ホテルニューオータニ 「エグゼクティブハウス禅」

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先日、ホテルで開かれたある催しもの(?)に参加したら、なんと自宅までのタクシー・チケットかホテルの宿泊券が付く・・・というとんでもない厚待遇に遭遇してしまいました。
こんなことめったにありません。
ホテル好きの僕のこと、当然ホテル宿泊を選びました(笑)。
本当は遠隔地から参加している人が対象だったようですが、僕も「おこぼれに預かった」というわけです。
そのホテルとは赤坂にあるホテルニューオータニ。
赤坂に聳え立つ巨大ホテルです。
レストランの数が豊富にあるので家族と食事に行ったりしたことは何回もありますが、宿泊となると思い出せないくらい昔に一度きり・・・だったと思います。
とにかく大きいホテル、宿泊棟だけだって「ザ・メイン」という本館(旧館)と、「ガーデンタワー」という40階建ての高層の新館がありますし、その間を各種のショッピング・モールやレストラン、宴会場が埋め尽くしますし、一番赤坂見附寄りには「ガーデンコート」という棟もたっています。
とにかく久しぶりに行くとかなり迷って複雑な構造をしています。
それに各棟で高低の差もあり、「ガーデンタワー」の6階が「ザ・メイン」でいうとロビー階にあたるとか・・・・もしかして僕が間違っていることを書いていたら訂正してください<ホテラバさん(笑)。
これは僕が普段あまり使わない(正面とかメインのエントランスではないという意味です)アーケード階に入る方の小さい入り口、ここから17階建ての「ザ・メイン」を望んだところです。

最上階は回転展望レストラン、最近リニューアルされた「THE SKY」です。
僕にとっては超懐かしい「リブルーム」というステーキハウスのところを通り、エレベーターで二つ上に上がれば、そこが「ザ・メイン」のロビーです。
でも僕らがアサインされた部屋はいわゆるエグゼクティブ・フロア扱いらしく、11階にあるラウンジでチェックインが行われました。

新宿の高層ビル群が見えるソファで、飲み物をいただきながらのチェックインです。

ラウンジは細長く、ずっと奥まで続いています。

それにしてもスタイリッシュな空間、僕の想像していたこのホテルのイメージとずいぶん違います。
ラウンジのスタッフにいろいろお聞きすると(ここのスタッフの丁寧さ、気の使い方は相当なものです、都内の最高級ホテルのそれを凌駕するかの丁重さでした)、なんでもこのニューオータニ、最近ハイブリッド・ホテル・プロジェクトと言うのに取り組んでいて、「地球環境に配慮することが、ゲストの真の快適さにつながる」という信念のもと、地球環境に配慮しながら、ゲストの快適さを最大限に引き出す努力を重ねているんだそうです。
そのプロジェクトの一環として「ザ・メイン」を去年の10月にリニューアル、その11階と12階には「ホテル・イン・ホテル」という全く新しいコンセプトのラグジュアリー・ホテル「エグゼクティブハウス禅」が誕生したのだそうです。
僕らはそのフロアーにアサインされたということなのだそうです。
いや~~っ、うれしい誤算です。
こんなホテルなら僕は大歓迎。
とにかく丁寧すぎるほど丁寧なスタッフと、これから案内される部屋への期待で、僕の小さな胸は(笑)もうドキドキです。
エレベーターをこの2フロアーで降りると、こんな感じです。
シックな黒を基調(「禅」がテーマだからでしょう)にしたデザインです。

エレベーター・ホールから各客室に行くには専用のカードキーが必要です。
このドアは外からはカードのみでアクセス可能、セキュリティーにも充分配慮されています。

リニューアルといっても、天井高までは手をつけられないので、最新のホテルに比べると、天候の高さ、廊下の広さなどはやや窮屈に感じます。
それでも廊下は凝った照明とこうした花々でアクセントがつけられています。

部屋に入るとこんな感じです。
モダンでしょう。
今流行のコンテンポラリーでシャープなデザインにアジアン・テイストがタップリ・・・ってタイプです。
部屋の広さは50ヘーベー弱といったところでしょうか、ゆったりした作りです。

窓からの景色は緑が沢山です。
窓に室内が少し反射し見づらい写真かもしれませんが、この緑は迎賓館の緑です。

こちらはニューオータニご自慢の日本庭園と左に高層の「ガーデンタワー」が見えます。

これは予想以上の部屋で、タクシー・チケットよりホテル宿泊を選んで本当に良かったです、ホテル・フェチの端くれとしては(笑)。

ホームページによると
★70%以上が、ビューバス。
「エグゼクティブハウス禅」の70%以上の客室は、バスルームからリビングルームを通して、そのまま空へと広がる景色をご覧いただけます。デラックス以上の客室には、グローエ社のレインシャワーを採用。ほとんどの客室に取り入れた、バスタブから直接行き来できるシャワーブースは、そのスタイリッシュなデザインに加え、利便性も向上いたしました。

★トップエグゼクティブの為に特別に誂えたバスアメニティ
タオル類とバスローブには、アメリカ産で最高級の超長綿である「スーピマ綿」を使用し、日本で製品化したオリジナルデザインを採用。驚くほどの吸水性で、湯上りのお身体をふんわりとやさしく包み込みます。
落ち着いた香りを拡げる「墨」をイメージしたオリジナル石鹸や、グリーンの香りのオリジナル入浴剤に至るまで、一品一品こだわったオリジナルのアメニティ。さらに、日本では初めて導入される、「サルバトーレ・フェラガモ製 タスカンソウルシリーズ」のバスアメニティが、疲れた身体をリフレッシュしてくれます。

★寝心地のよいベッドで深い眠りを誘う
ベッドリネンには、エジプト綿100%の極細の糸を用いた、イタリア・フレッテ社製品を採用。すっと足を滑り込ませた瞬間から、まるで天使の羽に包み込まれたような安眠をお約束します。また、ベットマットレスにはポケットコイルマットレスを採用し、心地よい硬さが、疲れを癒します。
だそうです。
すごいですねぇ(笑)。
最高級と言われるものをすべてぶち込んだ感じのラインアップです。

TVのチャンネル数も多いですし、無料のミネラルウォーターも一保堂のお茶類も完備です。
ただ残念ながら、ティー・セット類などの質感はザ・リッツカールトン東京などには遠く及びませんが・・・・。


窓に面したビジネス机もスタイリッシュです。
椅子もかっこいいのですが、やや座り心地が・・・。

バスルームとベッドルームの間のブラインドを上げると、こんな感じ。

下げるとこんな風です。

デザイン的にはこれで良いのでしょうが、ちょっと質感が・・・。
スタイリッシュなコーヒー・カップとソーサーも同じような印象を受けました。

部屋の中にもいろいろなオブジェが並んでいます。



浴室も広く取られています。
アクリルのドアを閉めれば半個室になり、シャワーも充分浴びることが出来ます。
もちろんいま流行のレイン(フォレスト)シャワーも完備です。
浴槽はやや狭めです。

フェラガモのバス・アメニティーは、ほんと良い香りです。

透明の洗面器と椅子が面白いですね。

タオル類もタップリ、バス・オイルも2種類おいてありました。

まだ新しいバス・ローブなどの感触もGOODです。

浴槽から窓越しにベッドルームを見ると・・・。

クローゼットも大きめ・広めです。

スリッパはなんと黒。
この写真を見て、うちの奥さん、「スリッパの
写真撮るなんてあなただけよ」と大嘲笑です。
確かに・・・・(笑)。

でも、黒はこのフロアのテーマ・カラー、こういうところにまで気を配っているのでしょう。

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