コンラッドのラウンジでも軽く食べていたので「NARA」での夕食は一人ということもあって2皿のみ(笑)。
それも相当に満腹で、僕にしては珍しく少し残したりしちゃいました。
で、その「NARA」で一人なので、バッグの中に入れておいた今朝の新聞のイヴェント欄を見ていると、気になる記事が・・・。
何やら今晩、近くの「サイアム・パラゴン」でライブ・コンサートがあるとか・・・。
特別何の予定も立ててない僕、ちょっと遠回りにはなりますが、高架の歩道橋で(昼間見ると、本当に醜悪な出来・・・とてもバンコクの中心部には似合わないコンクリートむき出しのもの・・・もう少しデザイン的に何とかならなかったのでしょうか?・・・でも、僕ら歩行者にはやや便利にはなりましたが)、サイアム・スクエアまで歩きます。
もうその近くまで行くとすごい音量と、日本のアイドル・コンサートのような女性の金切り声が・・・。
会場の「サイアム・パラゴン」脇の広場周辺は混雑を極めていて、これがどういうコンサートなのか、有料なのか無料なのか、まだお金を出せばチケットも買えるのか、すべて???な状態。
音だけで、何も見えない。
で、考えました(笑)。
ホームだ、ホーム!
隣接するBTSの「サイアム」駅のホームからは位置的に眼の前というか眼の下なはずです。
すぐさま最低料金のBTSのチケットを買い構内へ、当該ホームに上がると、まさにこの光景。
位置的に大正解で、アーティストは随分小さくしか見えませんが、上から見下ろしているので、もしかすると会場で見るより良く見えたかもしれません。
当然ホームにはデジカメや望遠鏡を持った若い女性達が鈴なり、数分おきに電車が入ってくると見えなくなりますが、後は見放題、応援し放題。
駅にいる警備員も注意出来る状態ではありません。
でもホームに人が落ちるほどにも観衆は膨れ上がりません。
どうもこれ、韓国のLG電子がスポンサーになってやっている「LG Entertainer」というTV番組の収録らしいのです。
いわゆるタレント・スカウト番組で、勝ち抜くと韓国のプロダクションと契約出来、デビューCDも出せる、そして韓国旅行という副賞も付くらしいのです。
今日は、そのファイナルとか・・・。
歌は今時のビートを効かせたタイ・ポップス、日本で言えばアムロ・タイプの歌が続きます。
中にはダンス集団も・・・このジャニーズ系のグループの時の女性達の悲鳴はすごかったですよ(笑)。
で、この日優勝したのは、この女性。
Mook-Natthicha Chomdeeさん。
YOU TUBEで映像を探しましたが、見つかりませんでした。
30分くらいはその雰囲気を楽しんだ僕、とりあえずBTSのチケットがあるので、行き先をちょっとローカルな場所にある某マッサージ屋さんに決定、「ナナ」で降り、ソイ11を深く入っていきます。
ソイ11は面白い通り。
スクムウィットの入り口辺りはインドやアラブの雰囲気がかすかにして、巨大な落日ホテル「アンバサダー・ホテル」とかあまり泊まりたくないような中~下級ホテルを過ぎ、それでも以外に美味しいレストランも点在していたり、更に奥に行くと有名な「ベッド・サパー・クラブ」、今度は韓国料理店や日本料理屋が出てきて、もっと奥で道が左右に分かれます。
僕の行くマッサージ屋は名前も知らない店、以前偶然入って自分に合った手抜きなしのマッサージだったので、そこへ。
愛想のない、英語は片言も出来ない女性だったけど、タイ・マッサージが一時間180バーツ。
チップは20バーツで総計200バーツ、この日も自分には合った力加減でした。
その後、タクシーに乗ろうと振り返った時に見えたのがここ。
ちょうど「Qバー」の向かいに建つアコー系列の中級ホテル「ル・フェニックス」(Le Fenix Sukhumvit)です。
確かここの屋上(8階建て)にはおしゃれ系(?)のバーがあったはず、ちょっと覗いて行こうか・・・。
このルーフトップ・バー「nest」専門のエントランスというかレセプションもあって、エレベーターで8階に上がると、この赤いシンボル・カラーが・・・。
中は相当に暗く、フラッシュを使わない撮影はこれが限度でした。
席にはいろいろなタイプのものがあって、好きな場所で好きなスタイルで・・・という感じ。
クラビーな音楽が流れて、夜目にも周囲はファラン(西洋人)ばかり・・・かなりな席の埋まりようです。
暗さにまぎれていますが、良く見ると、さすがにここは中級ホテル・・・作りも「それなり」です(笑)。
8階という中途半端な高さ、これより奥は住宅街、だから眺望も最近の高級ルーフトップ・バーには及ぶべくもないし、とにかく使われている素材がチープ・・・でも、値段が安いから許しちゃいましょう(笑)。
観光客がわざわざ行く感じのところではありません・・・が結論です。