「英雄広場」と「ヴァイダフニャド城」の見学を終え、地下鉄1号線で今度は逆方向に「オクトゴン」という駅まで乗ります。
この地下鉄1号線は、「英雄広場」から「エルジェーベト広場」までを結ぶ「ブダペストのシャンゼリゼ」ともいわれる「アントラーシ通り」の下を走っています。
緑豊かな大通りの両側には「ルイ・ヴィトン」「グッチ」などの高級ブランド店が軒を連ね、少し奥に入ると閑静な高級住宅街が広がる・・・そんな地域です。
1872年に当時の首相の「デューラ・アントラーシ」によって作られ、2002年には「アントラーシ通りと周辺の歴史地区」が世界遺産にも登録されています。
この通りをテクテクと「街歩き」。
すると、こんな立派な建物に出くわします。
「国立オペラ劇場」です。
外観はネオルネッサンス様式でしょうか、音楽大国ハンガリーが誇るヨーロッパ有数のオペラ劇場。
完成は1884年のことだそうです。
中を見るには、ガイドツアーに参加するか実際の公演を見るかですが、オペラは冬に多く上演されます。
ツアーはFt.2800と意外に高く、写真を撮るとまた別料金がいる(笑)・・・とのことで不参加。
見えるエントランスの部分だけから、華麗で重厚な世界を想像することにします。
歩いている人に観光客らしい人は少なめ、たいていは地元の(あるいは、のように見える)ちょっと身なりの良い人ばかりです。
ナタリー・コ-ルのコンサートもあったようですね。
ブダペストの名所で自由に乗り降りできる「ホップオン・バス」、これも利用価値が大きそうですが、僕のこの2日間の経験(笑)では、トラム・地下鉄・バスで全く不自由はありませんね、この街の観光は。
歩き疲れてホテルまで戻ってくると、もう部屋はターンダウンされていて、またも今度は夜のお菓子が置いてあります。
このホテルは一体どのくらい物をくれるのでしょう(笑)!
窓から見ると、丁度サンセットです。
僕がこの日の午前中までいた「ヒルトン・ブダペスト」のところに太陽が沈みかけています。