街は早くもクリスマス一色@シンガポール (16) 「ハウパーヴィラ」の続き

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僕が朝の9時から出かけたシンガポールの「ハウパーヴィラ」(虎豹別墅)。
ここは「タイガーパームガーデン」という旧名称からも分かる通り、軟膏薬タイガーバーム (虎標萬金油))の売り上げで巨額の財を成した胡文虎 (Aw Boon Haw)と胡文豹 (Aw Boon Par) の胡兄弟によって建設されました。
「ハウパーヴィラ」(Haw Par Villa)や「虎豹別墅」の名称はこの兄弟の名前にちなんでいるんですね。
ここが「タイガーバームガーデン」の名前でシンガポールに建設されたのは1937年.
1935年に作られた香港の「タイガーバームガーデン」に続く2番目の施設だったと・・・。

太平洋戦争中は「タイガーパームガーデン」は日本軍が接収。
1950年代後半に胡文虎の息子胡一虎の手により再整備が進められたそうですが、最終的にはシンガポール観光協会に売却され、胡一族の手を離れたそうです。

そして「ハウパーヴィラ」としてのオープンは1985年。
1990年アトラクションを追加して有料の施設としたそうですが、不評で、2001年再び無料化されて、元のガーデンとしての姿に戻った・・・という長い歴史を持つと聞きました。

人魚。

これは不気味だ、どういう意味があるんでしょう、蟹男。
これも中国の故事にならっているんでしょうね。

ここからずらっと続くジオラマは、道徳心を持つことを教えているよう。

これは徳と悪徳についてだそうです。

色々なテーマに付いてのジオラマが並びます。
ジオラマの中の人物は、誰もがちょっと特徴的な顔つきというか、描かれ方をしています。
これを見た時、ちょっとふくよかな安住さん(アナウンサーの)なんて思っちゃいました。

この奇妙な世界をたっぷり楽しんでから、通常のモダンなシンガポールに戻ります。
帰りはこの「ハウパーヴィラ」駅からMRTで・・・。

券売機は日本語表記は出てきませんが、とても分かりやすく間違いようがありません。
僕はエスプラネード駅まで切符を買ったのですが、たったの2.5シンガポールドル。
2回の乗り換えも、表示がしっかりしているのでとても簡単。
時間は乗り換え時間も入れて約40分かかりましたが・・・。
僕が買ったのは一番普通のスタンダードチケットというチケット、このチケットは初回購入時に10セントのデポジット(保証金)が含まれていて、同じチケットにチャージして繰り返し6回利用すると10セントが割引される形で返金されますよ。
でも6回は乗らないかな、僕のような弾丸旅行では・・・。
それにシンガポールはタクシーが安いし。
「エスプラネード」駅で降りてから、あるレストランにランチを食べに行ったのですが、残念、その店は最近閉店しちゃったそう。

あぁ、こういうこともあるんだよなぁ、個人旅行は・・・。
その店からはこんな景色が見えるはずだったんですが・・・。


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