バンコク気まま旅 ミレニアムヒルトンからオリエンタルホテルへ

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急に決まった旅行、ホテルの選択も重要です。
いくらゴールデン・ウィークに無料で、しかもファースト・クラスで旅行できたとしても、ホテル代が高すぎたり、ホテルが取れないようでは困ってしまいます。
でも、そこはそれ、バンコクのこと、ホテル供給過剰気味の都市なので贅沢さえ言わなければ・・・。
フライト決定後、すぐさまホテル・チェックです。
すると以外に空いています。
それも普段に比べてそう高い値段ということもなさそうです。
まず、コンラッド・バンコクのウィークエンドのみの特別パッケージ料金、「WEEKEND RETREAT」がまだ空いていたのですぐ予約。
これは金曜~日曜日の利用で最低2泊以上、1泊6400バーツ++(税・サ込みで日本円で25500円くらい)で、毎朝食と1回のアフタヌーンティー、1時間のマッサージが含まれます。
通常のルームレートよりものすごく「お得」です。

だって朝食は720バーツ++、アフタヌーンティーは週末用のハイティーで480バーツ++、マッサージにいたっては何とタイ古式マッサージで2800バーツもするのが、全部無料になるのですから・・・。
2泊目・3泊目はこれで決まり。

で、最初の日をどうするか(今回は3泊4日の日程です)・・・片っ端から僕が属しているホテル・チェーンのバンコク内のホテルをチェックしていきます。
で、決めたのはやはりヒルトン系のミレニアム・ヒルトン・バンコク(つまり前回と全く同じホテルということです)、ルームレートのみで4300バーツ++(税・サ込みで約17000円)でした。

まあ、ヒルトンはポイントもためてるし、アップグレードもあるでしょうから、これはこれで緊急手配した割にはまずまずの結果でしょう。

ハイアットは高いし、スターウッド系は昔どこもよく泊まったし、バンコクのシャングリラは値段が高い。
オリエンタルは更に高すぎだし、インターコンチネンタル/ホリデイ・インもいまいち食指が沸かない。
アコー・グループもいまさら新味がなく、新しいプルマン、ミレニウム・スクムヴィットも思ったより値段が高かった・・・この辺をPCを前に30分くらいで予約を終了、本当に今の時代の旅行は便利です

チャオプラヤ河沿いのミレニアム・ヒルトン、今回は夕方のチェックインです(前回は深夜)。
ロビーではタイの音楽も演奏されて、優雅な雰囲気が漂っていました。
(オリエンタルやリージェント・ホテルなどの弦楽四重奏というほどの格調の高さはありませんが)

部屋は前回とは逆側。
でも素晴らしいピクチャレスク・ウィンドウです。

部屋の中は、覚えている限り前回と全く同じ。

最上階(と言っても円形の展望レストラン・バーの一つ下の階ですが)のエグゼクティブ・ラウンジからの眺めです。

ちょうど中央にペニンシュラ・ホテルが見えますね。
ラウンジのアウトドア部分です。
いくつか椅子が置いてあるので、思い思いのところで、風に吹かれてのアウトドアも気持ちよいものです。

河の反対側(リヴァーシティーのピア)から見たヒルトン。
ボートはペニンシュラのです。

前回のように予定をぎっしり入れていない旅だったので、とりあえずオリエンタル・ホテルの川岸のレストラン「ザ・ヴェランダ」に席を取り、今後の予定をこれから考えます。

僕の滞在中、バンコクの気候はツーリストにとってはほぼ最高。
曇りがちなので暑すぎないし(33~34度くらい?)、湿度も低め。
この日も、風が時々吹き抜けて、とても気持ちの良い夕方を過ごせました。

オリエンタルでは、どのレストランで出るこのパンのバスケットも、楽しみの一つです。


もう少し時間が遅くなるとにぎやかになるこのバーベキュー・エリアも、まだ人影は少ない。


注文したソムタム・タイがやってきました。
さすが、オリエンタル。
綺麗で上品なソムタムです。


屋台の10倍近い値段ですが、衛生で安心、材料が新鮮、味付けが辛すぎない・・・を得ることが出来ます。
お味?
アロイ・マークマークです。

周囲にはほとんど何の音も聞こえません。
レストランの客にも嬌声はなく、皆さん静かに時を過ごされています。
本当に、静かに静かに夜が忍び寄ってきます。
メインには、僕の大好きな(というか、日本人でこの味の嫌いな人はいないでしょう)パッシーユー・ガイを選びました。
正式にはクィティアオ・センヤイ・パッ・シーユー・ガイというのでしょうか。
クィティアオ・センヤイは幅広の米の麺、パッは「炒める」、シーユーは醤油、ガイは鶏肉。
これと写真でどういうものかお分かりですよね。
シーユーの香りは、ニョクマム味に食傷気味なときなど、最高です。
もちろんオリエンタルのですから、材料も炒め方も完璧でした。

夜も近づき、明かりがともるようになると、人のざわめきもやや多くなってきます。

ペニンシュラ・ホテルも今日は忙しそうです。
対岸にある「サラ・リン・ナーム」や「オリエンタル・スパ」にも明かりがともり始めます。

ホテルの中に入ると、ストリングス・カルテットが燕尾服で演奏中。
適度なざわめきもあって、オリエンタル・ホテルの醸し出す上質な夜への高揚感が、ひしひしと伝わってきます。

やはりこのホテル、すがすがしい朝も良いし、けだるい昼下がりも結構なもの、でも夜こそこのホテルが一番輝くときでしょう。
伝統と風格、一日にしてはなりませんね。

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