フォーシーズンズホテル丸の内 東京

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大忘年会の後は、なんと・・・このホテルにお泊りしてしまいました。

もうこのホテルも出来て5年はたつのですね。
東京駅周辺の再編成の嚆矢となるガラス貼りの高層建築「パシフィック・センチュリー・プレイス」の低層階(2階から6階)に位置する、フォーシーズンズ・ホテルの東京2箇所目のホテルです。

部屋数がたったの50室強、レストランも1つ・・・すなわち(最高級の)宿泊に特化したホテルであるという点でも、東京駅前という絶好の立地なのに、ホテルのエントランスなどをわざと目立たなくして、「知る人ぞ知る」あるいは「ターゲットを絞った」一種ハイダウェイ・ホテルの雰囲気も出しているという点でも、画期的なホテルと思っています。
ムードは大分違いますが、「ホテル西洋銀座」などと同じ路線です。
夜のパーティーなどがなければ、このホテルの人の出入りは極端に少ないようです。
エントランスには必ずベルが常駐。
写真のようにゲスト一人一人に深々と頭を下げ、本当に丁寧に案内してくれます。

小規模ホテルならでの良さが全開です。
こんなエレベーターホールを抜けて、レセプションのある7階に上がります。
レセプションに着くときには、ゲスト到着の連絡もついているようで、顔を見るなり「お待ち申し上げておりました、shackinbaby様」・・・とスムーズにチェックインできます。

スタイリッシュなロビーは、クールかつエレガント。
暖炉の炎が、雰囲気的も暖かさをかもしだします。
椅子類なども質感の高い、すわり心地の良いものばかりです。
各階のエレベーターホールも良い感じです。

エレベーターでも、廊下ででも他のゲストと出合うことは、ほとんどありません。
エレベーターは両面に開閉できる(階によって開く方向が違う)面白い作りで、時々方向感覚が狂ってしまうことも・・・。
予約したのは、一番スタンダードなタイプの部屋。
それでも50ヘーベーはありそうな、実にゆったりした作りです。
特に一面の窓が、その開放感を増幅させています。

こういうのも天蓋ベッドというのでしょうか。
レースによるロマンティックなものではなく、皮の天蓋。
クールでシャープで、まさにコンテンポラリー・デザイン。高級志向のビジネストラベラーにはうってつけの印象的なデザインですね。

室内の色合いも、一見おとなしすぎるかとも思えますが、実に落ち着くエレガントかつクールな色調だと、しばらく部屋にいると思えてきます。
置いてある家具などは、どれも質感の高いものばかりです。
最近どんどん出来ている、新しいだけで実際には薄っぺらかったり安っぽかったりするデザインホテルなどの作りとは一線を画した高級感があります。
経年劣化も感じさせない、メンテナンスぶりです。

窓の外はすぐ東京駅。
直下には新幹線が走っています。
これは鉄道オタクにはたまらない景色でしょう(笑)。
プラットフォーム直前(直後)なのでスピードを落としている新幹線、乗っている人の顔もハッキリ分かるほどの近さです。
1日ここに座っていても飽きない・・・という人(鉄っちゃん?)も絶対少なくないと思いますよ。
防音もしっかりしていて、耳を澄ませばわずかに音は聞こえますが、全く支障のない程度です。
より高級な広い部屋は反対側の外堀通り方向に位置しているようですが、僕には断然こっち側ですね。

ミニバーも充実しています。

これなんか高級ホテルらしいですね。
ウン万円の宝石箱・・・・・買うゲストがきっといるのでしょうね。

この辺りもデザイン性、高いですね。
プレスするコーヒーメイカー、重宝しました。

浴室も広く取られています。
ドアを開けると中央に深めのバスタブ。
左右シンメトリーにトイレとシャワーブース。

充分なアメニティー類。
更に追加注文できるもののリストもあります。
バス・アメニティーはロクシタン。
以前はブルガリだったような気もしましたが。

バスローブはLサイズなんかもリクエストできます。
(でも僕は個人的にはこのホテルのスパにおいてある、両面が違い生地で出来ているローブのほうが好き、あれは最高の着心地です・・・多分シカゴのパーク・ハイアットにあったのと同じメーカーのものでしょう)
僕はあるととにかく快適なバスピローとロクシタンのバス・キューブを頼みました。

小物類の質も高いです。
その良い例は、このスリッパ。
なんとも気持ちよい肌触り。
コンラッドにおいてあるハードなスリッパも好みでしたが、これは女性受け、最高でしょうね。

頼んで置いた小さな繕い物も、こんな風にしてすぐに返却。
もう気分良いこと、この上なかったです。
しかも無料とのこと・・・・。

更に更に気分の良いことが・・・・どういう理由が分からないのですが、部屋にシャンパンやらベリー類、フルーツプレートなどがセットされていたのです。
なんで?
部屋を間違えてセットされたのか、小心者の(笑)はゲストリレイションに確認すると、「どうぞどうぞお召しあがりください」とのこと。
理由は相変わらず不明。
僕の推測では絶対に「間違い」ですね、でも「間違いでした、下げさせていただきます」とは言えなかったんでしょう。

もちろん美味しく美味しくいただきました。
本当に有難うございました。<フォーシーズンズホテル丸の内さま
窓の外は一面のこの景色。
今日の夜は忘年会ではじけるかぁ(笑)!

奥さんと買物を終えて帰ってくると、窓からはこんな景色に。
僕はこの手のビューに弱いんです(笑)。

このホテルに泊まれて良かった・・・・実はこのクリスマス前の閑散期の特別料金で泊まっているんですけどね。

素敵なホテルというのは、必ず昼とは違う「夜の表情」を持っています。
このひっそりした「フォーシーズンズ・ホテル丸の内」も、夜のライトにそのエレガントさはますます磨きがかかります。
チェックインしてまだ数時間なのに、僕の顔を見れば「おかえりなさいませ」。
パーティーに参加のお客と見れば「いらっしゃいませ」。
笑顔とともに臨機応変かつスムーズにかけられる挨拶は、さすが5★ホテルのものです。
それも小規模ホテルならではの・・・・。
男性スタッフの接遇ぶりは特に素晴らしかったです。
ロビーの奥にある「EKKI」というレストランからは、ジャズヴォーカルのライブも聞こえ、ゲストのさんざめきもインターナショナルで、ここは日本じゃないような雰囲気です。
どこかの外資系企業のパーティーだったようです。
そういうのが実にピッタリなホテルでした。
部屋の一面の窓からは、丸の内側の高層ビル群が。

もう気分は、年末に行くニューヨークみたいです。
広い浴室も、照明を落とすと、かなりロマンチック。

バスピローがあるホテルは少ないので、写真を撮っておきました。
これは本当に気持ちが良いです。
是非お試しを。
最高にリラックスしたバスタイムが約束されますよ。
バスキューブはもちろんロクシタンのもの。

ライトピアに行く途中、東京駅周辺もきれいな夜景でした。

忘年会を終えて帰れば、部屋はきれいにターンダウン済み。

ベッドはリネン類ともども、最高の寝心地でした。
朝は早めに起きて、スパエリアにある温泉に。
最高の気分でチェックアウト→新幹線に乗るまで15分→仕事、順調に開始
・・・・ということで申し分のないホテル・ステイでした。
いつかもっと時間のあるときにゆったりしたいホテルでしたね。
あとは値段しだいかぁ・・・(泣)。

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