reduced rates! フォーシーズンズホテル丸の内 東京 

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ここのところ高級ホテルほど、値引き合戦の様相を呈しています。
今回は自分のためだけに、僕が東京で一番好きなホテル「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」でゆっくりしてきましたので(と言っても、チェック・アウトは朝早かったですが・・・)、その報告です。

その日は珍しく天気が悪く、曇り時々雨といった嫌な天気でしたが、ステイその物は実に快適なものでした。
僕、このホテル、好きだなぁ・・・。

東京駅八重洲南口そばの「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」、実はここが僕のmy best favorite hotel in Tokyoなのです。

もちろん用途によってbestと思えるホテルは微妙に変わりますが、一人ボケっと何の予定もなくてリラックスする目的でホテルを選ぶなら、僕は間違いなくここを選びます。
なにしろ客室がたったの57室、レストランも1つ、スパはあるけどプール無し・・・何でも揃っている大型ホテルとは全く趣を異にしているこのホテル。
小規模ホテルだから出来るインティメットでパーソナルなサービスが最高に自分に合ってるのです。
頼み事は何でも素早く完璧にしてくれる、他に何が出来るか必ず聞いてくれる、いつもいつも自分が必要としている以上のことを返してくれるこのホテルのサービスとホスピタリティーに、はまっているのです。
ただ問題は宿泊料(笑)、最近は随分こなれた値段が出てきていますが、なかなか僕には出せない値段が並んでいます。
そんな中、その翌日から気の重い、自分にとってとても大変な仕事をしなければならない日、休みを取ってこのホテルに出かけたのは、ちょうどプレミア・ルームが何と53130円というリーズナブルな値段(普通はもっともっと高いのです)で出ていたからです。

宿泊予約との事前のメールで、規定の時間より早めにチェックインさせてもらいます。
持ち物は書類かばんとPCのみの超身軽で・・・。
アサインされた部屋は5階でした。

このホテルは他の超高級ホテルと違って低層階に客室があります。
客室の窓からの景色を見ていただければお分かりのように、それが不利どころか、意外にも「売り物」になるということも、目から鱗でした。
特に僕などは客室は「高けりゃ高いところほど良い」という主義の人でしたから・・・(笑)。
客室のフロア・プランを見ると僕の部屋より広い部屋ばっかり、そう思ってしまいますが、ところが僕のアサインされた部屋だって軽く50ヘーベー以上はある部屋でした。
フロア・プランでも分かるように、ここは角部屋。

ドアを開けると、かなり奥まで廊下です。
廊下の壁はこんなインテリア。
モダンでいて温かみのあるデザインです。
突き当りを曲がると・・・。

片側は、この時はカーテンが引かれていますが一面の窓、右側がバスルームやクローゼットになっています。
で、客室のメインの部分、広~~~い(笑)。
明る~~~い(笑)。
この日は雨交じりの曇り空の日だったのですが、床から高い天井までのフルハイト・ウィンドウが2面にわたって開けているので、何ともいえない開放感のある部屋です。
ベッドはコンテンポラリーな天蓋付き。
そしてウェスティンのヘブンリー・ベッド以来の「固めのベッド」信仰とは対極にある、柔らかめのベッド。
このベッドが、最高なんです。
リッツ・カールトン、マンダリン・オリエンタル、ペニンシュラのベッドの中でも一番自分の背中に合っています。
ベッド・サイズもピローも大きめでたっぷり感があって、ゴージャスな睡眠を約束してくれます。

BOSEもコンパクトながら、良い音を響かせてくれます。
もちろんカーテンは電動。

デスク周りも明るくて広い・・・少しだけ持ってきた仕事もはかどりそうです。

窓の下は、東京駅より有楽町寄り約50メートルといった位置。
ひっきりなしに行き交う新幹線や電車は、鉄っちゃん(笑)とまでは行かない僕でも、いくら見ても見飽きることはありません。
窓の向こうには独特のフォルムの東京国際フォーラムも見えています。

窓のほうから入り口方面を見ると、こんな感じ。

広くて快適そうな部屋でしょ。

窓の外の東京駅周辺のダイナミックな風景には、眼から鱗です。
このホテルがオープンする前、このホテルがこの位置でしかも低層階に客室があると聞いたとき、僕はここにこんな「東京らしい」風景が広がっているとは思いもしませんでした。
もちろんオープン当時より今のほうが東京駅周辺の再開発も進んでいますし、高層ビルも増えました。
フォーシーズンズは、最近のこの状況まで見通していたのでしょうか。

3月2日には、すぐ近くに「シャングリ・ラホテル東京」がオープンします。
こちらはビルの27階から37階を使った高層ホテル。
ターゲットが似通っているだけに、その競争は熾烈でしょう。
僕もシャングリ・ラの「ゴールデンサークル」のメンバーだし、今後はこの地区に用事があっ多時には相当迷うでしょうね。
ウェルカム・アメニティーは全然豪華なものではないのに(お金はかかっていないのに)、見せ方が上手です。

野菜のチップスもパリッとしていて美味しかったです。
ミニバー・コーナーは最高の充実ぶり。
ありとあらゆるものが、相当高価なもの(アルコール系)まで、揃っています。
下の冷蔵庫脇にもいろいろと・・・。
電気ポットもおしゃれなデザイン。
何種類も置いてあるティーバッグも使いやすいもの。
(糸の部分が輪になっていて、急須などの柄に引っ掛けられるようになっていて、とても便利なんです)
バスルームも広く取られています。
シャワーブースとトイレの間にバスタブが・・・これは本当のことを言うと、日本人ならもう少し横幅がほしいところでした。

バス・アメニティーはロクシタン製。
バス・キューブも置いてあります。
夕方のターンダウンの時、すべてがきれいにされ、更に新しいものも追加されます。
シンクは一つ。


タオルもたっぷり、バスローブも完備です。

この日は「何もしない」予定でのホテル・ステイだったので入浴も重要なリラクゼーションの一つ、半身浴したり、たっぷり長時間使ったり・・・。
このホテルはプールはありませんが、スパに男女別の温泉がついています。
とても小さいですが、設備的には申し分のない上質さで、温泉部分の暗さはメディテーションにも最適な作りです。
スパの人に、他の人とかち合わないかどうか聞いてからバスローブのまま出かけますが、何しろ小規模ホテル、ほとんど「一人利用の温泉」状態のようです。
ここの男性化粧品はすべて「ドゥ・ラ・メール」(De La Mer) 製でした。
すご~~い!
うちの奥さんに頼まれて時々免税品店で買ってくるあの馬鹿高い(笑)「ドゥ・ラ・メール」がフルラインで揃っています。
つけ放題です(笑)。
僕の場合は、高級品つけても全然変わりませんけどね(笑)。
でもベタベタと・・・(笑)。
部屋でも入浴、スパの温泉でも入浴、体と脳みその皺がすっかり伸ばされた思いです。

本当に天気の良くない日でしたが、それでも夕方からの窓の外は、「大東京」のムードを感じさせるビルの明かりに、次々に行き交う新幹線や電車・・・いや~~、ここからの景色は本当に気に入りました。


このところちょっと飽食が続いていた(笑)ので、雨が小降りになったのをみはからって、歩いて数分の大丸のデパ地下まで食料品の買出に。。
評判だという太巻きなどのご飯もの、中華のお惣菜、評判のパン屋のパン・・・(笑)。
ルームサービスも楽ですが、こういうのも楽しかったですね。
結局夜の9時ごろには寝てしまって、朝の3時にウェイクアップ・コールを。
ちょうど締め切るを迎えていたe-bayのオークションに参加したり、今日の司会進行を考えたり・・・やっぱり「何もしない」って決めてきたのに、最後は仕事のこと考えちゃいました(笑)。
朝には頼んでおいた靴もちゃんと磨かれて部屋に。
しかもこうして包装され、もちろん靴の中にはシュー・キーパーも入っていました。

もっとゆっくりしたかったのは山々ですが、いつも通り、期待以上の満足感を与えてくれたこのホテルに朝早く別れを告げます。
レセプショニストがエレベーターまで見送ってくれて、深々としたお辞儀で送り出してくれます。
さぁ、今日もがんばるぞ!
最後に、これは「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」のカードキーとキーケースです。
何か良い感じでしょ?
暖かい感じがして・・・。

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