レストラン格付けで有名な「ミシュラン・ガイド」には、実はホテルの格付けも付いています。
ホテルのほうは、レストラン格付けに「星」を使っているのに対して、ホテルの快適度を示すアイコンとして「家」のマークを使用。
「家5つ」が豪華で最高級、「家4つ」は最上級の快適さ、「家3つ」は非常に快適、という尺度で評価。
家のマークには赤と黒があって、赤の場合は「より快適」であることを示し、家の数と色(赤・黒)によって細かく格付けされています。
東京の2011年度版では
★5パビリオン(豪華で最高級)(赤)
マンダリンオリエンタル東京
ザ・リッツ・カールトン東京
フォーシーズンズホテル椿山荘 東京
ザ・ペニンシュラ東京
シャングリ・ラ ホテル東京
コンラッド東京
グランドハイアット東京
パークハイアット東京
フォーシーズンズホテル丸の内東京
★5パビリオン(黒)
ホテルオークラ東京
ホテル西洋銀座
★4パビリオン(最高級の快適さ)(赤)
ウェスティンホテル東京
ホテル日航東京
ホテルニューオータニ ザ・メイン
★4パビリオン(黒)
ザ・プリンス・パークタワー東京
帝国ホテル東京
ホテルグランパシフィック Le DAIBA
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
ヒルトン東京
ANAインターコンチネンタルホテル東京
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
セルリアンタワー東急ホテル
★3パビリオン(非常に快適)(赤)
丸の内ホテル
★3パビリオン(黒)
ロイヤルパークホテル
京王プラザホテル(新宿)
アグネスホテル
目黒雅叙園
三井ガーデンホテル銀座
ハイアットリージェンシー東京
ロイヤルパーク汐留タワー
シェラトン都ホテル東京
パークホテル東京
ホテルセンチュリーサザンタワー
★2パビリオン(快適)(赤)
ホテルメトロポリタン丸の内
★2パビリオン(黒)
庭のホテル
クラスカ
★1パビリオン(適度な快適さ)(黒)
ホテルヴィラフォンテーヌ汐留
となっているとのことです(僕はまだ未読)。
ところで、「ミシュラン」のホテル評価の尺度は「快適性」と・・・。
随分漠然とした尺度ですね。
さすがに5パビリオン(赤)辺りについては何の異論もありませんが、4以下のホテルは、ホテル・ユーザーそれぞれに考え・評価の異なるところだと思います。
日本人が日本人のために評価したというのとは、ちょっと違うニュアンスを感じますね、僕には。
で、この写真のホテル、まだまだ一般的な知名度は少ないですが、今回堂々のランクインです。
水道橋駅近くの裏道の中堅ビジネスホテルが面目を一新、和モダン・テイストのハイグレード・ホテルとしてミシュランの認知するところになったというわけです。
大きな行燈に火が入る夕方以降が、このロビーが一番きれいに見える時間でしょうか。
ゲストは意外なほど外国人が多く、それもアジア系よりヨーロッパ・アメリカ系の人たちです。
やはりこれは「ミシュラン」効果?
あるいは「和モダン」(日本らしさ)を強く打ち出したプチホテル(といっても200室以上ある)ゆえ?
時間があれば、ここの詳しい宿泊記も書いてみたいです。
隣接する「東急ステイ水道橋」は一泊6700円からありますからね、果たしてここ、宿泊料金に見合う宿泊が出来たでしょうか?
ところで、皆さん、このホテルの名前、分かります?
上のリストの中に入っているホテルなんですよ。