宿泊はパークハイアットソウル

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今回のホテルは三成洞(COEXのあるところ)のパーク・ハイアット・ソウルに。
理由はあまりこの地域に泊まったことがないのと、ハイアット・チェーンがマスター・カードと組んでのファスター・フリー・ナイトという恒例のプロモーション(宿泊2回で、1泊無料)中であること、強気な値段設定のパーク・ハイアットもビジネス需要が極端に減る秋夕の季節ということで安いパッケージが出ている・・・こんなところで、このホテルを選んでみました。
ホテルに行く途中、タクシーの窓越しにこんな広告(の一部?)を見つけたので、すかさずパチリ。
世界地図?

そう、世界地図なんですけど、僕らがいつも見慣れている地図の書き方とは全く逆なのにビックリ。
あぁ、やっぱりここは外国だぁ、韓国だぁ・・・と。

秋夕の季節なので、ソウル市内の交通量は普段の1/5以下。
もうスイスイです。
予定より相当に早く、12時半には江南の三成洞に着いてしまいました。
パーク・ハイアット・ソウルの外観です。

入り口はこんな、わざと「目立たないように」「知る人ぞ知る」「隠れ家のような」・・・そんなコンセプトが伝わるようなエントランスです。

でもこのエントランスの真ん前が地下鉄「三成」の入り口、ものすごく便利そうです。
常時詰めているベルの案内で、エレベーターで最上階(24階?)に。
このホテルは東京のマンダリン・オリエンタルなどと同じで、最上階にレセプションがあるのです。
エレベーターもハイアット・タッチのコンテンポラリー・モダンなもので、否がおうにもホテルへの期待が膨らみます。
レセプションはシンプルかつシック。
ネイティブな英語を話す(ここが大切!)レセプショニストたちは、さすがに訓練が行き届いていて、的確かつ親切。
でも僕らのようにそう英語に不自由のない人間には快適でも、韓国語も英語が苦手な日本人の個人旅行者は相当辛いかもしれません。
ここのところ、つまりここに日本語も堪能なスタッフを置かないところに、このホテルのポリシーのひとつがありそうな気がします。
ホテルもゲストを選ぶ・・・・僕の考えすぎでしょうか。
(もちろん片言の日本語は出来るスタッフにはその後遭遇はしましたが)ホテルのチェックイン時間相当前だったのですが、窓からダイナミックなソウルの街が見たいという僕らの希望通り、中層階のCOEX側の部屋を用意してくれました。
感謝です。
そのトップフロアにあるロビーラウンジ(何か名前がついていたかもしれませんが、失念しました)もスタイリッシュ。

下はCOEX。
Iのマークのついた建物は、COEXインターコンチネンタル・ホテル。

反対側。

道を見てください。
ほとんど゙車、走ってないでしょう。
ちょうど韓国はそんな時期だったのです。
今回の旅はこういう時期をうまく生かした旅にしたい、それだけを考えていました。

そしてこのホテルの特徴のひとつ、なんとロビーラウンジの奥に、プールがあるのです!

ラウンジでお茶を飲んだり食事をしたりしている人たちから、丸見えの作りなんです。
相当に体に自信があるとかでないと・・・・ここでは恥ずかしくて、泳げないです(笑)。
もちろんホテルはそれを狙って、こう作ったのでしょう。
恥ずかしながら、僕も夜チョコっと泳ぎましたが、夜空を見ながらの暗めのプールもファンタスティックでしたよ(笑)。

このホテルでは、部屋への案内はなしでした。
5★ホテルにしては珍しいですね。
エレベーターの使い方などに独特のシステムもあり、こうした点を教えてくれないのは不親切だと思います。
ただ部屋に関しては僕らの希望通りの部屋、中層階でCOEXビューの部屋でした。
一面の窓からは実にダイナミックな視界が開けます。

部屋は50ヘーベー以上ありますが、やや狭く感じるのは浴室に相当の面積を取っているからです。
(六本木のグランド・ハイアット東京と同じようなコンセプト)
座り心地の良いブランド物の椅子(カッシーナ製だと思う)、フラットTVなどは、オープン当時(5年位前?)はさぞや最新だったでしょう。
その向こうに見えているのが、窓際に配された浴槽。
これもその頃は最初に近かったかもしれないシースルー・タイプの浴室で、もちろん閉めようと思えばブラインドを下ろすことが出来ます。
そのブラインドはすべて電動です。
ただ、ブラインドの開閉も含めてきわめてデザイン重視のスイッチ類(つまりはなれないと使いづらい)が沢山あって、ご年配、眼の悪い人、英語が苦手な人はちょっと苦労するかもしれません。

広い洗い場も付いた日本人にはうれしいタイプの浴室です。
木の椅子もおいてありました。

風呂好きには、この景色を眺めながらの入浴、昼も夜もたまりません。
いつまででも入っていたくなります。
窓ガラスも決して曇らないように工夫してあります。
難点をしいてあげれば、水圧がそれほど高くないので、大容量の浴槽に湯を張るのに時間がかかることくらいですね。

バス・アメニティーはイソップ。

浴室から寝室のほうを見ると、こんな感じです。

これもアジアのハイアットなどで時々見ますが、クローゼットが寝室側からも浴室側からも使える・・・開いておくと部屋も広く感じる・・・・そんな仕掛けです。

この辺の質感はイマイチです。
机などに経年劣化の擦り傷などが目立ちます。

見た目スッキリしていますが、仕掛けがいろいろあって、電気ポットなどはとんでもないところから飛び出してきます(笑)。
アメニティー類のデザイン性もまずまずです。

ウェルカム・フルーツのみかん3個というのはどうなんでしょう。
でもこのミカン、レストランとかにも要所要所のアクセントに使われてましたから、秋ということでホテル全体のデザイン性も考えて・・・なのかもしれません。

カンジャンケジャンで、お腹いっぱい。
ホテルに帰ると、夜のホテルが僕らを迎えてくれます。
フロントもこんな風に、大人でシックなムードになっています。
照明をちょっと変えただけなのにね・・・・インテリア・デザイナーの勝利です。

廊下の両側には韓国のアンティークが並びます。

部屋に帰って、窓を開けると

わぁ、これは圧巻な夜景です。

風呂のほうに目を転じてみると、こんな風。

電気をつけてみます。

風呂からはこんな風に見えます。

すみません。
女房に隠し撮りされちゃいました(笑)。
逆はしませんけどね・・・(笑)。

ヘンなもの(笑)お見せして、すみません。

朝食

朝起きてみると、うっすら地面がぬれています。
夜のうちに雨が降ったのでしょう。
それにしても、道に車のいないこと・・・・さすがに「秋夕」(チュソッ)の中日です。

ところで、ホテルの朝食って、結構高いですよね。
高級ホテルの朝食は特にそう。
ここパーク・ハイアット・ソウルは他のパークの付くハイアット同様、エグゼクティブ・フロアがありません。
(全室エグゼクティブ対応という意味)
エグゼクティブ・フロアがあれば、当然専用ラウンジがあって、簡単な朝食が取れる・・・・朝はあまり食べないからそれで充分・・・・というのが最近の僕らのスタンスだったのですが、エグゼクティブフロアの設定のないこのホテルの場合はどうしよう、悩みました。
近くのCOEXの中には朝食も取れる各種ファーストフードやレストランが複数あるようですが秋夕のど真ん中、きっと今日だけは「休み」という店も多いに違いありません。
でも、今回はうれしい誤算。
チェックインのときに「お客様の宿泊はパッケージですので、コンチネンタルですが朝食は込みです」と言われたのです。
そうだったっけ?
一番安い料金を選択したので(たったの280000ウォン、税金・サービス料免除)、まさか「パッケージ」料金とは思っていませんでした。
30000ウォンX2(日本円にして8000円くらい)が浮いちゃいました(笑)。
ラッキー!
で、朝食です。
2階にある「コーナーストーン」というハイアットらしいモダンなインテリアのレストランでいただきます。

コンチネンタルとは言ってもここのは、卵料理の付かないバフェみたいなもので、僕らにはコンチネンタルで充分すぎるほどでした。
フレッシュなジュース、ッコーヒー、各種のパン(これが美味しい!)、冷蔵庫の中に入っている小皿盛りの前菜各種。

生ハムとメロン、チーズとイチジク、サーモンなど質も上々です。
他にはシリアル類、ヨーグルト類(マンゴ味が美味しかった)、フルーツ類もあり、更にはアイスクリームまでありました。
「本当はアイスクリームは別料金なのよ」と笑いながら女性スタッフ。
「でもうちのはとても美味しいの。テイスティングってことでいかがですか?」
もちろん、いただきますとも。テイスティング(味見)ということでね(笑)。
でも彼女相当な量のピスタチオとマンゴを盛ってくれました。
滑らかで香りも強く、さすがホテル・メイドのお味でしたよ。
・・・ということで、朝食もこのホテルを堪能させていただきました。

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