入ってすぐにある水のオブジェの優しい水音からは安らぎが、壁を飾るロレックスの黄金の世界時計からはゴージャスさが・・・。
ラウンジは全体に緩いSの字
様。
そこに色々なタイプの椅子が並んでいます。
イタリア製なんでしょうか、いかにも高級な皮張りの椅子は質感たっぷりです。
電源ももちろん完備。
窓にはこの時間すべてシェードが降りていました。
ラウンジ中央にはフード&ビバレッジのカウンター。
何といっても目を引くのがこのドイツ製という大きなドーム型冷蔵容器です。
多種類のカナッペ、サラダ、チーズ、アラビア風小皿、寿司、フルーツ、スイーツなどが少量づつ並んでいて、自由に手に取れるようになっています。
少量づつなので、無くなるとすぐに奥から補充、つまりいつでも新鮮(?)なものが食べられるということのようです。
これらの料理はいずれも、イスラム教徒(ムスリム)も食べられるよう、ハラールの調理方法や食材で調理してあると・・・。
つまり冷製のものはここ。
温かいものの方はこちらに並んでいます。
こちらも少量づつ。
カレーなどどれも美味しそうです。
アルコールいろいろ。
僕には関係ありませんが(僕は下戸)、サービスショットです(笑)。
で、僕がここで食べたもの。
もちろんお腹を減らせて来てますから、この後機内食が出るのは分かっていても、食が進みます。
天麩羅はここのスペシャリティ、ウェイトレスに注文し、揚げたてを運んできてもらいます。
これで1セット、味は悪くなかったですよ。
メインにはステーキの茸ソース添えを。
これも悪くないなぁ、このくらいのものがラウンジ食として食べられるのなら、十分〇です。
デザートはまずフルーツタルト。
これが街のケーキショップ・クラスの出来だったので、もう1品、チョコレートムースケーキも・・・。
食べ過ぎですよね、絶対。
ラウンジでは無料Wi-Fiサービスのほか、PCやプリンターなど各種機器を取りそろえたビジネスコーナーもあります。
僕は残念ながらここで時間切れ、あぁ、もっと早くラウンジに来れば良かった・・・。
イスラム教の礼拝堂も見られなかったし、4室あるというシャワー室もチェックできませんでした。
残念。
なおこのラウンジのオープン時間は曜日によって違うようですが、火曜と水曜が午後5時20分から午後9時20分、その他の曜日が午後6時から10時までのようです。1
僕の乗るEK319便は午後8時35分ボーディング開始となりました@66番ゲート。