eatin’ & relaxin’ in Seoul (2) JAL93便、パークハイアットソウル

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僕が乗るのはJALの93便、ソウル金浦空港行きです。
午後3時20分頃に搭乗開始。
僕は「キャセイパシフィック・ラウンジ」でくつろいていたので、あのラウンジではJAL便の搭乗案内はないので、居心地良いからといってリラックスし過ぎは要注意です。

機材は787-8型機で、大韓航空とのコードシェア便。
昼間の短距離線なので窓側に席を取り、辺りを見回してみますが、チェックインのグランドホステスが言うように、本当に満席です。
ということはよく特典で席が取れたな、こういう時に多少はJALのステイタスも関係しているのかななんて、これはJALに感謝するしかないですね。

ソウルまでの飛行時間は1時間50分。
機内食は以前の弁当スタイルではなく、一応はホットミールもあるものでした。
ソウル線は10日に1回メニューが変わり、この時はチキンのクリーム煮、サーモン・マリネ、ポテト・サラダ
という内容。

本当にシンプルですが、万人に合うようには出来ていると思います。
「吉野家」の「牛重」にラウンジの食事で僕はもう結構満腹なはずですが、やはりこうして出されるとね、手を付けないとJALに悪いと思って・・・(笑)。
うそうそ、ただ単に食い意地が張っているだけです。
日本と韓国の時差はなく、午後5時50分、金浦空港に無事到着。
この時間他の飛行機の到着もなく、イミグレーションも混んでいません。
両人差し指で指紋を取られます。
僕は預け荷物もなく、手持ちの韓国ウォンもあるので、あっという間にこの出口から外に出られました。

ターミナルを出てすぐの通りを渡ると・・・
その先、右にタクシ乗り場があります。
もちろん地下鉄、バスなどソウル市内に行く方法はいろいろありますが、このところまた円が強くなっているので、ここはタクシー利用が大人のチョイスでしょう。
仁川からだとタクシー代もだいぶ高くなりますが、金浦は市内にかなり近いので・・・。
タクシー乗り場にはいろいろな色のタクシーが並んでいますが、高い黒塗りの模範タクシー(初乗り5000ウォン)は避けて、オレンジ色のに乗ります(同3000ウォン)。
こういうローカル・タクシーでも嫌な思いをしたことは全くなく、お釣りもちゃんとくれるし、ただ韓国語オンリーというだけで、ほとんど問題はありません。
Uberのような「カカオ・タクシー」(「カカオ・トーク」のあの系列)もポピュラーで、ホテルでタクシーを呼ぶとき何度も使ってもらいました(ホテル前には模範タクシーしか待機していないので)。

ソウルのタクシーには必ずナビが付いていて、「T-money」のカードリーダーも付いてるんですね。
僕の宿泊ホテルは地下鉄2号線「三成」(サムスン)駅前にある「パークハイアットソウル」。
空港からの道はやや混んでいて、ホテルまでは約1時間かかりました。
値段は確か30400ウォン、日本円にして約2800円で、これは悪くない値段かも。

駅の①番出口の真ん前にホテルはあります。
距離にして10メートル、雨が降っていても濡れないで駆け込める距離です。

このエントランス両脇の石組みを見て、「あぁ、ここも杉本貴志率いるスーパーポテトの作品?」と思われた方は正解です。

石や木、ガラスを効果的に使い、緑などをあしらう、アジアの高級系ハイアットではよく見るデザイン・コンセプト。

エントランスはガラスを多用していて、最初どこをどう入って行ったら良いのか分からないように(大袈裟な表現?)作られています。
万人に門戸を開いているホテルというより、本当に用事のある人のみを受け入れる感じの・・・。
まごまごしていると、常に複数人詰めているベルが優しくアテンドしてくれるか、冷やかしならきりっと拒絶されてしまいます。

チェックインと告げると名前を聞かれ、24階のレセプションに着く時にはもうレジストレーションカードが用意されているという仕組み。

ここには空港からの「KALリムジンバス」はホテル前には来ず、停まるのは通りの向こう側になると・・・。
ただ空港に向かう時は事前予約制で「COEX新空港ターミナル」(KCAT)までホテルから無料でタクシー送迎してくれます(所要時間は混雑にもよりますが、最長10分くらい)。
チケットもフロントで買えるし、「KCAT」からは仁川(15分毎)、金浦(30分毎)空港行きが頻雑に出ています。

レセプションは最上階の24階。
いかにも「スーパーポテト」のデザインに、韓国情緒のモチーフや色使いがあちこちに・・・。
広くはないですが、良いデザインの、「パークハイアット」ならではのインティメットな雰囲気のあるレセプション・エリアになっています。

石の花器に生花。

これはほとんど毎日のように入れ替えたりするそうです。
確かにこういうアクセントになるものが萎れてたりしたんじゃあね・・・。
この赤い色合い、良いですね、すごくモダンで韓国っぽい。
下から上がってきたエレベーターはレストランやバーなどパブリックエリアとこの24階のみに停まり、客室に(4~22階)に下りるにはカードキーで開く客室用のエレベーターに乗り換える必要があります。
これが24階レセプション奥の「ザ・ラウンジ」。
ガラスもぴかぴかに磨かれているし・・・
中央の石のテーブル、少しの緑と、ほんの少しの花など、その統一されたデザインは・・・

24階からの素晴らしい江南のシティビューと共に、まさにゲストをリラックスさせてくれるラウンジです。
そしてここの一大特徴、このラウンジの奥には何とプールがあり、境がガラスなので、お互いが見えてしまうという設計。

これはオープンした当時本当に大きな話題になりました。
よほど体に自信がないと、ここでは泳げないと・・・。
でも僕は人の少ない時(たいていは朝)、恥ずかしげもなくバシャバシャやっちゃいましたけどね。
入口は正式には23階の「パーククラブ」からですが(つまり23~4階に施設が広がっているということ)、ラウンジ奥からも入れます。

「パーク クラブ」はフィットネス、屋内プール、スパなどで総面積が570㎡もあるそうで、3つのトリートメントルーム、サウナ、スチームルームなどが揃っています。
フィットネス・ジムの器具はテクノジム社製。
今回の僕のここの宿泊レートは1泊355500ウォン+、総額391050ウォンというもの。
日本円に直すと、大まかに1ウォン=0.9円だったので35200円くらいですか。
「パークハイアット」としてはまあまあの値段ですね。

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