パリ・ビギナーズ・ノート (36) ヴェルサイユの庭園をプチトランで・・・

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見学者で溢れかえる前に「ヴェルサイユ宮殿」を出て、昨日に続いて庭園を散歩します。
「宮殿」の中から見た時には天気はそれなりだったのですが、また変わってしまったようです・・・今度は「超どんより」に・・・(泣)。
本当にこの旅行中は、この変わりやすい天気に泣かされました。
復活祭前後にパリにお出かけの方は、この点だけは毎年のようですから、十分ご注意くださいね。
雨も混じり始める中、大運河のほうまで降りてみます。
上の写真は「宮殿」を見上げたところ・・・下の写真は「アポロンの泉」越しに大運河の先を見たものです。
「宮殿」近くまで戻ると、この天気のせいでしょうか、電気カートにも・・・

「プチトラン」というヴェルサイユ内の観光用のミニ・バス(6ユーロします)にも、ほとんどお客さんがいません。

これは昨日の晴れた時の「プチトラン」の写真、こんな天気だったら、この広大な庭園の周遊もさぞ楽しめたでしょう(涙)。

でもせっかく来たのだからと、6ユーロ払います(笑)。
客は僕だけです。

止まるのはこの「プチ・トリアンノン」(マリー・アントワネットの離宮)、「グラン・トリアノン」、「大運河」の3箇所で、僕は天気の関係もあってずっと乗っているだけ、1周で大体40分以上はかかります。
この時期、「プチ・トリアノン」は正午のオープン。
ここは元々ルイ15世の愛妾「ポンパドゥール夫人」の発案で作られた館、それがルイ16世によってマリ-・アントワネットに贈られた、彼女の派手好きというイメージとはうらはらの、田園趣味溢れた「ほっとする」離宮なんだそうです。
正午までもう少し時間をつぶしてここを見るのか・・・・前述のように、雨も時折落ちてくる天気のことと今後の予定を考えてここはパスするのか・・・結局僕は後者を選択しました。
「プチトラン」から見る周囲・・・モンブランで日本でも有名な「アンジェリーナ」も店を出していました。

時折ジョギングをしたりする人にも会いますが、相変わらず「プチトラン」は僕一人です。
窓越しの写真ですが、騎馬警官が格好良かったです。
一周の終わり頃に、僕が泊まっている「トリアノンパレス・ヴェルサイユ」が見えてきました。
「プチトラン」には最後まで一人で乗車(笑)、後はまたホテルまでぶらぶらと庭園内をショートカットしながら帰ります。
荷物をまとめて、正午過ぎに「ラ・ヴェランダ」にランチに向かいましたが、またも店内はがら~~んと・・・。
ここの料理も隣の「ゴードン・ラムゼイ・オ・トリアノン」と同じ調理場・シェフの料理、期待をして出かけたのですが、あまりに人が・・・なので、急に思い直してここでのランチは中止。
パリに戻ってからどこかで食べることに変更です。
じゃ、スパか?
う~~ん、それも時間が足りなそうです。
そこで1時に予約してあったタクシーを早めに来てもらうことに・・・チェックアウトはスムーズ、ベルもとてもアテンティブでした。
これでこのホテル、僕の宿泊料金は207ユーロ、日本円にして26000円弱・・・「お得」でしたぁ(笑)。
「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」ほどではありませんが、ここも実に満足できるステイになりました。
ここまでは、僕のパリ旅行、本当に上出来の状態です(笑)。
パリまでのタクシー、実はこれがフランスで出会った最高の運転手で、英語は上手、周りの簡単な観光案内はしてくれるは、フランスやパリ、ヴェルサイユに付いての話は尽きないは・・・で、最高に楽しい40分のドライブで、僕の最後の宿泊先、凱旋門近くの「ヒルトン・アルク・ド・トリオンフ」に着くことが出来ました。
(値段は37ユーロでした)
ここにもう2泊して、僕は日本に帰るのです。
僕の今回の旅行はもう後半戦、頑張らなくちゃ、です(笑)。
で、実は僕はホテルで荷物を降ろし、レセプションでレジストレーションしただけで、またヴェルサイユからのタクシーに乗り、彼のお勧めというレストランまで行ってもらったのです。
ヴェルサイユからの車中、運転手と彼の好きな食べ物の話をしていて、彼の好物はムール貝だと・・・う~~ん、ムール貝ね・・・フランスというよりベルギーだよね、あれ・・・でも今日のランチはムール貝でも良いかな・・・そこで、彼にパリでお勧めレストランがあるかを聞いてみます。
「知っているところがあるよ。美味しいよ」ということで、そこに連れて行ってもらいます。
でも、そこは・・・。

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