昨年7月にリニューアルした羽田空港内の見学施設、JAL「スカイミュージアム」。
http://www.jal.co.jp/kengaku/
インターネットから無料でその見学は申し込めるのですが、ものすごい人気で、全然空きがありません。
年末年始を除いて無休、1日4回開催で1回の定員は100人でも、です。
先日予約がやっと取れたので、「スカイミュージアム」のある東京モノレール「新整備場」駅に初めて降りることになりました。
(ここは快速など停まりません、普通だけが停車する駅なので、これには要注意です。普通の本数は意外に少ないです)
地下通路から地上に出ると、隣はもう滑走路。
辺りに行き交う人はほぼ100%航空関係の人でしょう。
駅前の「JALメインテナンスセンター1」に、目指す「スカイミュージアム」はあります。
名前などのチェックの後、IDカードを渡されて入館。
ここで、パイロット、客室乗務員、航空整備士など、空港に関わるさまざまな職種に付いての展示が見られたり、客室乗務員の歴代制服とか古い時刻表・ポスター・メニュー表など貴重な資料が展示されていたり、制服を着て写真を撮ったりも出来、本物と同じコックピットやシートに触ることが出来ます。
僕の回の100名は意外なほど女性が多く、ごりごりの航空ファンという感じの人はほとんどゼロ。
でもどの人もわくわく感が一杯の表情で、本当にここを楽しんでいるように見えました。
基本的に飛行機に興味のない人はここに来ないのでしょう、皆さんかなりな熱心さです。
この紹介ビデオと実際とは細かいところで違っているところもありますが、僕の写真よりはずっと雰囲気がお分かりになるかと思います。
展示エリアにはJALを退職してここで働いているといったベテラン職員が数人いて、いろいろ補足説明もしてくれます。
ただあまりお金をかけている施設とは思えず、展示も思ったよりしょぼかったりします。
もちろん興味深いものが満載ではあるんですが・・・。
入口にある、このハローキティとか、どうしてここにキティちゃんがいるのか普通の人に分かるかなぁ?
これは2010年に立ち上がった子宮頸がん予防啓発プロジェクト「Hello smile(ハロースマイル)」活動の一環で、横顔のキティちゃんは、 特別協賛しているサンリオがロゴ・マークに提供したもの。
JALも協賛していて特別塗装の「Hello smile JET」なんてのを飛ばしていました。
でもこのプロジェクト、あまり有名じゃないし、それにあれってもう終わったんじゃないかな、あるいは終了まじか?
そういう説明もなしに入口に突然置いてあってもね、キティちゃんといえばエバー航空だし(笑)。
全体に造りが丁寧じゃない感じはします。
懐かしのDC9、皆さんコックピットに座って後ろを振り返りピースサイン、お約束みたいです。
シートも展示だけのものと、こうして実際に座れるものと・・・。
ここでも皆さん、シートをフラット近くにして歓声を上げてました。。
こちらは最近のもの、電子化が進んでる感じが見て取れますね
お約束、でもちょっとチープ過ぎ?
コスプレ体験。
プレイン・タワー。
僕はこの辺に興味津々、JALにはもっと珍しいポスターやフライヤーがたくさんあるはずです。
当時の機内食メニューなど、こうした小物類の珍品たちももっと見てみたかった・・・。
歴代の制服。
TDA初期の制服、今から見てもすごくモダンでしたね。
色使いもすごい・・・。
ギフトショップには、他であまり見ないJALのロゴ入りのものもありました。
見学の後、羽田空港やJAL,飛行機一般についての航空教室があり、後半はいよいよ格納庫見学です。
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