前回紹介した「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」の部屋は、僕が友人のためにプラス5000円でアップグレードした「ビューバス」の部屋。
部屋番号で言うと「04」の番号を持つ部屋でした。
今日取り上げるのがオリジナルの予約の「デラックスベイビュー」の部屋、部屋番号の末尾は「03」です。
昼の12時チェックイン・アウトで最長24時間ステイ出来る、一人利用で14300円というプランの利用です。
もちろん部屋のテイストは、ビューバスの部屋と全く同じ。
広さも、部屋の形が扇のようになっているビューバスの部屋とくらべて、見劣りはしません。
40平米強でしょうか。
この部屋を特徴づけているのは、窓際に配された2人掛けのソファ。
前にも書いたように、そしてこの写真でも分かるように、ソファの座面はすっかり黄ばんでしまっていて、一部布地の模様も磨り減っていました。
あまりにも沢山の人がこのソファで、この窓からの景色を楽しんだのでしょう。
もうあの写真は出しませんが、ソファもクッションも相当にぼろぼろです。
メンテナンスの悪さは、少なくてもこの部屋においては、想像以上でした。
でもたいていの人は、この窓からのレイボーブリッジ真正面の景色に、そんなことは許してしまうのでしょうね(笑)。
本当にこの「デラックスベイビュー」と付く部屋は、レインボーブリッジやお台場のビュー的には、特等席ですね。
小さいですが、パノラマ撮影するとこんなビューです。
今度はバスルームを見てみましょう。
シャワー・ブース付きですから、このホテルが出来た当時は、広さといい、最先端のバスルームだったのでしょう。
残念ながら、タオル類はややくたびれ気味。
アメニティーはエレミス製で、ローションは置いてありません。
バスローブもありませんし(ロング・パジャマ風なものは置いてあります)、ミネラル・ウォーターも無し、バスピローもありませんでした。
この辺りはクラブ・フロアの部屋、あるいはメンバーになると違うと思います。
バスタブは広めで深め、日本人向きです。
ただ前にも書いたようにこの部屋のカランがとんでもなく老朽化していて、水が四方八方に飛び散るという高級ホテルにはあるまじき状態でした。
アーモアは立派なもの。
これも前に書きましたが、これが立派過ぎて、中にちょうど良く収められているテレビ(ブラウン管です、今時!)が新しいものに変えられないのでしょう。
黒いポットは細かい傷が良く分かります。
コーヒーは置いてありますが、日本茶の用意はありません、
このスライド・ドアも含めて本当に立派なアーモアだけに、それにちょうどピッタリのテレビもその他の備品も、しばらく変えられないんじゃないでしょうかね。
当然のことながら(?)ターンダウン・サービスはなく、ダイニングの予約以外お願いしたのは靴磨きくらい。
翌朝はちゃんと時間に靴と新聞を持ってきてくれました。
竹芝駅はほとんど新橋、ゆりかもめの乗車時間も短く(例えば「ホテル日航」などからだと結構時間がかかります)、東京駅までのアクセスも容易で、朝は楽々と仕事に入れます。
友人は昼まで寝て、新幹線で地元に帰ったそうです。
どういうわけか、僕のプライオリティークラブのマイルは数日後に500マイル、すぐに積算されていました。
タイミングの一致でしょうか?
それともこれはいつものこと?
で、結論。
一部の超高級ホテル以外、メンバーになっていない高級系ホテルに泊まるのは久しぶりでしたが、やはり僕はメンバーシップに囲われている人間(笑)、ちょっとだけでもメンバーの心をくすぐってくれる(笑)お馴染みのチェーンのホテルのほうが良いですし、好きです。
なので、14300円で500マイルもらえてデラックスのベイビューの部屋でも、更に仕事がこの近くだったとしても、多分ここを選ぶことは、次はないと思います。