年末年始は香港・ドバイ (33) 「アル・カスル」の客室、これがスタンダード・ルーム?

スポンサーリンク

「マディナ・ジュメイラ」の3つのホテルの中で(全室合わせると、800室以上はあるようです)、位置的にそのほぼ中央に位置する「アル・カスル」。
前に書いたように、エントランス到着から、日本人ゲストリレーションに引き継がれるまでほぼ1分、椅子に座ってのチェックインでした。
ホテルの大まかな説明のあと、バトラーに引き継がれ(ミャンマーの方でした)、自分の部屋に・・・。
これがまた広いホテル・・・低層ですが横に広いホテルなんです。
慣れないとどこがどこだから分からなくなるほどです。
で、これが僕がアサインされた部屋。
すごいテイストですねぇ。
何ともアラブ・アラブしています(笑)。
窓からはものすごい陽の光が・・・カーテンを引いても、かなりなものです。
バルコニーに出てみましょう。

昨日泊まっていた「ラッフルズ・ドバイ」などに比べて随分狭いバルコニーですが、海の向こうに見えるのは椰子の木型の人工島「ザ・パーム」です。
望遠を使うと、その奥に超豪華ホテルの「アトランティス」らしい雄姿も、わずかに確認できます。
海岸線とこのホテルの間のクリーク沿いにアラブ独特のウィンド・タワーが沢山見えます。
ここがマディナ・ジュメイラの3つのホテルの中で最高級の「ダル・アル・マシャフ」です。
窓から左の方を見ると、「ブルジュ・ハリファ」などのニュー・ドバイ地区の高層建築群が見えます。
まるで現代版「蜃気楼の中の楼閣」でしょ?

ホテルのHPを見てみると、このホテルのことを「The jewel of Madinat Jumeirah」と表し、
・・・Al Qasr means ‘The Palace’ and is the centre-piece of Madinat Jumeirah and is designed to reflect a Sheikh’s summer residence.
Approached via a tree-lined avenue, adorned with beautifully sculpted Arabian horses, Al Qasr is simply breathtaking – a tribute to age-old architectural styles of majestic elegance・・・
と説明しています。
やはり、ここは宮殿をイメージしていたのですね。
それもシークの夏の離宮を・・・。
このホテルの部屋構成は大きく分けて
Arabian Deluxe
Ocean Deluxe
Club Executive and Premium Leisure Club Room
までが、広さが55平米のほぼ同じ構成の部屋。
僕の部屋はこの「Ocean Deluxe」で、オーシャン・ビューの一番スタンダードな部屋ということ、「Club Executive・・・」はクラブ・ラウンジにアクセスが出来、空港・ホテル間の送迎などの付いた部屋のことです。
もちろん、これ以上の部屋も沢山なって
Arabian Junior Suite
Ocean Junior Suite
Arab Suite
と続き、その上にも何種類もの上級スイートが揃っています。

この部屋を、HPは
Breathe in the fresh sea air of the Gulf from your private beach-facing balcony. Dark wood, antique style furnishings and decorative Arabian finishes complement the overall resort theme・・・
と説明していて、部屋の内容を
Private balconies with sea-facing aspects, choice of twin or king size beds, private dressing area, luxurious bathrooms with a large bath and walk-in rain shower, antique furnishings and lounge seating area, free internet access. Free access to Wild Wadi Water Park for all guests・・・
としています。
「マディナ・ジュメイラ」と「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」の間に建つウォーター・パークの「ワイルド・ワディー」の入場料も込みになっています。
(大人は1人195ディルハムですから、2人なら日本円にして1万円は浮くことになります)
う~~ん、テイストはどこまでも統一されていますね、質感も上等なものばかりで固められています。
レジャー系のホテルですが、ビジネス対応もぬかりありません。

この辺りも、本当に手の込んだもの、あるいは最新機器で固められています。
ウェルカム・フルーツは普通のもの(笑)。

ただ、トレイやアイス・バスケットはかなり凝ったものです。
窓の方から、ドアのほうを見るとこんな感じ。

このアラブ風の仕切りがあるために、55平米もあるのに、やや狭く感じるのですね。
ま、逆に言えば、これがあるために、ジュニア・スイート感も多少は出るのでしょう。
この辺の質感に高さにはすごいものがあります。
日本で高級と言われているホテルの中には、実に安っぽい合板にただ流行の色を塗りました・・・的な所が結構あるので、このホテルのこうしたディテールへのこだわりは、次元が違うとも言えます。f=”https://shackinbaby.com/wp-content/uploads/2019/03/blog_import_5bee1e93884f0.jpg” target=”_blank”>
クローゼット。

開けると、広々・・・たいてのものは何でも揃っています。

今度はバウルームを見てみましょうか。
ここもアラビアン・ムードたっぷり。
バスタブは、やや小さめです。

バス・アメニティーはジュメイラ独自のもの、ボトルがいかにもで、男性用と女性用の違う匂いのものが置いてあります。

もちろん、最新シャワー付きのシャワー・ブースも完備です。
すべてをアラブ情緒でまとめたこの部屋、悪くはないのですが、個人的にはここに何泊もは気が進まないなぁ、って感じがしました。

タイトルとURLをコピーしました