シンガポール!・・・・・バンコクに比べて「蒸し暑い」です!
バンコクは湿度50%以下だったのに、ここは・・・・。
でも室内はどこもエアコン効きすぎなくらいです。
空は曇り空、夜にはザッ~と来るかなって気もします。
宿泊はまたしてもコンラッド。
正式には「コンラッド・センティニアル・シンガポール」と言うそうです。
マリーナ・ベイにあり、周囲はホテルだらけで、リッツ・カールトン、マリーナ・マンダリン、パン・パシフィック、マンダリン・オリエンタルがすぐそばというロケーションです。
お隣には巨大なサンテック・シティーがあります。
またしてもSG$200という最低価格にもかかわらず、アップグレードしてくれたようです。
ただラウンジなどが改装中だそうで、4階のプール脇に仮のラウンジが出来ていました。
でもこのラウンジはバンコクなどに比べて最低、サービスもファシリティーもフードのクオリティーもすべてダメダメ、でした。
マリーナ・マンダリンの影にかろうじてマーライオン像が見えます。
写真の右端です。
見えますか?
フルーツとチョコレートがウェルカム・アメニティー。
クリスマス・ヴァージョンと普通のバージョンの二つのコンラッド・ベアも。
早めの夕食は、「翡翠拉麺小籠包」というおなじみ「クリスタル・ジェイド」チェーンの格安ラインの店で。
オーチャードの高島屋にも、お隣のサンテック・シティーにも店があります。
どの店も至って気軽な雰囲気で、値段もリーズナブルですが、味はなかなかイケテます。
まず、くらげのごま油合え。SG$6(約450円)。
くらげがやや太すぎるきらいもありますが、水っぽくなくて美味しいです。
日本人なら嫌いな人はいないんじゃないかと思えるほど美味しかった「城皇廟開洋葱油拉面」という麺。
底に少しだけある甘辛醤油味のスープのコク、掛けてある葱油の香ばしさ、揚げた葱の甘さと食感・・・これはB級グルメの極致です。
値段もGREATで、たったのSG$5(約360円)。
名物の「上海小籠包」。
一皿SG$3.6(約280円)。
クリスタル・ジェイド・グループはシンガポールでは超高級店からパン屋まで幅広く展開していますが、きっとどこの店もはずれはないでしょう。
香港でも杭州でもこのグループの店は大人気だったのを思い出しました。
シンガポールといえばカヤ、お土産にはラッフルズのカヤ・ジャムを買いましたが、自分用にはやはりここです。
豊洲にも日本店がある「ヤクン」(YaKun)のカフェ。
卵、ココナッツミルク、パンダンリーフ(香り付け用の葉)、砂糖で作られたカヤ・ジャムをバターとともに、カリカリに焼いた薄焼きパンにぬったカヤ・トースト。
卵やコピとセットにすれば、気分は「シンガポールの朝」。
でも今日はおやつ代わりなので、トーストだけ。
思ったより多くのバターと、思ったよりカリカリに焼いたパン・・・これがオリジナル・スタイルなのでしょう。
案の定、夕闇とともに黒い雲も・・・・・。
この後それはそれは激しいスコールになりました。
スコール前の夕暮れのコンラッド・ホテル。
7時半にホテルからタクシーで、久しぶりの「ナイト・サファリ」に。
タクシーに乗っている途中から、ついに雨が・・・・それも半端じゃない降り方。
日本で経験したことないような、そう、最近ホテルのシャワー・ブースによくあるレイン(フォレスト)シャワー、あんな感じの間断ない激しいスコールがやみません。
一時的に雨脚は途切れることはあるのですが、「ナイト・サファリ」のアトラクションは残念ながらすべて中止。
かろうじてトラムには乗れて、それも雨避けのビニール・シートを下ろさずにすむ程度だったのは、実はラッキー。
というのは間断なく降る雨と、時々光りとどろく雷鳴は最高のムードを出してくれたからです。
こりゃ、よい経験をしました。
まさに「ジュラシック・パーク」のムードです。
いつ茂みから恐竜が出てきてもおかしくない雰囲気の50分は最高に「大人のアトラクション」でした。
ただ難点は帰りのタクシー待ちの行列。
30分以上は並びました。
シンガポールの新旧。
古いショッツプ・ハウスの向こうに高層建築。
シンガポールは本当に何かにつけ「MIX & MINGLE」な国ですね。
コンラッドのお隣、サンテック・シティにある「富の噴水」。
真中の輪を水に触れながら何回か回るとお金持ちになれる・・・・こういうのを「無理やり」作って定着させちゃうのもすごいです。
中華系の人が絶え間なく、必死の形相で雨の中、グルグル回っていましたよ。
その噴水のショウ。
何てことないショウですけど、見学している人は多かったです。
どこもきちんとしていて綺麗なシンガポール、おいしいものもたくさんあるし嫌いじゃないけど、僕にはタイのほうが性にあっています。
伝統と文化、人間性・・・・ルーズでマンペンライなタイ独特の感覚も、すべてが僕には好ましく感じられます。
要するに僕はタイが大好きなのです。