24 hours Dubai (26) JAL020便羽田行き

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僕が帰国するのはJAL20便羽田行き。
午前8時25分の出発予定で、僕はくつろいでいた「BSGプレミアラウンジ」からゲート18番に移動します。

窓から見ると、あれっ、朝からひどかった黄砂による空気の白濁が取れてきている・・・。
どうもその原因は朝から強さを増してきた風のようです。
それもかなり強い風。

隣のゲートにいるJAL機はドラエモン・ジェット、多分成田行きのJAL860便でしょう。
風は本当に強そう、スタッフが機内との連絡でボーディングブリッジへのドアを開けるや、突風のような風が吹き込み、カウンターにあった紙(それもかなりな数)が紙吹雪状態に・・・。
慌ててスタッフや、周囲にいたお客が拾い集める始末。
ものすごい風が吹いているようです。
それでも午前8時には搭乗開始。
ドア前に立つJALの白服パーサーの「おかえりなさいませ」に、ほっ。

機材は787の古いシートの方、つまりビジネスクラスはシェルフラットネオのシート。
この日のビジネスクラスは搭乗客がわずか数人で席はがら空き、当然僕の隣も空席。

これは広く使えるぞぉ&サービスも行き届くだろうなぁ・・・の期待大です。
サービスはいつもの短距離アジア線、搭乗客が少なかっただけで何の変りもなく普通にドアが閉まったのですが、外は飛行機の窓から見ても本当に強風。
その分空はどんどんクリアになってきている感じです。
さぁ、そろそろ動くぞと思う頃に、コックピットからパイロットのアナウンス。
最初は「空港が出発便で混雑しているので、しばらくお待ちください」だったものが、飛行機は全く動く気配なし。
そしてアナウンスは「強風のために着陸できない飛行機も出ていて、離陸も制限されて、いつ出発できるか分からない状態です」なんてものになり、更には「管制に聞いてもいつごろ出発できるか分からないと言っています」辺りとなり、そうなるとさすがに後部座席からのブーイング(?)も・・・。
結局離陸したのは午前11時過ぎ、つまり3時間弱もただ座席にじっとしていたことになります。
ただ救いはがらがらのビジネスクラス・シート、うとうとしたり、映画を見たり、何回もお詫びに回ってくるチーフと雑談したりで・・・。
チーフもFAも、少ない客、遅れているお詫びもあってが、途中から明らかにこってりサービスに。
今回マイルをケチってエコノミークラスにしなかったのは本当に不幸中の幸いでした。
離陸時の窓からの景色。
もうすっかり黄砂は吹き飛ばされ、クリアになっているでしょう。
3時間前とはすごい違いです。
で、これが機内食。
洋食か和食かからの選択です。

台の物は鮭味噌焼きと野菜の煮物・茶飯添え。
前菜にはキクラゲ・くらげとホッキ貝の酢の物、出汁巻き玉子・鶏肉アスパラ巻・鴨ロース・つの字海老、いくら胡瓜・黒豆・白豆・枝豆蒲鉾・魚の昆布巻、牛フィレ肉照り焼き、香の物、果物・・・という布陣。

それに味噌汁が付き、デザートはいつものハーゲンダッツという内容でした。
洋食の方はオムレツがメインだったようです。
飛び立ってしまえば、後は順調。
機長は少しでも早く着こうと頑張ってくれたようです。
あぁ、羽田が近くなってきました。
北京の朝と違って、こちらは超クリア・スカイ。
最近海外から帰ってくるときには早朝か夜が多かったので、こんな昼間に羽田着陸の経験はめったにありません。

僕の眼は窓の外にくぎ付け。

そして定刻より3時間以上遅れたJAL20便は午後3時15分、羽田空港に到着。

僕が午後に入れていた用事はすべて駄目になってしまいましたが、夕方からの仕事場顔出しは大丈夫でした。
わずか2泊3日のドバイ・北京旅行を26回にも渡って書き連ね、そして最後までお読みいただいて有難うございました。
僕が書いた中に、もしかして皆様の次のご旅行のヒントになるようなことがあれば、最高です。

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