2週連続で虎ノ門の「アンダーズ東京」に週末ステイしたことは書きました。
それもワールドオブハイアットのポイント、25000ポイントを使っての無料宿泊。
何しろこのホテル、とても人気が高くて、時々東京のハイアット系4ホテルのうち、一番高い値段になったりすることもあり、ポイントによる宿泊も空いてないこともことも多々あります。
2週とも週末は有償で泊まれば63000円++(78646円)くらいからという超高値、しかも宿泊前日にはあの80万円以上もするsky suiteしか空いてないという混みよう。
よくポイントによる特典枠が空いていたものです。
1ポイント当たり3円以上に使えたので、僕はかなりな満足。
今まで滞在数にカウントされないポイントによる無料宿泊は避けていたのですが、ハイアットから離れる決意をした今、もう何の躊躇もありません。
今回の2週続けての滞在で、25000ポイントX2消費しましたから、残りはわずか。
来年2月までのグローバリストとしての特典とにらみながら、ハイアットにはあと数回ステイし、ポイントも使い切って、サヨナラとしましょう。
今回の2回の滞在、過去のステイとほぼ同様、快適に過ごせました。
ま、両方とも外出時間が多くて、ホテルライフを充分楽しむなんて状況ではなかったですが・・・。
午後1時頃着いてしまったにもかかわらず、部屋は用意出来ていると。
(これはレセプションカウンター奥からゲスト方向を見たところです)
通常チェックインは午後3時なので、これはたぶんグローバリストだからの配慮かもしれません。
この時間はこのエリアが混んでなくて、チェックインはとてもスムーズ。
隣のラウンジで飲み物をいただきながら待っていても、すぐです。
これが午後3時過ぎになると、チェックインする人、人、人で一杯に・・・。
この時期ラウンジはお盆仕様というか日本の夏仕様のようで、ラムネなんていうのが冷えていました。
午後4時までのレイトチェックアウトOKをもらったので、実に27時間ステイ可能。
2名分の朝食無料も付きますが、部屋は2回とも「tower viewにアップグレードさせていただきました」とだけ。
このtower viewという方向はアップグレードになるんでしょうか。
bay viewも値段は変わらなかったような気が・・・。
客室へのアテンドはなく、客室階へのエレベーター脇にはこんなホテル・ロゴが登場していました。
印象的なエレベーターホール。
最初は客室の方向表示など小さく分かりにくく、どちらに行ったら良いのか迷ったものでした。
客室番号の表示も通常とは違う床に近い下の方。
スタイリッシュとは言うものの、最初はこれも戸惑いました。
ま、慣れれば何ということないのですが・・・。
廊下も、ドアを開けた客室も、木材をふんだんに使った質感もある作り。
部屋タイプはAndaz tower view room、50㎡の広さです。
どのビューの部屋も、ここは角部屋やスイートを除けば、広さは同じ。
ただ細かいことを言えばlarge room(角部屋)の隣のこの部屋は、窓などが微妙に曲がっていたり違うところもありますが。
入ってすぐにある印象的な照明と、下はセイフティボックス。
その反対側にはこれまた印象的な縦長のミニバー・コーナーが控えています。
色合いもですが、良く考えられたスペースです。
上段は冷蔵庫。
ソフトドリンクはすべて無料、これもこのホテルの良いところです。
(得にアルコールを飲めない僕には・・・)
ネスプレッソのカプセルは6個。
虎屋の羊羹や明治のチョコレート、きやのあられなどのお菓子は(多分)食べ切ったら、ターンダウンの時に補充してくれたような気がします(要再確認)。
日本の城をイメージしたかのような白基調のベッドルームは、日本の伝統的なパターンも取り入れたモダンなデザイン、効果的なアクセントカラー、質感の高い木材使い・・・。
そしてもうオープンして数年になるのに、メンテナンスも上々、窓ガラスも良く磨かれていて、良く仕上がっている客室です。
この木の机は部屋タイプによって色々な形・配置がありますが、今回は2回ともこのタイプでした。
窓はフルハイト・ウィンドーなので、この机の置き方はちょっと・・・という声もあることはありますが。
椅子はトニー・チーの作、座りやすく色のデザインも良い椅子です。
ベッドサイドのコントローラーは使いやすいもの、電話のゲストサービスはすぐ繋がり、いろいろなリクエストや質問にもすぐ答えてくれます。
この電話対応もこのホテルでは全体に〇でした、少なくとも今回の2回の僕の滞在時は。
窓の外。
この眺望は素晴らしい、右はレインボーブリッジから、中央に東京タワーや六本木、右には新宿の高層ビル群までが見えています。
ウェットエリアから。
ベイシン周りはいかにもハイアット。
ごてごて備品を表に出して置いてありません。
しかも木製のトップ。
ベイシンはヴィレロイ&ゴッホ製です。
洗い場付きの浴室は広く、ただ円形の浅めのバスタブには賛否両論あるはずです。
どうして円形なのか?デザイン優先?
半身浴出来るなどの仕掛けはありますが、一般に深い浴槽好きの日本人のことはあまり考えてくれてないようです。
アメニティーは日本のもの、ただし上級の部屋はフランスのコテバスティドに変わります。
振り返ると、独立したタオルやアメニティー置き。
バスソルトは季節に合わせたフレイバーのもの、タオルの質は〇。
木の箱の中には良く考えられた色合いでぴったり入ったアメニティー類。
更に奥(ドアすぐからも入れます)にはクローゼット、バスローブはハンガーの上の方に置かれています。
使い捨てのスリッパなどは和のデザインを重視したもの。
浴衣もあります。
僕は夕食の時間は2回とも長い時間外出していたので、ラウンジのオードブルなどは今回体験できなかったです。
夜帰ると部屋はきれいにターンダウンが完了。
天気は昼間雲がかなり多かったにもかかわらず、このくらいには見えました。
更に夜も更けた深夜。
tower viewの部屋からは目を右に向けると、レインボーブリッジもきれいに見えます。
やはり眺望はこのホテルの最大の特徴ですね。
「アンダーズ東京」に泊まった時のお楽しみが37階にある「AOスパ&クラブ」。
(「AO」は「アオ」と読むそうです)
ホテルゲストはここを無料で利用できます。
朝は5時からのオープン。
黒御影石で作られたプールと、窓の外につながる空がまるでインフィニティプールのような開放感を生み出してます。
炭酸泉やバーデプールも・・・。
プールの隣にはジムが。
今度はホテルの朝食に付いて。
僕らは今回2回ともポイントによる無料宿泊でしたが、メンバーシップのおかげで、「アンダーズ・タヴァーン」でのバフェ朝食が2人分まで付いてきます。
朝食は朝6時半から。
この時間になると下のラウンジの写真の奥の白い壁が開きます。
ラウンジには簡単なパンと飲み物が・・・。
朝6時半、「アンダーズ・タヴァーン」のオープンです。
まずは向かって左半分、ここは通常朝食には使わないことが多いですが、バーやラウンジの部分を見てみましょうか。
アフタヌーンティーなどはここを使います。
2回目の宿泊時の朝は雲が多かったですが、昼にかけてどんどん晴れて行きました。
ここは眺望も最大の魅力、こんなふうに外が白いと、魅力は半減。
この辺からは朝食時メインに使われるエリアとなります。
印象的な天井からつり下げられたオブジェはチャーリー・ホイニーによる木のアート作品。
「アンダーズ東京」51階の「アンダーズタヴァーン」の朝食、大体の写真を撮っておきました。
ジュースにはマンゴもあります。
フルーツはスタイリッシュに・・・。
バナナはここではいつでも小型のモンキーバナナです。
バフェテーブルはオープンキッチンを使っても並べられています。
生ハムやサラミ、サーモン・・・。
サラダ、チーズ。
フムス(ヒヨコ豆のペースト)もあります。
パンはどれもまずまず。
クグロフなんてのも並んでいます。
ヨーグルトもフルーツソースと合わさって美味。
エッグ・ステーション。
パンケーキなど・・・。
パンプディングやシリアル類。
ここには和食も揃っています。
ご飯は白米、玄米、そしておこわの3種類。
こんな和のおかずも・・・。
自分の好みのデザインのお皿で好きに食べることが出来ますが、明らかに和食用の食器はありません。
つまりご飯やみそ汁も洋風の器で食べることになります。
僕らは奥まった窓際席で・・・。
でもこの外の白さではねぇ(泣)。
僕の朝食はまず各種盛りのサラダ。
後は特別注文のヌテラ入りのフレンチトーストをアングレーズソースと共に・・・。
2回目の時にはシェフが「いつもの作りましょうか?」と声をかけてくれたのが、ちょっと嬉しかったです。
「いつもの」って、まだこのフレンチトースト、6~7回しか注文してないですけど・・・。
最後は和食でいくらとたらこ丼にして〆。
奥さんには良く食べるねぇと笑われましたが。
無料宿泊なので充実度・お得度も充分、大きなトラブルもなく快適に過ごせました。
あ、そうそう、このホテルではコンシェルジュはスタッフ(アンダーズホスト)が担当するんですよね。
でも彼らの知識ってPCの中だけっていう感じがほとんど、僕らはそれ以上を知りたいのに・・・。