リバーリトリート雅樂倶  夜~朝、朝食

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「リバーリトリート雅樂倶」での夕食は、和食の「楽味」で取りました。

https://www.garaku.co.jp/rakumi.html

時間は予約出来て、僕らは早めの午後6時から・・・。

ランチを食べた「レヴォ」同様、神通川がよく見える、一面窓ののレストラン、奥の方には個室もいくつももあります。

僕らは幸いにも窓際の席に・・・。

反対側にはこんなカウンター席も、でも実際にはあまり使われていないようでした。
で、お料理、葉月の献立とのことです。
先付は3点盛り。
手前のは、雲丹、帆立などの入った菊花浸し。
もう和食の世界では初秋が入り始めているんですね。
これは無花果に白和え、荏胡麻のクリーム乗せ。

素晴らしい色合いの鬼灯の中には玉蜀黍のフリットが・・・。
汁ものは満月豆腐。

茸が入り、更にはカサゴも入っています。
出汁が優しく香り、あぁ、和食です。
刺身の4種盛り。

鮪、ハマチ、鯛、白エビなどがきれいに盛り付けられています。
どれも鮮度が良く(きときとで)、さすが富山。
白エビは生姜と一緒に・・・。
鯛は塩昆布と食べます。

窓の外を見ると、神通川に靄がかかっています。
「ここではよくあるんですよ、雨が降ったりした時とか、川面との温度が違う時とか・・・」と、親切なスタッフ。

昼間のフレンチ・レストランと違ってここのウェイターたちは誰も笑顔、ホスピタリティ充分です。
富山牛(A5)の握り、これはツメも含めて◎、美味しかったぁ。
焼き物は太刀魚の塩焼き。

そう、太刀魚もこの時期が旬です。
酢橘や大根おろしも相性良し・・・。
もずく酢と、昼間のフレンチでも出たバイ貝の小鉢も付いてきます。
メインは賀茂茄子のオランダ煮。
オランダ煮といえば金沢ですが、ここ富山でもポピュラーな地元料理なのでしょうか。
オランダ煮とは、食材を油で揚げたり炒めた後に、醤油、みりん、出汁などの調味料で煮て味付けた料理のことで、江戸時代から食べられている料理。
長崎の出島に降りたったオランダ人から聞き伝わったものと言われてます。
この料理に茄子は良く使われますが、ここでは賀茂茄子が使われ、それに鮑もたくさん入っています。
土鍋ぐつぐつの状態で出て来るので、ふぅふぅしながら食べて行きますが、とろとろになりかけの茄子も鮑も出汁も充分合格点です。

お新香の真ん中にあるのはいぶりがっこ。
〆のご飯は、土鍋で炊いたカマスご飯です。
白髪葱、胡麻、紫蘇、冥加などのトッピングも効果的で、もちろんご飯そのものも美味しい、もう相当お腹一杯でもお替りしちゃいました。

いわゆるご飯セット。

デザートは南瓜プリンと、フルーツ入りのオレンジジュースでした。
中には桃や西瓜、オレンジのフルーツが・・・。

あぁ、苦しい苦しい、食べ過ぎました。
めちゃくちゃ特別とは思いませんが、高級食材も多く、どれも美味しく食べられましたよ。
味も薄味だったのも我が家好みでした。
ご馳走様。

最後にここの紹介映像を。

「リバーリトリート雅樂倶」の夜。

「楽味」で和食の夕食を食べた後、腹ごなしにとホテルの周囲を歩いてみます。
昼間歩いた散策路などはもう真っ暗なので、灯りのあるところだけです。
本館の方の階段。

部屋に戻るとターンダウンが入っていて、部屋はすっかりきれいになっています。
夜はまた温泉、奥さんは予約制の岩盤浴(無料)などを楽しみます。
その後は、もちろん熟睡あるのみ。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

そして翌日。
窓を開けると、またも神通川の川面に靄が・・・
僕は部屋のジャクージに入り、奥さんは夜通し開いている温泉に。
その後は午前7時から、事前予約制で好きな時間を選べる朝食を取りに、前日夕食を食べた「楽味」に急ぎます。
このホテルの2食付プランでは夕食はフレンチ、和食、どちらかを選べますが、朝食はこの和食のみ。

席はあらかじめ決まっているようで、この朝は奥の個室(多分部屋の名前は「水彩」)に通されました。
これがすでにセットされている料理。
もちろんこの後、温かいものなどが次々に出てきます。
(和洋の)目覚めのドリンク。

ご飯は炊きたての土鍋ご飯。
美味しく炊けてましたよ。

真ん中のは烏賊刺し。
給仕な女性たちが事細かに説明してくれますが、この朝食も富山県産にこだわりぬいているようです。
富山県産の大豆「あまうらら」を使った手作り豆腐。
西京焼きも美味しい・・・。
魚が特別好きではない僕もこれは〇。
手作りの蒸篭蒲鉾。

笹の香りが良いですね。

肉の小鉢もちゃんとあって、僕はご飯にぶっかけて、即席牛丼にしてかき込みました。
やっぱり僕は肉好き。

前日かなりしっかり食べたので、朝食は少し残してしまった僕ら夫婦。
個室で静かにゆっくり食べられ、高級旅館の朝食としては標準程度とは思いますが、総合点では合格ですかね。

食後はまた緑豊かなホテル周囲の散策を楽しました。
チェックアウトは午前11時。
JR富山行きのシャトルバスは午前11時半発なので、実質その頃まで客室にいたり、ラウンジにいたりも出来ます。
総合的には、どうかなぁ、値段の高さはネックだし、ホテルの一部はやや古めかしくなっていますが、東京から3時間弱(新幹線)でこの環境、更にフレンチや和の美食も楽しめるとなると、「あり」と考えて良いでしょうか。
もちろん値段に関しては繁忙期でなく、部屋タイプにはよっては2万円台からあるし(食事なし)、温泉+食事+スパのデイユース・プランもあるので、お得な時期、プランを探せば、よりリーズナブルにこのホテルを楽しむことが出来るかもしれません。

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