僕の「たった48時間のハノイ」旅行も終わりに近づいています。
お世話になったヒルトン・ハノイ・オペラを、午後4時過ぎに(相当なレイト)チェック・アウト。
宿泊自体がアワードによる無料宿泊だったので(通常この時期の最低価格は、通常フロアでもUS220++くらいといいますから、日本円で3万円は越すのですね。ましてエグゼクティブ・フロアなら・・・・)、あれだけいろいろなものをいただいたり食べたりしてもすべて無料、「お支払いはございません」と言われちゃいました。
ヒルトン様、いつもいつもありがとうございます。
これからも忠誠を誓います!・・・なんて言ってみたりして(笑)。
もう今日の深夜には日本行きの飛行機に乗ります。
やり残していることは・・・・・あぁ、そうだ、maskmanもご推薦のローカルなブンチャー屋「ダック・キム」だ!
ツアーで確保してある安宿についてまたシャワーを浴び、荷物の整理が終わると、もう夕方5時過ぎ。
このホテルは午後6時までいていいことになっていますが、ガイドさんがホテルに迎えにくるのは午後8時半とのこと。
微妙な「時間差」があるので、フロントのオネーさんに、夕方6時の(レイト)チェックアウトを更に遅く午後8時半まではどうか、と交渉。
最初US$7と言っていましたが、US$5で交渉成立。
日本円にして600円で、ガイドさんが迎えに来るまでで、部屋を確保しました。
そうなると、夕飯は「ダック・キム」でしょう。
お腹に余裕があれば、ちゃんとしたベトナム料理店にもう一度行ってみたかったですが、もうお腹が・・・。
またタクシーで旧市街に。
場所の見当はついているので、店はすぐに見つかります。
ここです。
超ローカルでしょう?(笑)
炭火で焼いた豚肉とつくね、そしてビーフンを沢山の香草やレタスと一緒に、青パパイヤが浮いている甘酸っぱいタレにつけて食べる料理「Bun cha(ブンチャー)」の専門店です。
店の看板にもあるように、サイドオーダーでネム(揚げ春巻)もほとんどの人がオーダーするようです。
店先で肉を焼いているので、周辺は美味しそうな匂いで一杯。
相当ローカルな店なのに、まずまずの衛生状態。
相当神経質な人でなければ許容範囲内でしょう。
これがブンチャーのセット。
味付けが、なんとも日本人向けです。
美味しい!本当に美味しい焼肉、スープそして揚げ春巻きです。
これを嫌いな人は少ないのでは・・・というくらい美味しいです。
籠の野菜の先のほうの柔らかそうなことろを千切ってたくさん入れます。
麺の量も半端じゃなく多く、僕にはとても食べ切れません。
まあ、相当に肉体労働者向けの食事ということでしょうか。
揚げ春巻きも作り立てで最高でした。
「ラ・ルア」のより美味しいかも・・・でも油の質が悪そうなので、沢山食べるのはXな気がします。
店のオバサンも笑顔で愛想がいいですが、ここもまた外国人価格採用の店(笑)でした。
多分ベトナム人だとネム込みで20000ドン(140円)だと思うのですが、僕には30000ドン(210円)と。
もう一度確かめて「あれっ」って顔をしても、3本指を出します。
しょうがない、払います。
でも、こういうところが良い思い出に水を差しますよね。
この後腹ごなしにハンガイ通りをもう一度ブラブラして見ますが、沢山あるシルク屋を始めどの店にも欲しいと思うようなものはありません。
暮れなずむホアンキエム湖と、お寺のライトアップを見ながら、ホテルに戻ります。
ベッドに横になりウトウトするともう、チェックアウト・タイム。
ガイドのオニーさんの笑顔がもうフロントで待っていました。