チェンマイ空港からの無料送迎はスムーズ、ホテル到着時には10人以上のスタッフが勢ぞろいでワイをしながら、僕を出迎えてくれました。
ロケーションはチェンマイ観光の中心「ナイトバザール」から歩くこと5分くらいのメーピン川沿いの便利な場所、そこにこの「ザ・チェディ」は気品と威厳を持って建っています。
直線を多用したスタイリッシュなモダン・アジアン・デザイン。
そこに沢山の木を使うことで温かみを加え、もちろんタイ情緒もそこかしこにちりばめられて、これは中々に見事なホテル・デザインです。
オープンエアのロビーの向こうに見えるレストランは、コロニアル調。
ま、それもそのはず、実はこの建物は元英国領事館の建物をリストアしたものなんです。
う~~ん、絵になりますね、このロビー。
右を向いても左を向いても、一部の隙もない空間です。
外はここ数年で一番暑い(41度くらい!)といわれた時期、でもここは高い天井と適度に抜ける川風のおかげで、エアコンは効いていないのに、外の猛暑を全然感じさせません。
もう一度見てみましょう。
もしかすると、このホテルは、この元英国領事館の建物があったことから、すべてが始まったのかもしれませんね。
そのくらい美しいコロニアル建築です。
でも、僕はこれらを見ている暇はありません。
車を降りるや、沢山のスタッフに囲まれ、荷物は持たれ、ラウンジ・チェックインなので、4階建ての2階にある「クラブラウンジ」に直行なのです。
そっけないくらいシンプルな入り口です。
ホテル内にある灰皿は高級ホテルのお約束、ホテル・ロゴの型押しがしてあります。
これが24時間いつでもこの状態になっているよう気を配っているのが、高級ホテルの証の一つなのです。
誰かがタバコを捨てたら、すかさず・・・。
冷房のしっかり効いたラウンジでチェックインです。
ここも実にスタイリッシュな作りです。
元「ザ・スコータイ」にいたというマネージャー直々のチェックイン、片言なら日本語もOKだそうです。
改めて見回すと、全体に他のGHMグループのホテルに似ています。
マイアミの「ザ・セタイ」(The Setai)、ランカウイの「ザ・ダタイ」(The Datai)、ホイアンの「ザ・ナムハイ」(The Nam Hai)、ヤンゴンの「ザ・ストランド」(The Strand)、そしてウブドやプーケットの「ザ・チェディ」・・・オマーンのマスカットの「ザ・チェディ」だけはさすがにアラブ・テイストがやや強いですが・・・。
席はアウトドアにも・・・でも、とにかくすごい日差しと暑さなので・・・。
ラウンジには僕とスタッフの他は誰もいません。
とても静かな、隔絶されたスペース・・・低くラウンジーな音楽が流れていて、実に「大人~~」な雰囲気を漂わせています。
ラウンジでは通常のホテルのクラブ・ラウンジ(あるいはエグゼクティブ・ラウンジ)で提供されるサービスとほぼ同等のサービスが提供されます。
ラウンジのオープンは朝の7時から、夜は何と23時まで。
朝食は7時から11時まで(レストランの方でも取れます)、夕方のカクテルタイムは18時から20時までです。
僕が宿泊した「クラブ・ルーム」には、このラウンジへのアクセスの他、後でまた書きますが、部屋の冷蔵庫内のものがすべて無料とか7着までのランドリーが無料(プレスではありません、ランドリーがです)とか、沢山のプリヴィレッジが付いています。
さぁ、そろそろ僕の部屋に案内してもらいましょう。
一体どんな部屋なのでしょう。