天気に恵まれなかった台北 (2) 松山空港到着、ホテルへ

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僕の乗ったJAL31便は、定刻より約10分早く、台北・松山空港(「しょうざん」空港、慣用的に「まつやま」空港と呼ばれることもあります)に着陸。
台北はどんよりした本曇り、滑走路は濡れていて、雨が上がったばかりという感じでした。
飛行時間は4時間を超えていましたが、幸い非常口席窓側だったので、エコノミーとはいえ比較的快適には過ごせました。
こういう席のアサインにはJALに感謝感謝。
直前までPC上ではふさがっていた(ブロックされていた?)席です。
到着した台北の松山空港について少しおさらいしておきましょうか。
歴史的に見れば
     1936年 台湾総督府により建設
     1950年 民間空港として開港
     1979年 中正国際空港(現在は台湾桃園国際空港)開港により、台湾国内線専用空港に
     2007年 台湾高速鉄道の開通により、利用客が激減
     2008年 中国との間に国際定期チャーター便就航
     2009年 中国との間に国際定期便就航
     2010年 日本との間に国際定期便就航
となるでしょう。
「日本との間に国際定期便就航」についてもう少し補足すると、日本の国土交通省と日台の航空関係に関する民間協会との間で合意が成立、2010年10月に羽田第4滑走路使用開始によって羽田空港・松山空港線の運航が開始されました。
現在就航しているキャリアは、日本航空、全日本空輸、チャイナエアラインズとエバー航空で、両国の航空会社がそれぞれ1日4便ずつ就航しています。

到着は国際線専用の第1ターミナル(第2ターミナルが国内線用)。
ターミナルは段階的に改修工事が行われているようで、動線に無理があったり、変な段差のあるところもあったりしますが、見た目には予想以上にきれい。
僕はもう少し古い感じを予想していました。
イミグレーションはこの時間JALのこの便の人たちだけ、数人待ちの状態で数分で抜けられました。
制限エリアを出てくると、こんな感じ。
以前のイメージより全体に明るく、表示も大きく分かりやすく、数か国語で書かれています。
両替えはイミグレの前後に・・・。
きっと街中に比べてレートは悪いのでしょうが、クレジットカードも発達している国、現金が必要なのはタクシー代とか安めの食堂のようなところだけのはず、少額の両替なら気にならない程度の差でしょう。
ということで、この日は1台湾ドル(元)が2.68円でした。

この奥が第2ターミナル、国内線用のエリアとなります。
この空港の最大の利点は成田における羽田と同じように、空港の場所が台北「市内」にあるということです。
もし桃園空港の方に着いたら、市内まで1時間はみなくてはですが、ここなら街の中心まで15分もかかりません。
なのでタクシー料金も安い台湾、ここは時間の節約のためにも空港からホテルまではタクシーでしょう。
雨もぽつぽつ、恨めしく空を見上げながらタクシー乗り場へ・・・。
配車整理のオジさんはいますが、通訳までは無理みたいです。
タクシーはどんどん来て、並ぶのは僕の時は約2分、宿泊ホテルまでは約12~3分でした。
料金は確か160元くらい(日本円にして約410円)、お釣りもきっちりくれます。
台湾ではチップは不要のよう。
(初乗りは70元です)
さぁ、仕事に前乗りで自腹で支払うこのホテル、どんなホテルなのでしょうか?

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