my summer vacation (50)  「グレシャム」でランチ

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ブダペストも今日が最後、明日の早朝にはチェコのプラハに向かいます。
なので、この日も朝から「国会議事堂」ツアーの予約取り、「フォーシーズンズホテル・グレシャムパレス・ブダペスト」での朝食やプール、実際の「国会議事堂」ツアーへの参加・・・と、ドナウ川沿いペスト側を良く動き回りました。
午後2時には、この名ホテルもチェックアウトして、ブダペストでもまた別のホテルに移るのです。
移る理由?
それは値段です(笑)。
今回の僕のヨーロッパ旅行は、フライトが特典券利用で燃油サーチャージと諸税のみの実質無料、ホテルはヒルトン系で固め、ヒルトンの特典宿泊用のポイントが改悪される直前にすべてHオナーズ・ポイントで無料予約(笑)・・・なので、今回の旅行代は食事や交通費などの滞在費と、この「フォーシーズンズホテル・グレシャム・パレス・ブダペスト」1泊分だけという、いかにも僕らしいケチケチ旅行なのであります(笑)。
僕のこのホテルも予約は「フォー・シーズンズ・ホテル」のウェブからで、「bed and breakfast」というレート・プラン。
部屋のカテゴリーが色々ある中で、事前の皆さんのお薦めでドナウ川が見える「Danube deluxe room」を505ユーロ++で。
ハンガリ-では「++」はVATが18%、ツーリスト・タックスが3%かかるので、合計611ユーロとなります。
最近は円に対してユーロが安いですから(611ユーロ=70500円くらい)、僕も取りあえず支払えますが(笑)、連泊は(僕には)きついです。
だから1泊だけなのです(笑)。
でも、僕が実際に通された部屋はどう見ても「Danube premier room」、ホテル予約のカテゴリーで言うとスイート以外では一番良い部屋です。
値段は300ユーロ以上違いますから(諸税込だと400ユーロ弱)、アップグレードといっても、これは大変なアップグレードだったのですね。
感謝しております<「フォーシーズンズホテル・グレシャムパレス・ブダペスト」様(笑)。
「フォーシーズンズホテル・グレシャム・パレス・ブダペスト」の朝食がまずまずの味と豪華さだったので、その時に話をしたホテルの「お偉いさん」とランチかディナーを食べると約束したこともあって、朝食と同じ「グレシャム」でのランチとなりました。
表の通りに面したこのレストラン、一面の窓で、王宮を含めブダ側のダナウ河畔が良く見えますが、特殊ガラスなので、道行く人からは中は良く見えません。
で、料理。
前菜はまたもフォアグラです(笑)。
前にも書いたように、ハンガリーはフォアグラ大国、そして僕の好物(笑)、ブダペストで食べた中級以上のレストランでは必ずこれを注文して、比べているのです。
「レスカカス」では焼いたものを、「カフェ・ニューヨーク」では冷たいものを、そしてここ「グレシャム」ではその両方を盛り付けた「フォアグラ・デュオ」で行ってみました。
さて、その結果は?

暖かいもの、冷たいのもの、共に完璧です、最高のフォアグラ料理です。
僕が過去に食べたフォアグラの中でも相当上位に入る出来だと思います。
製法は完全にフランス式、焼いたほうの火の入れ方、冷製のその歯にまとわりつくねっとり感、フルーツの甘みとの抜群の相性、わずかに添えられた葉物だって、すべてが完璧にこの皿の上で最高の役割を果たしています。
これは旨い、「もう少し下のクラス(?)のややワイルド味の残ったハンガリー風のフォアグラが良いな、ブダペストにいるんだから」・・・という人以外には、最高のお薦めです。
パリの2★レストラン以上にも負けていません。
そこへ行くとこのグヤーシュは・・・
上品過ぎちゃうかもしれません(笑)。
これなら「カフェ・ニューヨーク」の味の濃い土着の味を残したグヤーシュのほうが単純に美味しいと感じました。
これに美味しい自家製パンの盛り合わせでお腹は一杯、スタッフも充分に目が行き届く卒のないサービス、もう少しメニューに幅があれば、更に素晴らしいレストランになったかも・・・というブダペストを代表するレストランと確信しました。

ランチなのでカジュアルな服装も許してくれる雰囲気でしたよ。
ランチの後はチェックアウト、予定の午後2時を少し過ぎても、嫌な顔一つされませんでした(笑)。
本当に居心地の良いホテルでした。
個人的には「世界のホテル・ベスト100」に必ず入るはず、皆さんもぜひぜひこのホテルの素晴らしさをお試しくださいませ。

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