パリ・ビギナーズ・ノート (26) 「トリアノンパレス・ヴェルサイユ」に到着

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パリでの宿泊先「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」からタクシーに乗ること約35分、値段にして35ユーロという、意外な近さと安さでヴェルサイユの「トリアノンパレス・ヴェルサイユ」に到着です。
個人旅行者のパリからヴェルサイユへの行き方ですが、たいていのガイドブックにはメトロからRER(高速郊外鉄道)への乗換えが数通り載っていますが、大きなトランクがあったりすると、この乗り換えは以外に大変です。
ヴェルサイユの駅(数駅あります)に着いても、宮殿あるいはホテルまで、また歩くか別の交通機関を使わなくてはなりません。
タクシーが馬鹿高いものなら別ですが、大人の旅行者、2人以上の旅行なら、僕は絶対タクシーだと思いました。
体力の温存も、旅行には必要です・・「何でも体験」は、若く時間のある旅行者に任しておきましょう(笑)。
何とも優美な青い門が見えてくると、この有名なシャトー・ホテルに到着です。
もうお隣はヴェルサイユ宮殿の庭というとんでもない立地のこのホテル、建築家のルネ・セルジャンによって1910年に建てられ、何とあの歴史の教科書で習ったヴェルサイユ条約が締結された場所でもあります。
この歴史的な本館の他に別館(パヴィリオン)もありますが、ホテルとしての規模はそう大きくなく、大規模な園遊会でも開かれなければ、ホテル内はどこも極めて静か、人通りも少ないです。
タクシーの音に、すぐに出てくるベル・・・レセプションまで案内されます。
館内はこんな風。

日本の「レオパレス」がこのホテルを所有していた頃、ウェスティン・ホテルだった頃と比べて、かなりなリニューアルがなされていて、今はウォルドルフ・アストリア・ホテルズのチェーン、すっかり「外はクラシック、でも中は最新式」のホテルに生まれ変わっています。
高~い天井、豪華なシャンデリア、最新式の照明、オリジナルのデザインを意識したデザイン・ディテール、あちこちに生けてある蘭などの生花・・・広くはないパブリック・スペースですが、ただただ、エレガント&ゴージャスです。

どうでしょう、この感じ。

奥に向かって、まず両サイドにレセプションとコンシェルジュ、それぞれのデスク。
ラウンジが廊下奥まで続き、左側にはゴードン・ラムゼイのレストラン「Gordon Ramsey au Trianon」、バー「Gallery Bar」、その奥にもう一つ、もう少しカジュアルに振ったレストラン「La Veranda」などが並びます。
あ、そうそう、ここのスパはゲラン「Guerlain Spa」です。
右側は庭園、その向こうには別館があります。

階段だってこんなに優雅・・・部屋に入る前からもうドキドキワクワクです(笑)。
一体どんな部屋に通されるのでしょうか?

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