僕が九龍の「K11」という高層ビルに入っている「ハイアットリージェンシー香港・尖沙咀」に着いたのは午後11時ちょっと前。
明日にはチェックアウトして、その深夜にはまた日本に帰ってきてしまう「弾丸」旅行(笑)、ホテルでの滞在時間もそう長くはないので、どこに出るにも便利で値段の高くないところ・・・そんな理由で今回はこのホテルを選びました。
ひょんなことで、去年オープンしてまもないこのホテルのスイートに泊まって、そのロケーションの良さを知っていたので、HK$1550(+サービス料10%)、何と日本円にして2万円で、このホテル価格の高い香港の中心地で出来立てのホテルに泊まれてしまう・・・という魅力には抗えませんでした(笑)。
それにハイアットは、またプロモーション(「The Big Welcome Back」)をやってますしね(笑)。
チェックインはスムーズ、前回の時のような混乱はありません。
実に落ち着いた、ゲストとも会話が弾むような、フレンドリーな応対振りでした。
最初から何か良い感じです(笑)。
そういえば地下のタクシー降り場のベルの人も親切だったしなぁ・・・開業後半年近くたつので、サービス全体がこなれてきたのでしょうか・・・これはこのホテル、快適かも、です。
モダンなエレベーター・ホールから部屋へ。
このホテルは頼まないとベルのアテンドはありません。
アサインされた部屋は20階、このホテルでは高層階のほうになります。
あ、お隣はこの建物の両端にあるスイート・・・あれっ、ということは・・・以前泊まった時のこのホテルのフロアプランを思い出してみます。
確かスイートの隣の部屋は・・・。
ドアを開けると、やっぱり(笑)・・・ここは、ウェブには載っていませんが、ホテルの人が「corner room」と呼ぶ、湾曲している窓の面積の広い1フロアに4室しかない部屋でした。
(参照:一番下のフロアプランの写真)
しかもここ、そのうちでも2室しかないハーバービューのほうのコーナー・ルーム。
つまり僕は一番普通の「デラックス」というカテゴリーの予約だったのに、「デラックス・ハーバービュー」にアップグレードしてもらえ、更に正式なカテゴリーではないけれどちょっと広めの「コーナールーム」にまでしてもらったというわけです。
やった~!(笑)
でもどうしてハイアットはいつも僕を良くしてくれるのでしょう?(笑)
普通の平会員なのに・・・。
夜遅いチェックインだったからでしょうか?
僕が前回スイートに泊まっていたからでしょうか?
それとも僕がレセプションのおネーさんに気に入られたからでしょうか(大笑)?
広さは30平米台の中間くらい?
ハイアットらしくモダンでクールに作ってありますが、部屋各所の質感はそう高くはありません。
この辺もすっきりしすぎて、何か寂しいですよね。
机の上に薔薇の花でも一輪、アーモアの上に何か彩りの良いフルーツの一つか二つ・・・(笑)
ま、そこまではハイアット平会員には無理なのでしょう。
アップグレードしてもらっただけでも大感謝です。
それに、午後2時までのレイトチェックアウトにもOKしてもらえてますし・・・。
(ダイアモンドの人なら4時まででしょうか?)
ベッドはなかなかのベッド、照明のスイッチはハイアットらしくデザイン優先で、慣れるまで大変です(笑)。
バスルームは狭い面積を何とか広く見せる努力がすごいです。
鏡とガラスの部分が多いので、ハウス・キーピングの人は大変でしょう。
水の出方にご注目、風呂のほうもこうです。
バスタブは日本人には標準的かな?
ここの特徴はシャワーが全部で3本付いていること(1本はレイン・シャワー)、これは僕の知る限りシャワーの数としては一番多いホテルです。
スイートのほうでもそうでしたが、トイレもシースルーなっています。
バス・アメニティーは前回の「JUNE JACOBS」と違って、いつものハイアットのでした。
窓のカーテンを開けると、確かにハーバービュー・・・曇り空ながらちゃんと対岸の香港島の明かりが見えます。
でもいくつものビルに遮ぎられて、ハーバービューとしてはペニンシュラとかインターコンチネンタル、あるいはシェラトンのように・・・というわけにはいきません(笑)。
時間はまだ11時半、MTRは動いているし、ちょっと遊びに出てみるか・・・ということで、深夜の香港へ、いざ突撃!です(笑)