さぁ、いよいよドバイです。
ドバイって迪拜って書くんですね。
「迪」は「油」?
もしそうなら、きっと、香港でも当て字なんでしょうね。
何か分かるような、びっくりするような・・・です(笑)。
ゲートに並ぶ人はそう多くはありませんが、機材はA330ですね、これ。
中に入ります。
クリスマスリースもまだ飾ってあって・・・あ、これ、成田から香港まで来たA330と違って、新機材です。
コンフィギュレーションが1-2-1の、ヘリンボーン・スタイル。
前にニュージーランド航空でオークランドに行った時に乗ったのと、同じタイプです。
新しそうでとてもきれいなのですが、この座席幅、何かとても狭く感じます。
枕はとても大きく快適、フル・フラット近くにまでなるのですが、やはり実際座ってみると、狭いことは間違いない。
個室感覚は充分すぎるほどですが、軍隊?ドミトリー?カプセル・ホテル?・・・どれも個人的には経験はありませんが(笑)、そんな印象を持つほどの狭さです。
特に僕は体が大きいし・・・(苦笑)。
あと15センチ、キャセイさん、何とかならなかったでしょうかね。
無料特典航空券で乗っていて申し訳な言い方ですが・・・。
もちろんサービスは流れるよう・・・FAはみんな無駄なく動いています。
シグネチャー・ドリンクの「キャセイ・デライト」(ココナツ・ベースです)に日本語新聞。
ビジネスクラスに日本人は僕だけだそうですが、この日はビジネス担当に2名の日本人FAが乗務していました。
こんなこともあるんですね。
一人は紫、一人は赤い服です。
黒服のインフライト・マネージャーが挨拶と雑談にやってきます。
全員に挨拶しているわけじゃなさそうなので、ワンワールドのステイタスを見てなのでしょう。
精一杯流暢にジョーク連発で受け答えしていると、その後も何かにつけてこちらを気にかけてくれて、こういう時、英語が多少出来るのも得だなぁ(笑)なんて思ってしまいます。
で、この足、足、足・・・を見てください(笑)。
楽なんですけど、足を組まないと、両足は足置きに載せられないんです。
狭いんです、足置きが。
ニュージーランド航空ではこんなことはありませんでした。
もちろんフラットにして寝てしまえば、これ、全然関係ないですけどね。
スクリーンは最新のもので、香港までの旧機材の小さくで画質の悪いモニターとは大違いです。
アメニティー・キットが男女別に配られます。
ポーチはアニエスBのデザインですが、中身は以前よりややグレードダウンした感は否めず、ブランドもMURADなど混載です。
食事は、成田・香港よりはやや上質ですが、それでも以前の豪華な機内食って感じとは程遠い内容です。
前菜はペッパー風味の焼いた海老と、ミックス・サラダです。
メインは魚、ラム、チキンからの選択で、僕は「steamed chicken with mushroom and black pepper, steamed jasmine rice and chinese mixed vegetables」というのにしました。
ペッパーがかなり強烈に利いていて、僕は美味しく食べられましたよ、このメイン。
フルーツとチーズのワゴンの後は・・・
チョコレート・コーヒー・ムース・ケーキという名前のデザートが配られます。
名前の割りに、コーヒーの味は良く分かりませんでした。
お供は僕の好物、香港式ミルクティーです。
食事が終わると機内は暗くなり、香港に来る時に見損なった「アマルフィ」を大型画面で鑑賞です。
ドバイまでは約9時間の長丁場、映画の後はシートをフラットにして睡眠あるのみです。
4~5時間はたっぷり眠ったでしょうか、ここで少しでも寝られるように、前日やや睡眠不足気味にする、あるいは機内でアルコールを多めに飲む・・・と、皆さん、それぞれの工夫をされているようです。
何しろドバイに着いたら、僕の場合年越しのパーティーが待っていますので・・・(笑)。
到着前に軽食が出ます。
ダック・ヌードルかリコッタ・チーズのパイと言われたので麺を・・・。
鴨のローストもな
かなか本格的で、これは美味しかったです。
付け合せの「李錦記」の「桂林辣椒醤」も鴨にぴったりで、今度これの瓶詰めを買っておこうかと思ったくらいです。
さぁ、だいぶドバイに近づいてきました。
このフライトマップの地名、全部分かりますか?
バーレーン、リヤド、カラチ・・・でしょうか(笑)。