朝の8時に予約を取った、これもブダペスト観光のハイライトの一つ「国会議事堂」ツアー。
(ここは個人でもツアー形式のガイド付きでないと入れません)
(参考までに、この辺りの地図をもう一度・・・)
ドナウ川の向こう側に「マーチャーシュ教会」や「ヒルトン・ブダペスト」を見ながら、10時の予約時間に間に合うように「フォーシーズンズホテル・グレシャムパレス・ブダペスト」を出ます。
(前にも書いたように、歩いても10数分、トラムではほんの数分です)
「国会議事堂」ツアーの集合場所に着くと、この行列。
すごい列でしょ?
もう相当に強い日差しの中、何も妨ぎるものがない状態で、いつ入れるとも分からないで順番を待つのは拷問です。
ぜひ旅行会社主催のツアーに高めのお金を払うか、僕のように朝の8時に予約を取りましょうね(笑)。
言語別に出発するツアーは、1グループ、25~30人。
少し訛りのある女性ガイドが、内部についてそれはそれは詳しく説明してくれます。
いくつもの尖塔が空に聳えるネオゴシック様式の外観に反して、内部はいろいろな建築様式が混じった折衷スタイルの建物だそうです。
高さが100メートル弱にも及ぶドームの辺りはルネッサンス様式です。
どこを見回しても優雅で豪華な作りですね。
設計はハンガリー人のイムレ氏。
彼の設計の基本は「折衷主義建築」とのこと。
1885年に着工、17年の歳月をかけて1902年に完成したそうです。
ドームの下では、衛兵の交代儀式もあります。
天井を見ると・・・。
で、衛兵は何を守っているの?
この宝冠?
これは実は王冠で、かつては国立博物館にあったものが2000年以降は、ここで展示されているんだそうです。
まさにハンガリーの歴史を見てきたのでしょうね、この王冠。
でも衛兵はすぐにいなくなってしまい・・・何~~んだ、王冠を守ってるんじゃなくて、単なる儀式かぁ(笑)。
この辺から建築様式が少し変わってきて・・・
今でも国会が開かれる会議場に入ると・・・
ここはちょっとバロックが入っていますか?
それにしても美しい国会議事場ですね。
この女性がガイドさん。
ツアーの所要時間は40~50分です。
至る所に警備員がいて、警戒は結構厳重、時々雰囲気がぴりぴりしたものになる時もありますが、やはりこの691室もあるという巨大建築は、ブダペストに来たら見ておくしかないでしょう。