バンコク最大の歓楽街にあるこの隠れ家的タイ料理レストラン「ルエン・ウライ」に夕闇が迫ってきます。
冬のバンコクは、その空気にわずかに湿り気を残していますが、夕方以降は本当に過ごしやすい気候になります。
出来てまだ2年にもならない新しいレストラン、メニューブックもカトラリーもまだ新品同様です。
飲み物はレモングラスのジュースです。
実にタイらしい味です。
で、僕のオーダーはまずヤムソムオー。
ヤムはサラダ、ソムオーはポメロのこと、日本で言えば「ザボン」ですね、だからこれ「ザボンのサラダ」ということになります。
ポメロ(日本でだったら、前述のようにザボンでも文旦でもグレープフルーツでも良いと思います)に海老、レストランによっては豚肉も、ピーナツ、干し海老、ニンニクなどを混ぜ、油、砂糖、ナンプラー、レモン汁、ココナツミルク、チリオイルなどで味付けしたものです。
さっぱりした味付けと食感で、日本人には最適のアペタイザーです。
この店のは素材の良さを生かしたナチュラルな味、それでいて「タイ~~~~」ってしっかり主張はしています。
各所に照明が付き始めます。
周囲の高層建築との対比が面白いです。
夜の闇が迫ってきてのライティング、店のムードもどんどん変わっていきます。
1階に座れば、このプールが目の前です。
本当にここ、パッポンやタニヤから歩いて1~2分のところなんですよ。