金沢のお土産

スポンサーリンク

先日お土産にいただいた金沢のお菓子。
創業160年という「諸江屋」」の「濃茶落雁」です。
落雁は、子供の頃、嫌いでした。
甘いけど、ぼそぼそ・ぱさぱさしていて・・・。
父親が「お土産だよ」とカバンから出してくれたものが落雁だったりすると、本当にがっかりしたものでした。
そんな落雁もその美味しさを少しは分かる年になってきましたが、最近は落雁そのものが和菓子の中でポピュラーではなくなってしまいました。
今の若い人は甘いもの好きな方でも「落雁って何?」って思われるかもれませんし、それどころか「落雁て、何と読むの?」状態かもしれません。
真面目に書くと、落雁とは、米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色して、型に押して乾燥させた干菓子のことを言います。
型に押す際に、餡や小豆、栗などを入れて一緒に押し固めるものもあって、いただいた「濃茶落雁」はこのタイプの方の落雁です。
餡の入った落雁なんて邪道だという方もいらっしゃいますが、最近ではこの方が食べやすく、人気があるでしょう。
「濃茶落雁」は加賀藩献上の抹茶を使い、石臼図案の型で仕上げてあり、粒あんと抹茶が良い具合でブレンドされています。
実際は写真で見るより小さく、休憩時間にお茶と一緒になんてのにはうってつけ、良いものをいただきました。
有難うございました<Mグループさん。
でも金沢って美味しい和菓子が一杯あるんですよね、これくらいのものなんで山ほどあるんでしょう。

タイトルとURLをコピーしました