僕が「ダブルツリーバイヒルトン那覇」にチェックインしたのは午後11時過ぎ。
羽田空港の「コートロッジ」でスリランカカレーは食べているものの、何か空腹。
食欲絶好調のshackinbaby、今回も那覇で食べまくりの予感です(笑)。
で、何か食べるとして、この時間からどこで何を?
思いついたのは、ここです。
「ジャッキーステーキハウス」。
えっ、この時間からステーキ?!って驚かないでください。
雨が時々ぱらつく中、ホテルの裏口から出て道をまっすぐ、歩いてほんの3~4分のところにあるこのステーキハウスの老舗は、もはや沖縄の伝説です。
ウェブにはこう書かれています。
「ジャッキーステーキハウスは、戦後間もない1953年にオープンいたしました。
アメリカ統治下にあった沖縄には、急速にアメリカ文化が流れ込み、街は英語と日本語が入り乱れ、そして人々の日常会話は、沖縄方言という 一種独特の雰囲気が醸し出されました。
そんな風の中でジャッキーは、生まれ、そして多くの米兵や 地元の人々に愛され続けて来ました。
老舗をうたう多くの店が高級化へ走る中、その味はもちろんの事、価格、ボリュームで ジャッキーは今なお、気軽に入れる 安くて、美味しくて ボリュームたっぷりのステーキハウスとして人気があり、いつもたくさんの お客様であふれています。
英語と日本語が入り乱れ 戦後の沖縄を思わせる 独特の雰囲気を持つ店内。
ある年代を超えた 沖縄の人にはどこか懐かしく、そして観光客の方には、エキゾチックな雰囲気が味わえます」と。
http://www.steak.co.jp/
僕がこの店についていろいろ書くより、この店についてはこの文章で言い尽くされているかもしれません。
営業時間は昼11時から、深夜1時半まで、休みは元旦とウークイ(沖縄の旧盆、7月15日)だけ。
僕が訪れた深夜0時前にも、駐車場は満杯、客席もほぼ満杯という盛況ぶりです。
僕らが思うステーキハウスというより、ステーキに特化したファミレスといった店内には、若い人のグループ、スーツ姿の男性と夜のお仕事系の女性のカップルなど、至ってカジュアル。
満席の時には入口のこの表示が、一番右になるようです。
店内の混雑状況を示すこの信号機は、青なら空席あり、黄色なら間もなく空きます、赤は満席を示しているんだそうです。
中はこんな感じ。
アメリカのダイナーを思わせる店内に、沖縄ローカルがミックス。
テーブルをはじめ店内は清潔に保たれていて、先客の残した油っぽさなど微塵も残っていません。
店員も親切な人が多そう。
ほぼ手書きと思われるメニューがこれです。
どれも安いでしょう?
これでステーキなどはどれもスープ、サラダ、パンかライスが付いてこの値段なんです。
この時は感謝セールとかで、ハンバーグのLが800円、チーズバーガーが350円とか、更にディスカウントされているものもありました。
テーブル脇には豊富なソース類が・・・。
ステーキソース(ドリーム・ナンバーワン・ステーキソース)、チリソースが嬉しいです。
僕のオーダーはニューヨークステーキのL(1500円)。
深夜にステーキ、それもLサイズです。
だってSが1400円、100円しか違わないので、Lの方が・・・(笑)。
スープは今の感覚では美味しいとは思えない(失礼!)薄いポタージュ系。
胡椒を入れると、何とか食べられます。
サラダも少し乾燥気味。
で、運ばれてきたのがこのステーキ。
熱々の鉄板の上では、ミディアムレアで頼んだステーキがどんどん焼けていきます。
ここではレアかせいぜいミディアムレアで頼んでください。
まだ赤みの残るステーキは自分でひっくり返しましょう。
すぐにこんな風になってしまいます。
僕は無料のおろし大蒜をリクエスト、大蒜をたっぷりめにのせて、あとはいろいろなソースで楽しみます。
肉はオージービーフ、250グラムくらいはありそうです。
味はとても1500円とは思えない肉質でこれは予想以上、人気の程がよく分かるステーキでした。
前回来た時はステーキサンドにトライ、あれもそこそこ美味しく食べられましたが、「ダブルツリー」に泊まる深夜腹ペコ派(そんな人、いる?)はこの店のステーキで決まりですな。
(あ、もちろんグルメしたい時はこういう庶民的な店じゃなくて、「碧」などの高級ステーキ店をお試しくださいね)
深夜1時ホテルに戻り、歯を2重に磨いて、就寝。
翌日も一日僕の自由時間、楽しみです。