アジア周遊旅行 (21) 花園飯店、新天地、その他

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「錦盧」でお昼を食べた後は、そこから歩いて数分のところにあるホテル・オークラ系のホテル「花園飯店」に寄ってみます。
友人に「上海に行ったら買ってきてもらいたい」と頼まれたものがあるからです。
それはテーブルの上に飾りで置く、センタークロス。
シノワズリーでなおかつエレガントなものが欲しいというのです。
この辺の細かいニュアンスは、僕の英語ではホテルのコンシュルジュにも分かってもらえないと思い、そんな時僕らの強い味方になってくれる「JCBプラザ」に相談したかったからです。
(もちろん、僕はJCBカードのホルダー。成田空港ではいつもウェットティッシュをもらっています。これって分かる人には分かりますよね。笑)
その「JCBプラザ」はこのホテルの中、それにここには日本人向けの上海ギフトを扱う「上海三越」もあります。
いざとなればこのホテルの「日本語が出来る、あるいは日本人の」コンシェルジェが、ホテル・ゲストでなくても助けてくれるかもしれない・・・そんな考えで、これまた歴史的建築をうまく使った「花園飯店」に来たというわけです。
ところが今日は「JCBプラザ」は休みだと・・・(泣く)。
「上海三越」には確かにセンタークロスはあったのですが、大きさとかデザインがイマイチです。
だって「お目出度い」からといって、赤い地に金色の金魚のモチーフ(笑)とかじゃ、全然エレガントじゃありませんものね。
そこで、ホテルの日本語ペラペラの中国人コンシェルジュに相談すると、彼、日本人スタッフまで総動員、どこの店でそういうものを取り扱っているか調べ上げてくれたのです。
もう、こちらが恐縮するほど。
ちょうど僕はホテル・オークラのメンバーシップ「ザ・カスタマー」のカードを持っていたので、余計良くしてくれたのでしょうか?
あの時は本当にお世話になりました<「花園飯店」のコンシェルジュ様方。
第一候補に教えてもらった店は、「アナベル・リー」というシノワズリー雑貨やアパレルのショップ。
最近でもますます拡張を続ける人気スポット「新天地」にも支店があるということで、タクシーを「新天地」まで飛ばします。
ついでながら、上海のタクシー事情について一言。
上海ではタクシーはツーリストにも全然OKです。
いつでもどこでも捕まえやすいし(沢山走っている)、値段も明朗会計。
ほとんど「ぼられる」感じはありません。
中国元も安くなっていますし、タクシーはどんどん利用した方が良いですね。
ただ行き先を中国語で書いたものを見せないと、「STOP」などの簡単な英語も理解しない運転手がほとんどです。
さぁ、「新天地」です。

1930年代に建てられた上海独特の石庫門建築を修復し旧フランス租界の町並みを再現したここ。
レトロ・モダンなレンガ造りの建物内部には流行の最先端を行くショップやレストランが沢山入っています。
まさに昨今の上海の勢いと繁栄を代表する場所です。
スタバの対面は、あのフランス・パンの「PAUL」ですからね・・・すごい。

ここが教えてもらった「アナベル・リー」です。
店の中は女の子が喜ぶようなシノワズリー雑貨とアパレルで一杯。
で、ありました、ありました。
多分僕の友人が気に入りそうなものが・・・。
何といえない簿妙な色合いのシルクに、ところどころに手の込んだ中国風の刺繍がしてあるもの・・・値段を聞くと結構お高い・・・僕なら買わない値段。
一度店を出て同系統の店、たとえば「上海灘」とか「シャンハイ・トリオ」などの店も見てみますが、さっきのが一番良い・・・え~~い、人様からの頼まれものだ、買っちまえ(笑)。
日本円にして約13000円・・・でも、友人からは大絶賛され大感謝されました。
良かった。
ある特定の物をお土産に頼まれるって結構大変なことですね、今回つくづくそう思いました。

で、探し物ついでに、家族へのお土産も、ここで物色しちゃいます。
奥さんには中国茶を・・・いつもの「叙友茶荘」ではなくてここ「尭陽茶行」で買ってみます。
その理由は?このお嬢さんがとても英語が上手で、愛想が良かったからです・・・なんちゃって。
「珠簾洞水仙」と「鉄観音茶王」を買ってみましたが、ともに香りも高く、美味しいお茶でした。
さぁ、この後は?
地図を見ていて気が付きました。
この近くに人気のマッサージ屋があるはず・・・・地図を頼りに「新天地」から歩くこと数分、ありました、ありました。
「グリーン・マッサージ」。
中国名では「青 専業按摩」だそうです。
分かりやす~~い(笑)。

ドアを開けると、そこは明らかに高級店。
ほのかにアロマ・オイルが香り、キャンドルの明かりが灯る静かな空間は、普通のガチャガチャわいわいしたマッサージ店とは全く違なる雰囲気です。
ちなみに、グリーン・マッサージという名前は、すぐそばに淮海公園があることから、公園の緑にちなんで付けられたんだそうです。
ここのマッサージはすべて資格を持ったセラピストが行い、質の高い「癒し」を追求していると、ホームページには出ていました。
高級店らしいにもかかわらず、結構お客も多く、繁盛しているようです。
僕の担当は男性、基本的な英語は完璧で、外国人にも慣れているようです。
施術も丁寧で、プロって感じです。
部屋は個室ではなく共用、ただしリラクゼーションのためなのか、かなり暗いです。
僕には暗すぎ・・・これはちょっと無用の暗さのように感じちゃいましたけど、そのくらいが唯一の文句でしょうか。
値段は中国式マッサージ45分で、98元でした。

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