夏といえば、やはり「祭り」(笑)。
そして、東京で最大級の祭りといえば、この「麻布十番祭り」辺りになるでしょうか?
(写真の横断幕を見ると、「麻布十番祭り」、どうやら正式名称は「麻布十番納涼まつり」と言うようです)
見てください、この人出。
もう隣に歩く人の肌とくっついちゃうくらいの密着度でしたよ(笑)。
我が家もほとんど毎年「なんとなく」出かけますが、今年が今までで一番混んでいたような気がします。
大使館が近くにいくつもあるし、他の「祭り」とは違うインターナショナルな雰囲気があるかも?
もしかすると芸能人にも会えるかも(笑)?
ま、そういうことも現実に少しはあるのかもしれませんが、実のところは主に若い人達が集う、「食」を中心とした屋台村と化しています。
屋台も、「屋台って、こんなにも種類があるの?」というほど多種多様な屋台が出ています。
(特に六本木ヒルズ方面)
通常の屋台っぽい屋台だけではなく、周辺の有名店も屋台を出してますし、全国各地からの名産品の屋台も・・・全体にかなり高級な、普段あまり見たことのない屋台が集結しています。
もちろんいろいろなアルコール類も・・・日本各地からというより世界各地から・・・。
屋台の売り子は若さに任せて本当に熱心、忙しさを楽しんじゃってる雰囲気の中、声を枯らして客を呼び込んでいます。
僕らが見た限りで一番行列が長かったのが、この「ラーメンバーガー」です。
(いつもパンとか「かりんとう」を買う、「モンタボー」の近くに出ていました)
自ら「B級グルメ」って名乗っちゃっているところが、すごいです(笑)。
茹でた麺を丸く固焼きにしてパンの代わりにして、パテの具材にはチャーシューやメンマをはさみ、しょうゆスープだれで味付けをしたバーガー(もどき)です。
ラーメンスープにかたくり粉でとろみをつけたタレなので、カリカリの麺とお馴染みの具材がマッチして、ラーメンのうまみが口の中に広がるという仕掛けになっています。
トッピングにネギとかナルトもあったはずです。
一つ500円と高値だったので、以前「喜多方」で食べたから良いや・・・とこれはパスしてしまいました。
ただメーカーが同じかどうかは分かりません。
あまりの人混みと暑さにめげて、僕らはこういう日は絶対空いていそうな名店へ。
「更科堀井」です。
そうだ、ちゃんと「創業寛政元年総本家更科堀井」って言わないとね(笑)。
利きすぎている(?)冷房が火照った体に最高。
古めかしいところがまだ残っている店内も、親切で気風の良い店員も、昔と同じです。
奥さんは夏らしく「しそ切りそば」。
「更級」の売りである、そばの実の芯の部分だけを使って打つ真っ白なそばに、旬の物を打ち込んだ変わりそば。
付け汁が辛めと甘めの2種類出てくるのも、この店の伝統でしょう。
僕は鴨せいろ。
そばは普通の江戸前の色の黒いそばの方で作ってもらいます。
相変わらず激混みの「祭り」を離れて・・・
「六本木ヒルズ」まで来ると、ちょうどアリーナで「六本木ヒルズ盆踊り」が始まったところでした。
「六本人音頭」が繰り返し流され、この時は歌手(?)の「六本木じろう」さんが超熱唱中でした(笑)。
この人、本職は「森ビル」の常務さんだそうです。
もう少し暗くなって輪が大きくなってから我が家も参加、単純な動作の繰り返しなのに以外に飽きずに、疲れるまで輪の中に入っていました(笑)。