宮島グルメといったらまず穴子ですよね。
周辺には穴子の看板を掲げた店がたくさんありますが、なんといってもダントツの人気は「うえの」という店でしょう。
創業明治34年という老舗。
店の沿革はウェブを見てもらうとして
http://www.anagomeshi.com/index.htm
本当なら宮島口にある「うえの」で出来立ての穴子料理を・・・がベストなのでしょうが、僕らの宮島行きはバスツアーを利用、そこに寄る時間はありません。
そこで考えたのfが、もともと駅弁からスタートしたこの店の穴子飯。
弁当、つまり冷えていても良いじゃないか、十分に美味しいとの評判です。
なので、その「名物あなごめし」(1470円)なる弁当を買いに「麗ちゃん」でお好み焼きを食べた後、近くのデパート「福屋」の地下食料品フロアまで急いだのです。
噂ではここでもお昼前には絶対売り切れていると・・・。
確かに僕が買っている時にも、次々にお客さんがやって来ます。
まさに大人気商品。
ずっしり重いこの弁当はレトロな包み紙からして、ちょっと良い感じです。
開けてみると経木(いまどき珍しい!)の弁当箱に穴子がびっしり。
(実際食べたのは夕食としてなので、午後5時過ぎです)
炭火で焼いた感がよく分かる香ばしく柔らかい穴子、出来立てではないのでふわふわでもカリッとでもありませんが、濃すぎないタレとの相性が良く、弁当としてとても美味しく食べられました。
タレは穴子のあらから作るのでしょうが、僕らが関東で食べるものより、あっさりしていて、それでいて滋味豊かなものでした。
もし、これ、例えば東京駅の新幹線ホームででも売っていたら、一日5000個くらいは売れちゃいそうですよ。
広島・宮島では、この穴子の他にももちろん牡蠣、もみじまんじゅうなど売り物はたくさんあります。
牡蠣関連だけだって、すごいスペースを占めています。
家に帰ってからの数日は、買って帰ったいろいろな牡蠣で、奥さんお手製の料理が並びましたが、その中でのベストは牡蠣入りのぺぺロンチーノ。
写真撮っておけば良かったぁ、残念。